眠り姫の模擬戦
「戦闘中に眠るな、枕田!!」
「眠子は眠ることで強くなるって前に説明したでしょ!!」
ぐ〜すぴ〜ちゅ〜るるるる
ざわざわ
「んん? もううるさいなせっかく眠ってたのにさぁ、邪魔しないでほしいな」
今回十五分しか眠れなかった。
それ自体はいいんだ、質が良かったし良い夢も見られた
「ふぁ、まあ少しは眠れたし徹子ちゃん、貴女を倒すとしましょうか」
「そう簡単に六徹の私を倒せると思うなよ眠田眠子」
「眠子、援護は任せて」
「邪魔だけはしてくれるなよ眠田!!」
「邪魔なんてしないよ角島一角さん?」
「名前ぐらい覚えていろ眠田」
今更だけどこれはの私、角島、音説明の三人と百覚徹子ちゃんとの訓練の話である。
訓練内容は制限時間以内に先に相手を戦闘不能にした方の勝利というものだ。
「徹子ちゃん今度こそ勝つからね。そのために角島は角を伸ばしてモモちゃんの視界を奪ってその間まで眠子は瞬間睡眠で強化してモモちゃんに攻撃をお願い!!」
「了解だ音説」
音説の能力の説明による強化と私の睡眠による強化……いつもながら本当に
「二人が味方で良かったよ〜、ふぁ」
瞬間睡眠プラス超良質睡眠
すぴ〜
ぱちっ
「眠い眠い眠い眠い眠い眠い!! とっとと眠らせてくれ!!」
徹子ちゃんは徹夜をするほど強くなる。
「ねえ徹子ちゃん忘れたとは言わせないけど、あの時の仮返すから」
「あの時の仮とは前回の模擬戦で眠子がモモちゃんに負けて一ヶ月昏睡状態にされてしまった件のことだね」
「説明感謝するぞ音説!!」
「三人がかりでも関係ないんだよ。"状態共有"」
ドン
バタン
「角島が倒れた!! 私も無理そう、ごめん眠子」
バタン
「私だけ何も起こらない」
「当然だ。意識なくても身体を動かす術を持っているお前を気絶させても戦闘不能にはならないだろ」
「これじゃあ眠れないよ」
「前みたいに病院送りにしてやるよ」
結局前と同じように全ての関節を折られ臓物を出された。
徹子ちゃんが私が普通なら死ぬダメージを与えるのは、私が眠れば大抵は回復するからだ。
意識を失うにしても"これは眠り"だと思ってからじゃないと回復も強化もしない。
模擬戦の結果私達三人は補習ということになった。
まさか進級に関係があるとは思わなかった。
「これにて私たちは補習になりましたとさ」
おしまい
見つけて読んでいただきありがとうございます!!
夢で見た話です




