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それは滅んだ神話なり



「なぁ…みんな」


「これでいいのかな?」


「みんなのために戦ったけどさ」


「残ったものは何も無いんだ」


「この朽ち果てた世界であとは何をしたらいいんだろうか?」


「国でも作る?」


「人のいない世界で…1人だけの国を」


「寂しいなぁ」


「…寂しい…なぁ」


「死ねないからさ…またみんなに会うことも出来ないからさ…」


「どうすればいいんだろう…」


「この世界に神は居るのかなぁ?」


「居るなら…またみんなに会わせてくれないかなぁ…」


「あぁ…いっそ世界を壊してみようか…」


「…だめだ…この世界はみんなの居たという証拠だ」


「壊してはダメだ…例え1人であろうとも」


「例え世界が絶望しようと」


「例え…どんな奴が来ようと」





「まだ俺は戦えるぞ…侵略神共」


「さっさとくたばれ」

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