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鬱小説  作者: 烏籠
13/15

??




















これはこれは、

またお会いする事になるとは。


此処に貴方がいらしたという事は、飽きもせずに読んでおられるという事ですね。


それは何よりでございます。


ところで、貴方が此処のお話を読むのは何故です?


前にお会いした時にも言った通り、此処にあるお話は暗いものばかりでございます。


前回の話は救いのあるものでしたが、それ以外は皆、悲惨な最期を遂げてしまいました。


まさか

感動した、とか

笑えた、とか

勇気が湧いてきた、

………とか、おっしゃいませんよね?


いえいえ、

別にそれは悪いことではありません。


感じ方、受け取り方は人それぞれです。

間違いなんて存在しません。



ですが。


勇気が湧いてきた


と、おっしゃった方。




勇気って、


何のですか?


まさか、





首を吊る勇気ですか手首を切る勇気ですか飛び降りる勇気ですか邪魔者を殺す勇気ですか大切な人を殺した人間を殺す殺す殺す殺す殺す勇気ですか復讐をする勇気ですか脳を潰す潰す潰す勇気ですか目をえぐり出す勇気ですか自由を得るために殺す勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか殺す勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか殺しちゃうんですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか勇気ですか










さあ、

次のお話の時間ですよ。


今度も救いのあるお話だったら良いですね。


救いの形も人それぞれでございます。


さて、どうなる事やら……。




おや、これは……。


どうやら此処で語られるお話も、終幕が近いようです。


最後も是非いらして下さい。


今夜、皆様のお越しを心よりお待ちしております。


では……。

無駄に予告……。

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