『思想一辺倒の、視座的背離』・・・『詩の群れ』から
『思想一辺倒の、視座的背離』・・・『詩の群れ』から
㈠
俺は眠たくてね、眠たくてたまらんよ、だろうだ。
だろう、熟睡の必要は、冬眠への意識変革か、え?
だろうだ、思想一辺倒じゃないか、お前の場合は、そうだろうだ。
だろ、分からないから、こうやって、文字を打ち込むのさ。
㈡
馬鹿なんだよ、俺は、そうだろうだ。
だな、しかし、馬鹿なりに、詩の群れを書いていることは、確かだろうから。
そうなんだ、しかし、詩の群れも、もうすぐ終わっちまう。
成程な、終焉の定義か、それもまた、一つの視座じゃないか。
㈢
つまりは、思想一辺倒の、視座的背離ってことで、背離から始まるんだよ、殺されたくない。
だろうだろうだ、しかし、死を意識する詩なら、いくらでも書けるって、冗談だろ、だろうだ。