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鬱小説  作者: 烏籠
10/15
















あら、


貴方もしかして見てます?


それはそれは。


どうぞごゆっくり。


といってもこちらには何もございませんが……。


まあ、それは置いときましょうか。



ところで、どうでしたか?


いやですね、

これまでのお話のことですよ。


どうです?

実に後味の悪いものばかりだったでしょう。


貴方、どう思います?


だから、お話の主人公達ですよ。


みんな揃いもそろって暗い考えの持ち主なんですもの。


それはもう、

こっちが暗い気持ちになるくらい。



………おや、

そうでもないですか。


失礼。

引き止めてしまいました。


続きを、ご覧になるんですよね?


貴方も物好きな方だ。


感動するわけでもない、

笑えるわけでもない、

そんなお話をまだお求めなのですか?


貴方……


もしかして、





ああ、失礼。

何でもございません。



ところで貴方。

こんなところまでお読みになっておられるのですから、随分お疲れのことでしょう。


いやいや、目のことではございませんよ。


もちろん目もお疲れでしょうが……。


それとも、

まさか貴方、

見えるんですか?



アイツら が。




ふふっ。

少し怖がらせてしまいましたか。


貴方はくれぐれもえぐり取らないでくださいね。


私は何の責任も取れませんよ。



次のお話はもうすぐ始まります。


しばしお待ちを……。

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