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第48章

 ・・・いつも思うことがある。


 「農大時代の4年間を振り返るとき・・・もし、美絵子ちゃんとの過去の共通の想い出がなかったとしたら、さぞかしむなしく、なおかつ『ドライ』な学生生活だったことだろうなぁ・・・。」


 とね。


 美絵子ちゃんとの再会・・・


 さらに、彼女との「リマッチ」にからむ減量の日々がなく、


 ずっと太ったままだったら・・・


 誰にも「告白」されたり、


 「熱視線ねっしせん」も頂くこともなかったろうなぁ、と。


 ぼくを「汗かきデブ」と笑い、


 カラダを絞ったら絞ったで、今度は恥ずかしげもなく露骨に「再評価」してきた、あの女子学生たちについても・・・


 2026年2月時点では許し、


 「いとしい思い出の対象」として・・・


 ぼくは、あたたかい目で記憶を書き換えている。


 前にも書いたけど、


 灰色の青春だった高校時代とはうってかわり、


 「農大での寮生活・北海道農業実習・土壌肥料専攻の現場実習・県内農業実習・秋冬の落ち葉さらい・農大祭」・・・などなどの、初めて出会うことばかりの、


 新鮮な思い出たち。


 それらを色濃く脳に刻み込んでくれた「立役者」が・・・


 1980~1981年の、少女時代の美絵子ちゃん、そして・・・


 1989年8月13日の、


 最後に会った日の、美しく成長した美絵子ちゃんだったのだ。


 ・・・いまや、


 農大の「すべての要素」がなつかしい。


 なんていうのかな。


 母校、川崎小学校が、


 「第1のこころのふるさと」だとしたら、


 まちがいなく農大が、


 「第2のこころのふるさと」に相当するような気がするんだ。


 ・・・矢板中学校の「ノスタルジー」とはまた別の、


 独特の「心象風景」なんだよ。


 表現するのはむずかしいんだけどね♪

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