表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/7

木 木 木

今回少し短いです。キリがいいので切りますがご了承下さい。

 地面の硬さに目を覚ますとそこは森の中だった。

そう。見渡す限りの木々の中で仰向けに倒れているのだ。


「ここは...」


 森の中に寝ている。都会生まれ都会暮らしの私にはそれこそゲームの様な光景だ。しかし私の感覚はゲームでは無いと訴えていた。


 少し乾いた喉が。空気の香りが。そして視野の端にHPバーが見えない事が。

ここが現実であると知覚していた。


 上半身を起こして周りを見渡す。でも見渡す限り木 木 木。混乱した中でふと気づいた。


 私は今黒の軍服を着ている。第二次世界大戦当時のナチス・ドイツの様な黒の軍服に、それに合わせたスカート・靴を履いている。よく着慣れた服だ。

 視界の端に入る髪も綺麗な銀髪をしている。肩に葉が付いているが...


 もちろん分かっている。私は現実でもこんな格好をしている訳ではない。当たり前だ。こんな格好で大学に行ったらただのコスプレイヤーだ。髪もバイトのために染めていないから黒髪のはずだ。


 私は軍事オタクとかゲーマーとか言われる事がある。自覚はしたくないが否定は出来ない。漫画やアニメも見るし小説も読む。


 今自分に起きてることを考えればSFの様な出来事だがその答えに行き着く。



---「異世界...」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ