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86伝説エーペックス  作者: さい
峠のバトル編
132/136

第121話β 86ピンチ

山吹花の青いWRX STIが紅い戦闘機に並んで前に出ようとしている。

紅い戦闘機と青い戦闘機が両車膨らむも立ち上がりでWRXがわずかにリードを取る。


ゴオオオオオオオ!!!!!

ドゴオオオオオオオンッッ!!!!

グオオオオオオオオオオンッ!!!!


カナタ「クソッ!!!速い....!!!」

この立ち上がりーーこんな序盤で抜かれてしまうのかッ......!??

今まで戦った敵でも吉田さんの次に強い......!!これはまずい!!


伊藤「カナタ…結構まずいなぁ……」

お前の86は確かに少し前にECUチューンもした。でも、それじゃあ...その次にレスポンスや4本出しマフラーでトルクをあげたからそのセッティングの相性の良し悪しはどうなってしまうんだ......?


ひょっとして...カナタのやつ、

かなり無理してるんじゃないかーー?


山吹花「このまま、抜ける!」

アンタの86をアタシは超えてたんだよ

ECUやトルクを上げた所でアタシに勝てる相手じゃなかったようね......!?

このまま、ミラーにも映らないくらい突き進めるわよ!私の狼ちゃん!!


山吹花の青い狼の野獣"WRX STI"の前から離れていく86は挽回する器がいた。

紅い戦闘機がジワジワとWRXが離されて後退していくーーーー!


伊藤「やっぱりカナタじゃ無理なのかー!!!!86だと無理か......!?」

「これこそ最強の力なのかーー!!??」

山吹花「このまま86を突き離してミラーから消してやるわ!!」

「86でも青い狼の前では圧倒的パワーも同然ね!」

カナタ「.......速い!!!走りが変わっていく__!??」


右コーナーを立ち上がったらもうそこは青い電撃を纏ったWRXが

思い切り半クラッチで2速に切り替えて力強く加速していく........!!!

紅い戦闘機がさらに後ろへと押し出されるかのようにあまりのコーナー速度に

くいついていけない。


カナタ「抜かれてしまった......でも、今に始まったことじゃない。」

そうだ、この紅い戦闘機は86。普通なら追いつくこともできないんだ。

......怖いんだ。でも、魂を感じるんだよな。コイツからーーー


ゴールまで14キロ

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