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86伝説エーペックス[POWER!!!]  作者: SAI
第2シリーズ 86伝説再び!!!!相馬編
73/341

第67話 実況席に迫る誘惑

実況ブースには運営の若林、ゲスト解説者のベルギーがすでに待機していたーー。

ブース内は静寂に包まれていた。まもなく始まる腹切カナタの伝説の続き、伊藤翔太のクラス優勝連覇達成、NSX吉田にブガッティ・シロンのMRTAKAの正体についてなど様々な問題を抱える中、オープニングゲームを控えている会場。


オープニングゲームで誰かがハズレを引いた時点でゲーム開始。

5周周回型の80キロの16名によるレースが幕を開ける。

緊張と心臓の鼓動が高鳴っていくーー。


しかし、その瞬間。

ひやりと甘くぬるい空気が。

部屋の温度が三段階ほど下がるような感覚が、二人の背中を撫でた。


ふわぁ......


空気がぷるんと震えていく。

音もなくドアがいつの間にか開いていた。


白く薄いミルク色のドレスに透けるような薄肌色の長髪と赤い瞳。

彼女はほんのりと赤く頬を赤らめた。

まるで18歳くらいで胸がF〜Gカップぐらいの容姿の少女がそこにいた。


「おはよございます~実況席はこっちでいいんだよね~?」


「ひっ......!?」

空気がもう空気になってない.......!!!

空気を吸ってないなにかを吸っている!?

凍ってる!?


ベルギーが少し目を細めて言う。

あたりの空気がそのなにかに包まれていく。


ベルギー「あー...あなたでしたかー.....ミルキークイーン。」

ーーーいろんな意味で彼女はまずい......。

けど......今回はオーラそんな漂ってない......?


ミルキークイーン「うふふ......ベルギーちゃん、元気そう~

…今日のレース楽しみにしてたんだ~。

だから......見に来ちゃったんだ~☆」


ミルキークイーン 

本名 雪白まふゆ

推定年齢 ... あ、データが壊れた......。


若林「なんだ....この空気は!?冷たく感じるのに妙に落ち着く!?

むしろ......動けない......!?!?」

ミルキークイーンが近づくたび、床にミルク色の霧がうっすらと広がっていく。


ミルキークイーン「ほら〜。

そろそろレース始まるよ〜?」


さぁ!お待たせしましたアアアアア!!!!

ついにオープニングゲーム開幕です!!!!!


次回第68話、第69話 オープニングゲーム2

金曜か土曜に公開

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