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【あ】【朝日】飲み明けの朝日は目にしみるぜ

【あ】【朝日】飲み明けの朝日は目にしみるぜ


夜明けと共に、東の地平線から差し込む日差し。普段はすっきりとした気持ちで迎えられるが、飲み明けの朝日は特に眩しい。


ショートショート


世界は闇に包まれていた。

光のない世界。凍てついた風が吹き、生命のかけらすら感じ取れない。

ここは閉ざされた世界だ。

いつまでも、暗黒が続くかと思われた世界に、突如一筋の光が差した。

光は天より生まれ、広がりつつ世界を照らしていく。

やがて、世界は光に満ちた。凍てついた風は止み、世界は静けさに包まれる。

やがて、天より「声」が響いた。

「お母さん、冷凍のお肉ってどこ?」

「冷凍庫の一番奥にあるはずよ」

地響きが起こり、大地が割れ、地面の一角が天へと昇っていく。

そして、光に満ちた世界は再び闇に包まれ、凍てつく風が吹き荒れ出した。


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