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86伝説エーペックス  作者: さい
第2シリーズ 86伝説再び!!!!相馬編
114/137

第105話  5台の最終区間立ち上がり追い上げ

ブガッティシロンをーー!!!!

紅い猛獣が捉えようとしているゥゥゥゥ!!!!


ーーそんな紅い戦闘機...

オートマのTOYOTA86ZENKIに乗るのは

腹切カナタ!!!!!!

本名は矢田原カナタ16歳!!!!


旧名から変えたものだそうですが

旧名は本人から

非公開にさせてくれと言われましたッ......。

福島県郡山市安坂高校1年生!!!!!

地元の高校生が大人への階段とーー

レースの階段へと足を踏み入れていくゥゥゥーーー!!!!!!


さらに後方5位のチャンピオンイエロー!!!

伊藤翔太ァァァァァ!!!!!!!

彼も腹切カナタと同じ高校のクラスメイトであることが判明していますッ!!!!


ベルギー「彼もよくやるものですよね......。140馬力でフェラーリやアウディにランエボと互角に戦ってきただなんてーーーー!!!!」


2人の実況者が話している中、

一人だけ静かにいつの間にか黙りこくった少女が。

ミルキークイーンがあれからずっと黙り込んでいたーー。

2人は彼女に心配をかけてあげる。


……ミルキークイーンさん?


ミルキー「あ、ごめんね〜......ちょっと気になったことがあって〜」

そう言いながらミルキークイーンの瞳から涙が一滴たらりと落ちたーーーー。


その瞬間、レースのライブモニターから強烈なオーバーテイクを仕上げようとスイスポ伊藤がエボ9MR黒川を仕留めようとアウト側に潜り込んだッ!!!!!!


黒川「なにぃ!!???

……外からだと!!???」

「外はいかせねェェ!!!!」


その瞬間、アウト側にギリギリ滑り込んだ

黒い影がスイスポのラインを崩す。

その瞬間、スイスポに『ガツン!!』と衝撃が走るーーッ!!!!


伊藤「......ッ!!!」

黒川「......外から入らせてたまるかァァァァァ!!!!」


再び黒川のエボ9MRのトルクが

猛烈に大爆発ーーー!!

圧倒的な速さに伊藤は離されようとしていたッーーー!!!!

その時、伊藤の目が横を振り向くと芝生。伊藤は、意図的にハンドルを思い切り切ってスイスポを急旋回させるーーーッ!!!!!


伊藤のスイスポのフロントのレフトだけ芝生に重なるように伊藤は言うことを聞こうとしないハンドルを上手く手なづけるように反対に切り返していく。


黒川が後ろでスイスポの悲鳴を上げる声を聴くと片目を逸らしてアウト側を見た。すると、その視界にはスイスポはいないッーーーーーー。


黒川「......スイスポ消えたッ!!??

どこだァァ!!!!

どこに消えたァァァァ!!!!!!」


その瞬間、黒川も気づかぬ間に伊藤のスイスポが黒川に優しく『カツンッ...』と接触してドリフトによるアンダーステアから通常ステアに戻し、黒川の前を思い切りアクセルベタ踏みで走り倒してきたーーーーッ!!!!


この終盤で伊藤翔太がオーバーテイクゥゥゥーーーーー!!!!!!!

腹切カナタもブガッティシロンMRタカをついにオーバーテイク成功ですッ!!!!!!


MRタカ「......この車は確かに最強だ。

俺の相棒だッ......。」

「だが、なんだろうな......?

他のレーサーにはあって俺には...

ないものがあるーー。」


しかも...ハイパワーカーとロースペックカー...これほどまでとはーー。

ロースペックカーの86やスイスポの方が燃費が良く、タイヤも長持ちしやすいんだーーッ。

つまり...あの86やスイスポはーーー

化け物なのかもしれないなーーーッ!!


ゴールまで残りわずか!!!!!!!

2キロ先低速コーナーのヘアピンのすぐがゴールだぞォォォォ!!!!!!

チェッカーが待ち受けているぞ!!!!!


ーー長いレースの戦いの幕が

今、閉じようとしていますッ!!!!

次回第106話ダンスタイム

2025.8.22投稿予定

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