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話は前後しますが。合格発表の瞬間。

 ボクは指定校推薦で大学が決まりました。ですので、合格の瞬間は1991年9月2日月曜日の午後です。


 その年の7月中ごろ、ボクは中央大学法学部に希望を出すか、関西学院大学法学部に希望を出すか、迷いに迷い、先生方の薦めとは逆の関学に決めたのでした。



 高校3年生の夏休みの期間、先生方が厳正な審査をし会議を重ね、指定校推薦枠の生徒を決定します。

 ゆえに、高校3年生の夏休みは、推薦枠がもらえているかもしれないし、ほかの子に決まったかもしれない状態、言い換えれば、受験が終わっているかもしれないし、まだ続くかもしれないという、なんともつらい40日間なのです。それは今のAO入試なんかの受験生も体験しますね(AO入試という言葉も2020年には使われなくなりますが)。


 そして、向かえた夏休み明け9月2日月曜日昼前、担任のO先生に呼び出されて、推薦がもらえたか否かの発表を聞くわけです。


 『関西学院大学法学部、あなたに行っていただきます!』


 先生の優しくも力のこもった言葉は今でも耳に残っています。


 それからの10日間、ボクは燃え尽き症候群になりかかりました。そんなボクを救ったのが、その当時のリアルタイムの流行歌です。


 ボクの背中は、自分が思うより正直かい?




そう、槇原敬之さんの『どんなときも。』がヒットしだしたのが高校3年の2学期はじめでした。甘くてしょっぱくて、の青春歌。


 思えば、ボクの夢は、いまだに古ぼけた教室の隅に置きざりのままかもしれません・・・

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