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Episode‐?:忘れられた約束。

 真っ暗な視界にまぶたの隙間から光が差し込む…だが目を開けようと思っても開かない。


 耳を澄まして周りの音を確かめるが人の声も物音も何も聞こえない。無音だ。


 何があったか思い出してみるが、何も思い出せない…。


―それに物凄く頭が痛い。


 「ココハドコダ?」

 

 ふとそんな言葉を自分が呟いた気がした。


 ここがどんな場所か、わからない。


 でも僕は今すぐにここから立ち去らなければいけないような気がした。


 しかしそんな事を忘れるような痛みが僕の胸に走った。


―そして僕の意識はここで途絶えた。

  

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