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86伝説エーペックス  作者: SAI
第2シリーズ 86伝説再び!!!!相馬編
76/164

第73話 先頭争いの差

ミニ湾岸の松川浦大橋を先頭グループが今通過していく!!!!!!!


ブガッティシロンが絶対王者に接近中!!!!

1500馬力の野獣が...絶対王者を狩ろうとしているぞおお!

MRTAKAがトップに躍り出ようとしているぞ!!!!


MRTAKA「もう、、、、タカとは言わせないぜ......俺の本気はこれからだ....。見てろよ北斗。これが俺の相棒との共同戦線だ。」

「どこまで持ち堪えられるかな?

...NSXーーー!」


吉田「おっと〜...まずいね〜......。後ろからやばいの来てるよ......」


松川浦大橋の高速ベッド区間突入ーーー!!

来たアアアアアアア!!!

ブガッティシロンの本名、正体不明の謎の存在がNSX吉田と並んだああああああ!!!!


吉田「... おっ.......」

MRTAKA「悪りぃな。ここはお先にーー」


グワアアアアアアアアアンーー!!!!

ヴォアアアアアアアアーー!!!


ガンッ!!!ドガンッ!!!!

ギャギャギャギャギャーーーーッッ......


両者が車体と車体をそれぞれの魂でぶつかり合う。1位を守りたい気持ちとささやかにでも1位を手に入れたい気持ちが熱く、強くなってくるーーー。


MRTAKAのハンドルがかすり傷のような損傷でギャギャギャとタイヤを聞かせながらハンドルを切るが思うように曲がりきらない。それでも、絶対王者の黒いNSXに並びかけていくーーーー。


そして、ついにーー


とうとうMRTAKAのブガッティシロンが抜き去ったアアアア!!!!!

絶対王者、陥落ゥーーーーー!!!!!

わずかなスキも捉えてMRTAKAが大橋のカタパルトによる振動を利用して重量配分を変えることで見事にオーバーテイクを仕掛けました!!!


ベルギー「... 流石、としか言いようがありませんね。まさか......こんなところで仕掛けるとはーー。」

「この大橋の区間で海に落ちたらもう助からないと思ってもいいくらいです......。

「しかし、カタパルトの道路の大橋との段差により、スキが生まれるんです。あえてそこを......」


ミルキー「...見逃さなかったんでしょ〜ね〜」


……MRTAKA!本気を出せばこの通り!!!!これが1500馬力の野獣ですよ!世界の皆さん!!!!!NSX吉田がやられたアアアアアアアアア!!!!

さて...このままゴールしてしまえばNSX吉田が完全敗北かーーーー!?????


その実況の直後、吉田に沈黙の怒りが心に襲い掛かったーー。

本当にこれでいいのか......。

そう罪悪感が募るばかりだーー。

次回第74話 中速バンクの仕掛け手

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