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第十一章 神の棺

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第二千八百九十一話 ガーブとトルマ

 ガイウスはローグ王に言われ、困った表情となった。


「いや、そ、そうなる?まあ、そうなるか……いや、どうしようか?」


 ガイウスは非常に困惑の表情で、頭を何度も左右に傾げた。


 だがしばらく考えた後、決意を込めた表情に打って変わった。


「とにかく、五か国で会合を持とう。ジアラ王の意見も聞きたいしな」


 ガイウスの提案に、ローグ王がうなずいた。


「そうだな。まずはそうすべきだな。おい、エラルダ」


 ローグ王はそう言いつつ、手を振ってエラルダを手招いた。


 エラルダはすかさずローグ王に近づき首を垂れた。


「すぐに会合を開けるよう、四か国の王たちに連絡を」


 エラルダはすかさず返事をするなり、踵を返して部屋を出ていった。


 ガイウスは大きく深呼吸をして、頭の中で現在の状況を整理し始めた。


 そして思いついたことをローグ王にすかさず問いただした。


「ユラシアって、その両隣の大国と紛争状態だったはずだよね?」


 ローグ王はうなずいた。


「そうだ。ユラシアは西にガーブ、東にトルマという国と接している。その両国は、いずれも大国といっていいほどの国力を有しているが、どちらもユラシアほどではない。その両国とユラシアは、現在紛争状態であり、よってすぐには南下してくるとは思っていなかったわけだが――」


「突如マンドに攻め入った、というわけだな」


 ローグ王は難しい顔となった。


「まさか、だったな。まさかこのタイミングで南下するとは、誰も思わん。おそらくマンドも思っていなかっただろう」


「となると、事は一刻を争うな?」


「うむ。元々マンドは中規模の国。その上油断していたとなると、もしかするとすでに結果は出てしまっているかもしれん」


 ガイウスは天を仰いだ。


「そうだよなあ、俺も紛争中だって聞いていたから、数年は南下はないと思っていたしなあ」


「それはわたしもだ。いや、恐らく誰もがそうだと思うぞ」


「ゆえに、よっぽど危ないな」


「誰も予測していない奇襲だからな。かなりの確率で成功するだろう」


「クロクはどうなんだ?」


「クロクもジアラ同様、古い約定がある。三か国は互いに軍事同盟を結んでいるような関係性だ」


 ガイウスはそこで不思議そうに首を傾げた。


「ちょっと待ってくれ。軍事同盟が結ばれているんなら、ジアラって三か国同盟を結んでいるってことじゃないのか?その状態でさらに五か国連合に入れたりするのか?」

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