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ボス討伐②

初めての戦闘描写。


つたなくてごめんなさい。


お気に入りが増えてた。ありがとうございます。

最初に動いたのは守だった。剣を抜いて全力で斬りかかる。それを一呼吸のうちにやってのける位に守は強くなっていたが、ボスモンスターにそんなものは通用しなかった。


「なっ!?」


自分の刀が大蛇の鱗に簡単に止められていることに守は驚きの声を出したが、その隙を見逃すほどボスモンスターは甘くない。


「グッ!」


守は大蛇の尾に勢いよく打たれて壁に激突して腕がありえない方向に曲げられたが、その腕はすぐに緑の光に包まれ、万全の状態に戻った。


「マモル!回復は私がやっておく!安心しろ!」


「センキュー!」


フランという回復薬がいるからだ。大蛇はフランを先に始末しようとするが、フランの周りに張られた結界と守の攻撃でフランに攻撃を集中させることを諦め、改めて守の方に向き直った。


「よそ見は禁物だぜ!」


フランを攻撃の対象とするか否かに集中を割かれていた大蛇に守が再び接近して剣を斜めに振り払う。


「おいおい…これで傷一つつかないとか、硬すぎじゃね?」


ぼやきながらも守は大蛇から離脱して思いっきり剣を振り、斬撃を飛ばした。

斬撃の余波で舞い上がった土煙が晴れて露わになった大蛇の姿に、フランと守は絶句した。


「キシャアアアアアアアアアア!」


守本人も一撃で倒せるなどとは思っていなかったのだが、現状は大きく予想を下回るものだった。

斬撃をまともに喰らったはずの大蛇の体には傷一つなく、むしろますますやる気を出しているように見えたのだ。

思わず硬直した守に大蛇は炎を浴びせかけた。

ギリギリのところで炎を躱した守だったが、体にダメージを負っていなくともその心に負った(絶望)は重い。

無限の命を持っている守でも心に負った傷が治るまでの時間は常人とほぼ変わらない。呆然としている守に再び大蛇が炎を吐きかける。


「マモル!」


炎が直撃した守を見てフランは思わず悲鳴を上げたが、守が無事でいることを確認すると回復魔法の詠唱を開始する。


「光よ、傷つきし彼の者に癒しを!」


フランの回復魔術が守の体を癒したが守は動かない。

動かない守を見ながら大蛇は無感動にその口を開け、炎を吐き出した。


炎に焼かれて守はまたもや命を落とした。

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