第26話 追憶
黒川「くたばれエェェェ!紅いルーキー!表彰台はもらったァ!」
ゴオオォォォォオ!
__ドパパアァァァァン!!!
カナタ さすがはランエボ__!
コーナーの立ち上がりからのストレートがうまい......!!
吉田さんほどではないけど......まずいな... 圧倒的、パワー差で86がやられるぞ.......!!!
ドギャアアアアアアンッッ!!
抜いたアアァァァァ!!
腹切カナタ!4位に降格したアァァ!
クラッシュからすぐ復帰するも大ピーンチイイイイィィ!!!
ーーーそれだけじゃないぞ!!
そこからギュンギュンとM4が並んできたああああ!!
5台テールトゥノオォォォズッ!!!!
ギュウウウウウウウゥゥン!!!
カナタ「やっぱりM4速すぎる___!だめだ.....追いつけない!」
アアアアアアアアアアアアア!
まただアアアアアアア!!
まだ追撃は終わっていなかったァァァァ!!!
腹切カナタM4の攻撃を許してしまったアァァァ!!
柳津「たしかにすごいよ君は__。だけど、パワーは圧倒的にM4だ__。惜しかったな。もうお前にこいつは追いつけない__。」
カナタ「クソォ_!!!」
86どうした!???さっきの威勢がウソだったかのように消えてしまったアアァァアァァ!!!!紅い戦闘機と紅いルーキー!
ここまでご愛読ありがとうございました__。
今回で86伝説エーペックスは終ーーーーー
その瞬間だったーーー!
聞き覚えのある声と姿が運転席からの視界に入る___!
ああ、またか。でも、来てくれたんだ__。
カナタ 「ピンク髪のコスプレケモミミ店員ッ!!!」
店員2「もう負けてもいいから走れエエェェ!最後まで走れよオオォォ!負けてもいい!楽しければいい!それが、86伝説のはじまりだろッ!????....もう現実にみんな溶け込みすぎてるんだ___!わたしにはそんなの聞くわけがない!効かないんだからァ!!
だから___自分に負けないで!___腹切カナタアアア!!!!」
ああ、あの子がそう言ってくれているんだ__。
もう悩みも不安もいらない___。
走ればいいんだ。
走っちゃえば。それで___。
そこにある少女の声がよぎってきた__。
とてものんびりした声だ__。
???「ーーーそう...。君はのんびり走ればいいんだ。きみの86は...速さとはなんなのか。でも、焦るために86は生まれたわけではない__。」
そうか、俺はいままでどうすればいいかわからなかった__。
この86になにかしてあげれたことはあるのだろうか?
なにか86に...この紅い戦闘機にできることはあるのだろうか?
なにか次のステップにいく方法は?
???「今はただ楽しく走ればいい__。君はいつか、うちとも勝負するんだからね~」
少女の声が消えていった___。
カナタ「い......いくかッ!高みへ!!!」
ブオオォォォォォンッ......
次回 第二戦 完結ーーーー!!
次回 第27話 最後のチャンス




