第80話 GR86VSTOYOTA86GT
濱さんと腹切カナタが並ぶゥゥーーーーー!!!!!!!!!
凄まじい加速力と高速ベッド続きのコースで進撃がはじまっているぞ!!!!!
このまま大橋前のトンネルに突っ込むとアウト側にいるものが膨らんでトンネルの壁に衝突してしまいます___!!!!!
キィィィィィィィィッッ!!
グォン!ギュググググッッ!!!
ギャァァァァァァァァァァンーッ!!!!
ズオオオオオオッッ!!!!
グギュギュギュギュギュッッ!!!!
ドガンッ!!!バシュッッ!!!
中団争いィィィ----!!!!!
さぁ...2台がトンネル突入ーーーーー!!!
…世紀末の86対86の決着はどうなるのかァァァ------!????
空気がゆがんでいく。
地響きのような風圧がトンネル内を唸らせていくーー。
ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
ゥゥゥゥゥッ!!!
濱「俺はな__昼は土を掘って夜は86のセッティングをずっと掘り下げてるんだ......!!
地に足着いた走り...見せてやるよ!!!」
カナタ「インは任せたよ...濱さん。
だけど...俺のラインの方が速いって証明してやる__!」
トンネル終盤!
どちらも引き下がらないまま並走中___!!!!
両者シフトダウンもないままノーブレーキで高速ベッドを抜けきっていく___!!!
ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!
ズッバァァァァァァァァァァァン!!!!!
紅い戦闘機とホワイトパールのGR86がトンネル出口に向かっていく......。
その時だった。圧倒的にアウト側から紅い戦闘機が横に傾かせながら白いホワイトパールを抑え込む......。目の前をーー視界の斜め上をまるで風をまとった獣のようにすり抜けていく。
ズザァァァァァァァッ!!!!!
ギュルルルルルルルル!!!!
腹切カナタの紅い戦闘機である86が...アウトから滑りだすように体制を崩しながら跳ねるように滑り込んだァァァァァーーーー!!!!!!!
濱「おいおいおいおいおい......」
「......お前......!ドリフトか!?
…今のは跳ねるというより斜めに向かって飛んできた!??」
「曲げるんじゃなくて車を自由自在に飛ばしたのか__!?車体を......!?」
ーーまさに挙動ではなく意思そのもの。
カナタの86は、ドライバーの「走る」という欲望の概念を超えようとしていた......。
ただ、それだけで滑りきるようにーー。
なんて速さーー!
これはとんでもないサプライズのようだな......。俺にできるのはここまでだーー。
未来を頼んだぞ......。腹切カナタよーー。
にしても...本当にすごいやつだな......。
だってーーお前ーー!?
濱「どこ走ってるんだ!??
そこ...歩道の縁石だろッッ!!!?!?」
ズギャアアアアン!!!!
出たアアアアア!!!!!
紅い戦闘機がホワイトパールの
GR86をオーバーテイクしました!!!!
ーーーレースは大きく変動して3週目突入ーー!!!
先頭は引き続きエムアールタカによる
ブガッティシロン!!!
逃げ切り絶対王者の称号剥奪できるのかァァァァァーーー!????!
絶対王者よーー!
再び1位を取り返すことができるのかーー!??
そして、紅い戦闘機前方に白いZN6
接近!!!!
今度こそ本当に86対86が始まろうとしているゥゥーーーー!!!
中団では、先ほどの腹切カナタのバトルの裏で伊藤翔太をロードスターの西内陽太がオーバーテイク!!!
さらには岡田大成が黒川海斗、内藤をオーバーテイクしてーーー!
…BMW M4の柳津雄介が順位を上げてきましたァァァァァ!!!!!
そして6位を走行していたはずの濱さんが急激なスローダウンーー!!
リタイヤの匂いがしてきましたね......。
1 MRTAKA ブガッティ・シロン
2 吉田 NSX NA1 絶対王者奪還なるか...?
3 相川律 R35 割と安定
4 ユナ TOYOTA86(白色) 様子が少し変
5 腹切カナタ TOYOTA86 (紅い戦闘機)
6 陽太 ロードスター 追い上げしてきた
7 伊藤翔太 スイスポ
8 岡田大成 GRカローラ
9 黒川海斗 エボ9MR
10柳津 BMW M4
11内藤セリナ R8 前半の勢いどこへ...?
12クリスタ 488GTS
13石井 NV100クリッパー 意外な順位!
14古田 BMW Z4 2.0s drive
15東條ヒカル 80スープラ
16濱さん GR86 RC型 一気に落ちた
17ゾフィア シボレーC8
86伝説第81話




