SCP 大量収容違反
「はぁ…はぁ…くそぉ…」
─ゴリゴリゴリゴリ…
「扉を開けたら俺は死ぬ…くそうくそう!SCP-079を収容違反させたのは一体誰なんだ!」
「し、知らねぇよ!俺たちじゃねぇ」
「黙れ残機が!お前は俺の囮になれよ!」
「そ、そりゃないぜ博士ぇ」
─FFFFFF…
「…まさかSCP-096も…?扉のすぐそこに…?SCP-173と一緒に居るのか…最悪だ…」
「SCP-096ってのは…ど、どんなやつなんだよ」
「…外に出ろ」
「は?」
「外に出て時間を稼いでこい残機」
『や、やめろぉ!入れてくれぇ!』
─UWAAAAA!!!
『ひぃい!嫌だァ!死にたくねぇよォ!』
「きょ!兄弟ぃいぃ!」
「最悪の事態だ…XKシナリオなのか…?SCP-173は増殖能力を所有していることが最近わかったからな…あぁ…どうしてこんなことに…」
「なぁ!兄弟を助けてくれよォ!」
「無駄だ…あの残機はもう助からん…応援は呼んだのに来る気配がない…これは…もう終わりか…ははは」
──ピシピシ
「なんの音だ?」
「そこの壁から聞こえるぞ」
「なに?…この隣の部屋は…SCP-871の…?まだ24時間経ってはいないはずだが…まさか…」
──ドゴォ!
「うぐぅ!?お、重いぃ!!」
「な、何だこのケーキはァ!むぐぅ!ぐぐ!」
「新たな能力だ…おごごごご!?」
『全員ぶっ殺す!逃げても無駄だとわかるまで殺し尽くす!あの■■■が■■になるまでなぁ!』
「もごご!?(SCP-682も収容違反だと!?)」
「むぐぅ!?むぐぅむぐぅ!はっ!やめろォ!何する気d」
「…SCP-106…どれだけketerクラスのオブジェクトが収容違反しているのだ…」
『やぁ』
「っ!?誰だ!」
『んー…トニーなんてどうかな?』
「トニーだと!?巫山戯ている場合か!」
『やっぱりリチャードがいいな』
「だから誰だと聞いている!」
『こう言えばわかるかな?SCP-990さ』
「なに!?お前は夢の中にしか現れないはずだ!」
『そうさ、ここは夢の中さ…さて君の目覚まし時計の音だ』
「!?まさかここはゆ……め……」
夢 オ チ さ