表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86伝説エーペックス  作者: SAI
第2シリーズ 86伝説再び!!!!相馬編
90/163

第84話 3周目

6月30日制作完成。

8月1日公開。

古田「な……なんだと!?!?」

なぜZ4がこんなクリッパーに抜かれるッ...!!??こっちはレース用タイヤ付けてるんだぞーーッ!!??


実況席が大声を上げる。

NV100クリッパーの石井が……

Z4古田をオーバーテイクしましたァァァァァァァ!!!!!


こんなクリッパーが....どうしてそれだけのボトムで前に出られるんだ......ッ!??

絶対にハイエースとは違うなにかがあるはず___!!!!

絶対見つけ出してやる____ッ!!!!!



緩やかな下りから突入した90度の右コーナー、軽のバンとは思えない鋭い切り返しで、Z4をアウトから抜きにかかったのだ!


観客たちも息を飲む。

視聴者1「ありえない……軽が……Z4を……!?」

視聴者2「いや、あの石井って男……ただものじゃねぇぞ……!」

視聴者3「石井ィィィ!!!!それでリタイヤしたらただじゃおかねェからなァァァァ!!!!!」


古田はステアリングを固く握りしめながら、目を見開く。

古田「なっ……!NV100がここで刺してくる……だと……!?」

石井「……っし。これが俺の走りだよ。Zの看板、軽でひっくり返してやる……!」


そして石井がそのまま前に出る!

Z4古田、まさかの後退!14位に沈む! 

石井が13位へ突入!!!!


——その直後、もう一つのバトルが始まっていた。


GRカローラの岡田大成が、前を行くエボ9MR黒川海斗に照準を合わせる。


岡田「ここからが勝負だ!エボ、前に出させねぇ!」

黒川「クッ……今のタイミングじゃ……ラインが詰まる!!」


第4コーナー、下りのS字を抜ける最中——

カローラがインに飛び込む!

だが……ブレーキがわずかに遅れた!!


岡田「......ッ!クソがーー!!!」

黒川「こっちのターンだぜ岡田……ッ!エボの底力見せてやんよッ......!!!」


黒いエボ9MRが鋭くカウンターを当て、岡田の鼻先を制するようにドアを閉めていく!

……オーバーテイク、失敗!!


岡田は無理に突っ込まず、冷静にラインを戻す。

だが、すでに順位は変わっていない。


実況「黒川がオーバーテイクを許さないッ!鉄壁のドアクローズ!!そして……石井が13位浮上!!!」


観客たちは拍手喝采!!

NV100 vs Z4、そしてエボ9 vs カローラ——予想外の白熱展開に会場が揺れていた。


ベルギー「......すごい......!!信じられません!......風が変わったように私は感じました__!」

こちらのグループも3週目突入!!!!!!


濱さんのタイヤがパンクしてしまった!????

濱さんリタイヤァァァ!!!!!!!!!


濱「まじか......!!!」

ーーこんなところで何バーストするんだよォォ......!!!

さっきまで物凄いやつらと争ってたってのにそれが嘘だったかのようじゃねぇかよ.......!!!!

こうなってしまったのも仕方ないが、

これも運命だろうなーーー。

「自分という名の人生に負けたな。」


まさかの初参戦にして紅い戦闘機と好戦していた建設会社の男がここで離脱したァァァァ!!!


代わりに黒川海斗が復帰し現在早くも中団グループに迫り、GRカローラ岡田大成と輝く栄光のチャンピオンイエロー伊藤翔太に迫っています___!


3周目突入時点の順位

1MRTAKA ブガッティ・シロン

2 吉田 NSX NA1 絶対王者奪還なるか...?

3 相川律 R35 割と安定

4 ユナ TOYOTA86(白色) 様子が少し変

5 腹切カナタ TOYOTA86 (紅い戦闘機)

6 陽太 ロードスター 追い上げしてきた

7 伊藤翔太  スイスポ

8 岡田大成  GRカローラ

9 黒川海斗  エボ9MR なぜか復活!!!!!

10柳津    BMW M4

11内藤セリナ R8 前半の勢いはどこへ...?

12クリスタ  488GTS

13石井 NV100クリッパー 意外な順位!

14古田 BMW Z4 2.0s drive

15東條ヒカル 80スープラ

16濱さん GR86 RC型 一気に落ちた

17ゾフィア シボレーC8


MRTAKA「坂田五郎丸」「よっしゃーオレはこのまま1億円手に入れて

ぜんぶ原神のアルハイゼンのガチャにつかってやるぜーー。」

「絶対王者なんてカスだろ~?がははは。」

「NSX?なら...こっちは魔王だぁぁぁ!!うおおおおお!!!」


M4使いの柳津雄介がいつの間にか

10位に躍り出ていた。

サックスのような豪快な音楽が中団後半グループを焦らせていく。

内藤「クソッ!......意外と速いわね__!!」

柳津「......当然だ。こんなところでやられるわけにはいかねぇな__。」


ギャァァァァァァンッ!!!!!

ギュルギュルギュルギュルゥゥゥーーー!!!!!


その時、大きなモニターを見ていた3人の実況者。

そのなかでもいち早くベルギーは気づく。内藤が柳津のM4にフルスロットルで急接近しているのをモニターからその刹那を目撃。今にも接触寸前のバトルになりそうだ。


ベルギー「まさか......また...!??」

彼女が見たときにはすでに遅かった。

黄色いR8がノーブレーキングで距離を詰めてきましたァァァ!!!!!!!


柳津「またかよッ!!!ルーキーは毎回予想がつかねぇなァ......!」

ググゥゥゥゥー......ボゴォォン!!!!!


ギャンッッ!!!!!

パァァァァァッァン!!!!!!!


内藤「これがあたしのV10ッッ!!!!

吠えるこの灼熱のエンジンは熱いわよ.......!?

このわたしを__舐めないでよねェ___!???」


猛獣のV10エンジンがだんだんと熱くなる。内藤の明るく元気な表情は相変わらずだがその裏には闘争心を撒き散らしていた。


ギュアアアアアアアア!!!!

ボボボボー......ッ!!


柳津「......お前のV10…悪くはない。

だがな、完熟スライスのような立ち上がり加速のドイツの暴力はどうだろうか?」

内藤「......舐めないでよねェェ!!!」


獣が怒鳴り散らかすような自然吸気サウンド!!!!!!

スーパーカー特有の叫びが松川浦と太平洋の表面を熱く塗りつぶしていきます!!!!


スーパーカー2台の怒りのダウンシフトが中速コーナーでまさかの勃発ゥ!!!!!

この勝負どうなる___!??!


さいです!!!

86伝説第84話いかがでしたか?

本日からPE3魔法少女ペイジンも同時に平行作品としてスタート!!!!!

さらに作者も二人になってパワーアップ!!!!


まず1カ月休んでた理由ですがモチベーションの安定さとストックによる余裕ですね。

そこが欠けていたので改めてストックを作り直しました。

さらに今後は毎日1話投稿させていきます。

今回は第3クール初回で86話まで公開しますが、2日以降は一話ずつ更新させていただきます。

さらに大長編も制作予定ですのでおたのしみに。

pixivで公開と書いてありますがなろうでも別の形で公開できれば幸いです。

あとカクヨムでも連載を開始しました。一気見に最適です。

さて、作者も2人増えた86伝説......。

さらに平行に始まる山吹花のアドバンテイル後継作キングスとPE-3魔法少女ペイジンも

よろしくおねがいします!!!!!

※魔法少女ペイジンはさらに1話短いから見やすい!!!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ