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みんなにおやすみを言うよ


さて、男風呂のぞき隊を撃退したところで、待合室へ戻ろう。

デイエートが寄りかかってきた。

「大丈夫ですか? デイエートさん。」

「ん」

胸、と言うか、先っちょのところを押し付けてくる。

「また今度、マッサージ、続きして。」

伸び上がるようにして耳元にささやく。

ずるいなコイツ。お前の方がツボ突くのうまいじゃん。


女性陣がお風呂から上がってきた。

マビキラも着替え完了。

マビ公はフリル付きの可愛い服。

ダット姐さんがベータ君用に持ってきたやつ。

キラすけは普通の丸首袖なしシャツ。

闇の女帝たる漆黒の魔道士、の面影が皆無。髪もふわふわ。

二人とも普通にカワイイ女の子になっちゃってて、笑える。


男性陣も出て来た。

「あれー、すっかり可愛いくなっちゃいましたね、マビカさん、キララさん。」

しれっと言っちゃうところが兄エルフのコワイとこ。

てれてれだぞ、マビキラ。

「こっち見るなディスカム!」

キラすけが照れ隠しにディスカムを攻撃。全然隠せてないけどな。

だが、見てない! これっぽっちも。

その視線は、ブラから解放されたタンケイちゃんのおっぱいに横目で釘付け。

隠せてないぞ、ディスカム。


「先生、髪は私が。」

「出来るのか? アイザック。」

「ベータさんがやるのを見ていましたので」

あと、のぞき黒エルフデイシーシーのやり方も見てたしー。

ちょっと緩めに編み上げる。プライベートでリラックスな感じで。

「器用だな、魔法陣も見ただけで憶えたし…」

「ふーむ…」

タモン兄貴がなにやら、うなっているが?

「剣術、やってみないか? アイザック。」

剣術? ド素人ですよ。一朝一夕で身に着くもんでもないでしょうし。

「そうとも限らんぞ。膂力は十分にあるわけだし。」

「普通なら何千回も繰り返す型稽古を一回で済ませられるとすれば…」

「1週間で剣豪も夢じゃないかも。」

そんなにうまくいくかなあ?

「ワシのほうが先約だぞ。マント用の作業を手伝ってもらわんとな。」

おやっさん、うれしいこと言ってくれるわ。


兄妹エルフはここで、退場。

早く帰って寝てください。

ベータ君も帰る。

また明日。

タンケイちゃんちは工房のすぐ裏。おやすみ。

デイヴィーさんも退場。

ミニイたんはすでにおねむ。ねばっているけどぐらんぐらん状態。

途中まで、兄貴夫婦が送って行くと。


「そういえば…」

先生が痛魔道士トリオに尋ねる。

「お前ら、どこに住んでるんだ?」

「えー、と…実は東の川近くにテントを…」

「はあ?」

「川近くにちょうどいい洞窟がありまして、その前にテントを張って」

「昨日は雀竜が怖くて宿屋に泊まったんですが…」

「ちょっ!」

先生とおやっさんが顔つき合わせて相談。

「こんな子供を野宿させとくわけにいくまい。」

「ましてや女の子だしなー」

「とりあえず今夜はエルディーんとこへ泊めてやれ。」

「わかった。」

「ディスカムといったな、お前はワシんちへ泊まれ。」

「わたしの家でも、3人くらい一緒でも寝れるぞ。」

「おまえんとこは教育に悪い、若い男には目の毒だ。」

わかってるね、おやっさん。俺もそう思う。

おっぱい星人ディスカムに先生のエルフパイは目の毒。


明日も工房へ集合と決めてそれぞれの家に。

「お世話になります。」

おっぱい好き以外は好感の持てるディスカムである。

「マビとキラをよろしくお願いします。」

まあ、俺の場合、おっぱい好きにも好感持ってるがな。

お前に必要なのはむっつりスキルのアップだ。


「よし、お前らついて来い!」

意気揚々とマビキラコンビを引き連れて帰宅した先生。

だが、さすがに疲れは隠せない。

徹夜の上に大活躍したから、くたくただ。

とにかく、マビキラの寝床を作らなくてはならない。

物置から、なんだかでかい毛皮を引っ張り出してきて寝室の床に敷く。

まあ、引っ張り出したのも、敷いたのも俺だが。

すごいふかふかだな、この毛皮。ムートン的な感じ。

え? これ一枚の皮? でか! ダブルベッドサイズ、巨獣の皮?

けっこうな値打ちもんじゃないかな? これ。

毛布と、枕代わりのクッションを与えて

「さあ、寝よう。」

と言って、脱ぐ先生!

マビキラが、それ見てビクッとした。

おっぱい丸出しで気持ちよさそうにベッドにもぐりこむ先生。

それを見ていた、マビキラ。何を思ったか、もそもそ脱ぐ!

いや、別に真似しなくていいんですよ。

そういう決まりになってるわけじゃないですから。

さっそく教育に悪い! 若い娘にも教育に悪いぞ、ガバガバ先生!

まあ、正直、こいつらが脱いだからと言ってエッチな気分にはなれないけどな。

子供だわ。


…子供過ぎる。

独り立ちするような年齢には見えない。

王立学園に通っていたってことは、それなりにいい家の子なんじゃ?

いくらディスカムになついていたからって、こんな田舎までついて来るもんだろうか?

王都の「いろいろ」事情はこの子達にもあるんだろうか?


ふーむ、なるほど、マビ公の膨らみかけは将来性を感じさせる。

キラすけは…うーん、まあ、可能性は無きにしも非ず。

と言えないこともないかもしれない感じがそこはかとなくあるようなないような。

つまり要するに望み薄。

「この敷物、気持ちいい。」

「くくく、高貴な我にふさわしき寝床。」

パンツいっちょでごろごろして毛皮の感触を楽しんでいる。

仰向けで背中を、うつ伏せで胸を擦り付けたり。

伸びたり、丸まったり。

猫か? おまえら。

胸擦り付けてるのは先っちょ気持ちいいんですか?


毛布にくるまると3人とも、あっという間に寝息を立て始めた。


まあ、お休み。今日は大変な一日だったしな。


夜明けとともにスリープから復帰した俺。

先生はもちろんだが、チビどもも熟睡中。

イーディさんは、救護院に泊まりってことだから、朝弁当は期待できないだろう。

まあ、パンとか干し肉とかで朝食っぽいものを準備しよう。

と思ったけどろくなもんが無え。

異世界、不便。冷蔵庫ほしい。

氷魔法とか無いか、後で先生に聞こう。

電子レンジもね。

待てよ? マイクロ波出せないかな、俺。

水分子を振動させて過熱!

炎縛鎖ファイヤワイヤの二の舞になる未来が見えた。

やめときます。

触媒熱魔法で小型卓上コンロとかないのかな? カセットコンロ的な。

使い方次第ではオーブンレンジとかも作れそうだよな。


おっと、先生が起きてきた。

「おしっこ…」

はいはい、別棟トイレだからね、ここ。

戻ってきた、そして二度寝。

まあ、今日はカンベンしてやります。パンツいっちょもね。

今度はキラすけが起きてきた。

「おしっこ…」

あーはいはい、こっちこっち。

パンツいっちょはまずいだろ、と思ったけど、まあガキンチョだからいいか。

戻ってきた、そして二度寝。

ひとんちでよく眠れるな、お前。太いな、神経。

そしてマビ公。

「おしっこ…」

どうして、いちいち俺に申告するの?

大きい方の時も申告するの?

お前のパンツいっちょはまずいような気がするぞ。

膨らみかけなんだから、もうちょっと慎みをだな。

戻ってきた、そして二度寝。

ああ、もう好きにしてくれ。


おう? 飛行ユニットから通信。工房から?

「聞こえますか? アイザックさん。」

ベータ君だ。使いこなしてるな。

「工房に来てます。ここでディスカムさんと合流してそちらに向かいます。」

「了解しました、ベータさん。」

「こちらの3人だけでも朝食が足りないので食料があったらお願いします。」

「わかりました、市場で何か仕入れて行きます。」

便利だ。通信システム。もっといっぱい配置したい。

魔法で何とかならないかな。

獣機のシステムが応用できれば、一気にモバイル通信社会に突入できるんだが。



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