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Magic of OZ~天性持ちの転生者~  作者: 赤間 そあ
~第一章 統治開始編 ~
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~硝子~

皆さん、おつかれさまです。

久しぶりに前書きを書いております。

当初200話完結を目指していたのですが、作っていくと収まりきるのは不可能になってきました。

長い話になると思いますが、よろしくお願いします。

保護した魔物達に役割を与えその運用や世話を村の者がする流れが出来た。後はポルタや村長に任せれば問題無いだろう。ヒルデには俺と村との橋渡し役として農林業管理担当官を任命した。ヒルデの主な仕事は、時おり村に行き意見交換や農林業における問題の改善を受け持つ事になる。新品種などは村からの提案でやればいいし、大方の事は村長が上手くやるだろう。

あまり国が口を出せば、自分達の力で解決しなくなるのは宜しくない。困った時は助ける、それくらいの距離感が一番だろうからな。

「じゃあ、村長。俺たちは城に戻るよ。」

「領主様、色々とありがとうございました。いつでも遊びに来てくだされ。」

「また来るよ。何かあればヒルデに連絡しろよ。ポルタも頑張れよ。」

「はいです。おいらたちも畑を頑張って育てるし見ててけろ。」

「頼んだぞ。んじゃまたな。」


俺、ヒルデ、ルゥ、カムイ、はコクウの背に乗り、村から飛び立った。城は、すぐそこだから歩いて帰っても良かったのだがコクウに乗りたかったので空から帰ることにした。だが、近くにつれ城が大騒ぎになっていた。飛翔竜(ハイバーン)がいきなり城の近くに来たのだから大騒ぎにもなるよな。


「誰か城に帰ること連絡したか?」

「私はしてませんよ。」

「僕もしてませんよー。」

また、やってしまったと思ったが、すでに屋上にコクウは降り立った後だった。

そこにはグレイとミリアリアが待っていた。

「おかえりなさい、ジル様。」

「ただいま。グレイこの騒ぎはやっぱり…。」

「ご想像通りですよ。さすがに私は慣れましたけどね。これしきの事で大騒ぎするなど城の者たちはまだまだですね。」

「怒らないのか?」

「まさか。ブライではあるまいし、これくらいでは怒りませんよ。」

(よかったぁー。ブライだと小一時間叱られるとこだったものな。)

「それより、ジル様。」

「なんだ?」

グレイは屋上から見える湖を指差した。

その湖は、村の水不足解消のために魔法をブッ放してできた湖だった。

「湖がいきなり出来た、いきさつを説明していただいてもよろしいですか?さすがにあの大爆発は皆もビックリしましたから。」

(やべぇ。その説明もしてなかった。)

「いきなり爆発して湖が出来ているので街の者達が「爆発の湖事件」と揶揄してますよ。犯人探しまで始まる始末ですし。私は誰の仕業かわかってますけどね。」

「えーっと。それは、ヒルデに聞いてくれ。」

「ちょっ、ちょっとジル様!」

「お前の指示でしたんだからグレイに説明しろよ。」

「あんまりですよー。」

ヒルデは事の顛末をグレイに伝えた。

グレイは、あまり怒りはしなかった。村の為、街の為、ミーアの為と言えばグレイは怒ることが出来なかったが、報告を怠ったとしてヒルデは罰として1ヶ月間トイレ掃除をするハメになった。

「うぅー。ジル様のせいなのにぃ~。」

ヒルデは俺を半泣きで睨んでいたが見て見ぬふりをしておいた。

グレイとミリアリアには新しい仲間としてカムイとコクウを紹介しておいた。

コクウは、ルゥが世話をする事を条件に城の屋上に住むことを許可した。

カムイは、俺の使役精霊になるので、命令が無いときは常に俺の側にいている。女たちは隙あらばカムイのモフモフを狙っていたがカムイは巧みに避けて逃れていた。

(俺はいつでも、カムイのモフモフは堪能できるもんな。)


執務室にカムイと戻り、一息いれているとドアをノックする音が聞こえてきた。

「はい。どうぞ。」

「ジル様、結晶の事で報告があるのですがよろしいですか。」

「いいぞ。」

「熱結晶と冷結晶と光結晶なのですが実用化には至っておりません。岩塩は破砕道具の開発で止まっています。」

「そう簡単にはいかないよな。」

「そうでもありませんよ。この部屋に入られてお気づきになりませんか?」

「ん?部屋?何か変わったのか?」

部屋の中を見渡してもあまり気になるところがわからない。机や椅子も今までと変わらないし壁や窓も…。

「あっ!窓できてるじゃん」

「そうなんです。石英から硝子の加工が出来ました。いかがですか?」

「綺麗に出来てるじゃないか。完璧だ。」

「恐れ入ります。」

「難しくはなかったのか?」

「細工職人達の頑張った成果ですよ。元々技術は高かいですし要領さえ掴めば難しくは無いみたいですよ。」

窓にはめた硝子は手打ちのいい味が出ている。窓枠も木材加工できっちり仕上げていてすきま風もないくらいだった。

「商品価値はありそうだな。」

「まずは街のすべての窓に取り付けて話題性を上げてから商品化を考えております。」

「それがいいな。話題になってからの方が商品の魅力が上がるし、価格も上がるもんな。」

「はい。報告は以上になります。あと、ブライから経過報告もありますのでお知らせ致します。」

「あぁ。よろしく頼む。」


グレイから討伐任務の経過報告を受けた。

誤字脱字は許してください。

よろしくお願いします。


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