39/59
第38章
・・・前章にて、「キツイ農作業」と書いたが、
自宅にて、
とくだん、幼い頃より「家の手伝い」とか、草むしりなどの肉体労働をほとんど経験してこなかったぼくにとって・・・
この大学校での、生まれてはじめての本格的な農作業は、
マジで体にこたえた。
・・・もともと暑がりの体質だったし、
この「1989年」という年は、
なんて表現してみたらいいのか・・・
まだ初夏の時候だというのに、異様に湿度が高く、蒸し暑い晴れの日が続く・・・
そんな天候が多い1年だったのだ。
まだ、いまほど「地球温暖化」も進んではおらぬ環境だったというのに、
現在のような、局地的な「ゲリラ豪雨」も、けっこうあったような気がする。
・・・そして、未経験の慣れない「農作業」、および、
まだなじみの薄いクラスメートたち。
トドメに、
その日のうちにはマイホームに帰宅することが許されない・・・「半・寮生活」でのホームシック。
「マジで暑い・・・キツイ・・・苦しい・・・」
「美絵子ちゃん・・・たすけておくれ・・・ノドかわいたよぉ・・・いますぐ、うちに帰りたいよぉぉおおお・・・」




