ゲートが出現する理由
そうして朝に起きて、リビングに行くと既にカストラと桐生が朝食の準備をしていた。
「おはようございます」
「おはよう」
「随分お疲れな顔をされてますけど、昨日は眠れなかったんですか?」
「いや、嫌な夢を見ただけだ」
「悪夢ですか?」
「まあそんな感じだ」
「そうですか、では今日は朝ごはんを食べたら協会に向かいましょう」
「分かった」
そうして顔を洗ってテーブルに座って味噌汁を飲むとカストラが口を開いた。
「あの?」
「どうした?」
「私も行って良いですか?」
「協会にか?」
「うん」
真意は分からない、だが自分からしたいことを言い出すのは尊重しようと思い連れて行くことにした。
そうして準備をして家を出た。
車の中では音楽を流していたがカストラは緊張していたのか、一言も話さなかった。
三十分くらいして、協会に着いた。
受付で桐生が話をして数階上の向かい様々な機材がある部屋に行きエーテルなどを調べた。
最初に此処に来て検査を受けた時と同じ物を受けた結果は直ぐに出た。
別室で待機していると姫野さんが来た。
「御影さん、お久しぶりです。では会長室までお願いします」
「分かりました」
三人で椅子から立つ。
「カストラさんは此処で私とお話しましょう」
「え?」
「大丈夫です、事情は聞いてますから。これからどうしようかとかそんな話をするだけです」
「分かりました」
そうして、最上階の部屋まで行き中に入る。
そこには会長と鷹森さんがいた。
「御影さん、お久しぶりですね」
「ええ、俺の身に起こったことは全部知ってるってことでいいんですよね?」
「はい、大変なことがあり話すにはあまりにも長くなることも」
「そうですか」
「はい、それから検査の結果ですが…」
この結果は予想がついていた。
「モンスターになりつつあると?」
「ええ、モンスターと人間のエーテルが混在しています。恐らくそれを制御できる術を得たと思うのですが、それでもモンスターのエーテルの部分が多いのが事実です」
「そうですか」
「はい、それからカストラさんに関してですが。昨日既に知り合いの高校の校長に話を付けました」
「早いですね」
「はい、ですがきちんと試験を受けてその結果次第だと」
「分かりました、それで構いません」
「最後に一つ、今回来てもらったのはこれを見てもらうためです」
そう言い会長がそう言うと、鷹森さんが持っていたタブレットで画像を見せて来た。
そこには…
[我々セブンシンズは人間を殲滅することにする]
それにスクロールすると一つの画面に色んな人間が殺される映像が流れた。
「これは?」
「誰が誰を殺しているのはは分かりませんが実際にこの中で殺されされた人は、既に亡くなったと記録されてます。現在セブンシンズとはなんなのか世界中の協会始め、本部も動いています」
「そうですか」
そう言う会話をしていると、鷹森さんのタブレットから電話の着信音が鳴った。
「なんだ?」
「どうかしました?」
「いや、見たことない番号でテレビ電話が来てます」
「出てみなさい」
会長がそう言い鷹森さんがでる。
『そろそろ御影君も事情を知ってそこにいると思って電話したんだ』
「誰だお前」
鷹森さんが画面を見ながら言うと…
「見せなさい」
会長の方に画面を見せたので俺達もそちらに周った。
そこには。
「マモン」
『正解、そろそろボスが連絡しろってね』
「お前らの狙いはなんなんだ?」
『僕らの狙いは一つ、人間の数を減らすことだ』
「は?」
『モンスターが出てくるゲートの出現は何故起こるのか分かるかい?』
「そんなの今だに分かってないことだろ」
『いや、もう事実は出てる、それは人間の負の感情があるからゲートからモンスターが出てくるんだ。じゃあそれを止める為には…?』
「人間を絶滅させる」
『そう、だからさ僕らはこれからそう動くから』
そう言って、マモンは電話を切った。
「会長今の話は?」
「事実だ」




