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第2章:大学校受験までの陰鬱な日々(1) 

 ・・・大学のセンター試験の前身である共通一次試験が終わると、


 今度は、大学ごとの個別の二次試験が待っている。


 そのあたりのエピソードは、


 このエッセイの「守備範囲外」なので、


 のちにUPする予定の、『しげちゃんの高校生日記(仮題)』にて、詳しくお伝えしよう。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・・・1989年2月。


 ほとんどの矢板東高等学校の「卒業見込み」の生徒は、


 就職組の「商業科(= いまは、もうありません)」や、


 夜間学校である「定時制クラス」の卒業生の皆さんとともに、


 卒業式である、3月上旬まで、


 長い長い「プレ・春休み」となる。


 正式な春休みは、


 もちろん、卒業式後に訪れる・・・


 就職なり、大学や各種専門学校の入学式までの「準備期間」の時期に。


 ・・・ぼくは、


 あの小林じん子ちゃんをのぞけば、


 クラスで唯一、大学進学できずに、県の専門学校に入学していった、


 「落ちこぼれ」である。


 ・・・最後の進路指導である「三者面談」では、


 最後の最後まで、担任の藤田かずお先生が譲らず、


 群馬の高崎経済大学と、


 山梨の都留文科大学つるぶんかだいがくの受験を、


 なかば強引に父とぼくに迫ってきたが・・・


 経済にはまったく興味も関心もなかったぼくら親子は、


 これまた、最後の最後まで妥協することはなく・・・


 結局、藤田先生サイドが折れ、


 学費が格段に安く、また・・・


 偏差値の異常に低い、


 栃木県農業大学校への受験を認めたカタチとなった。


 では、次章からは、


 そんな時期の、精神的にまだまだ不安定だった頃のぼくの過ごした自宅での日々について、


 初めて皆様に公開していこうと思う。

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