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86伝説エーペックス  作者: さい
第2シリーズ 86伝説再び!!!!相馬編
112/137

第103話  高速ベッドでの紅い戦闘機の逆襲

内藤「ほら?見る?

私のフミッパスライダーッ......!!

……たまらないでしょ?」

「私のパワーにひれ伏しなさあああああああああああい!!!!!!!!!」

カナタ「......くっ!」

……やはりR8は速かった。

さっきまで見えていたはずのテールランプが視界にも映らないほどに

消え去っていくーーー。


ベルギー「あー...これはやばいですね。

なぜならこのスライダーは、セリナちゃんが絶対に戻って来られないようにするための取らせないような封鎖ラインですから......!」


内藤「うふふ。どう?

もう見えなくなってるでしょ?

腹切カナタくんーー」 

「......なッ!?」


確かに見えなくなっていたはずの

紅い戦闘機が近づいて差し込んで来た......。


コンビニでテレビ観戦していた4人もその光景が映されており、

度肝を抜かすほどだったーー。


サテラ「まじかよ!アイツ!!!

飛行機かよッ!!!!!!」

ちとせ「うへ〜。やっぱり紅い戦闘機伊達じゃなかったね〜?」


ゴォォォォォォォーーーーッ!!!!!

パシュンパシュンッ!!!!!

ギャギャアアァァァァァァァァ!!!!!!


紅い戦闘機がオーバーテイクしましたァァァァァ!!!!!!

レース復帰後これで3人オーバーテイクし、6位!!!!!!


ーーさらに腹切カナタがオーバーテイクした内藤に迫るのは岡田大成ッーーー!!!!

スキをついてオーバーテイク成立ですッ!!!!!!


内藤「......ッ!カローラァ!!!!」

岡田「...火ついたらそこで負けですよ?

内藤さん......。」


相川のR35を一瞬で抜き去ったように猛ダッシュを掛けたカナタは、ついに再びブガッティシロンを高速ベッド後半で捉えるのであった......!!!!


伊藤「......今のはーーカナタ!?」

黒川「速いんだよッ......!

アイツーーー!!!!」


1NSX吉田

2MRタカ

3腹切カナタ

4伊藤

5黒川

6岡田

7内藤

8柳津


紅いマシンが低速バンクでスルリとブガッティシロンに勝負に躍り出たァァァァァ!!!!!!


MRタカ「マジかよ......。

さっきのコースアウトの失速は!??」


それにしても......

その挙動は何だ......ッ!??!?

ありえないくらいのコーナースピードじゃ無いかッ!!!

後ろからでも音で分かるぞ......!!!!


あと気になることもう一つ。

一回目で捩じ込んでくるの....

普通、ためらうよね?

流石に1500馬力使ってる俺でもためらうぞ......?


たった一人例外を除いて....

あの緑の超新星と呼ばれた今回出ていないRVカップ20連勝の若手ッーーー!!!

あの北斗ならなッーーー!!!!

あのブレーキングによるコーナリングとAMG GT-Rの恐ろしさは今でも蘇るぜッーー!!!!

※その人物は後日詳しく本格的に登場させていきます。


『俺はトンズラ帰ってゲームでも.....』

そう思ってブガッティシロンのMRタカがアクセルの息を抜いた瞬間鋭い閃光が襲いかかるーー!!!

間違いない。紅い戦闘機だーー!!!


腹切カナタがブガッティシロンの前に

出るぞッーーー!!!!!!


しかしまだ抜けません!!!!!

ブガッティシロンは一気にオーバーテイクを阻止して今度は絶対王者に入りついたァァァァァ!!!!!!

最終区間のセクターポイント突入!!!!!

うわあああああ!!!!!!!

NSXとブガッティシロンが並走を始めているゥゥゥゥ!!????


吉田「おっと....見てな若いの〜...これがレーシングドライバーの本気ってモンだよ〜...魂こもったレースのクライマックスを見てない〜......」

MRタカ「......フッ。

残念だがここで終わりだな。

絶対王者も。」

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