第59話 未来
このままじゃ駄目だ......。柳津や相川だって強くなっていく__。
それに、伊藤のスイスポのターボ音も近づいている気がしたんだ......。
その結果でも......すでに反映されている______。
今回2位になれたんだ......。
でも、これが最終戦だったんだ......。終わりなんだ。
なんでだろうな??これで終わりなの__?終わりにしたくないな___。
とても悲しい......。誰か______......。
その時だった。どこからともなく冷たい風が舞い降りてきた___。
ひとひらの雪がきらめくようにおとを連れてくる。
5月だが、季節外れの雪だ......。
「まかせて......」
「君が望むなら......私がもっと、君を遠くへ連れて行くよ__。」
その声は、氷のように凛としながらも、あたたかかった。
彼を見届けるかのように包むように寄り添う__。
「まって!君は......?」
カナタがそう言うと声の主がこう言った。
ちとせ「わたしは...ちとせ。いつか、君の前に現れるものだよ_。」
カナタ「ちとせ_...」
ちとせ「ラストになんてさせない。
だって、君の物語はまだはじまったばかりでしょ?」
その瞬間__
カナタの瞳に蒼白い一筋の閃光が走る。
これからの未来のステージ。
広大な海や港に雪山に人気の峠...しかも福島だけじゃない___!
さらなるライバルが居る______!!!
まだ見ぬライバル達だ......。
このステージは?相馬の松川浦か?それに田村や三春にいわきに__...それだけじゃないな!福島だけじゃない!バルセロナやこれは...東京?那須まであるじゃん!あとこれは渋川市の5連ヘアピンで有名な.....!あ...有名なサーキットもある......。さらに見えるのがフランス???
ライバルはどうなんだ?
ケモミミですっごくかわいいけど...すごく腕組みしてて生意気そう......。
......これ__!?先生......!??音楽得意の先生!??
あと、黒川と揉めてる......なんだろう?
......これはここから面白くなりそうだな____。
___!だから...まだ終わらせられないんだッ.........!!




