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Magic of OZ~天性持ちの転生者~  作者: 赤間 そあ
~第一章 統治開始編 ~
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~創造~

辺りは夜のとばりに包まれようとしている中、俺たちは城に案内され城内に入る。

城は決して豪華な造りではなく、城内は加工された石で壁や床などが作られ窓は木製で窓ガラスなんかは無い。

灯りは松明の明かりのみで薄暗く現世でいうところのゲームの魔王の城みたいな雰囲気だった。

窓から見る街並みも明るくはない。

松明の明かりだけで薄暗く廃墟のようにさえ思える程だった。

夕食前に旅の疲れを癒してくれとグレイは言い、皆に部屋を割り当てられ俺には、前国王が使っていた部屋に案内された。

10畳くらいの大きさから分かるようにあまり贅沢をしない王様だったのだろう。

王様専用のトイレや風呂なども無く臣下と一緒に質素に暮らしていた素振りが垣間見える。

部屋で荷ほどきをしていると誰かがノックしてきたので、招き入れた。

ブライとケットシーとエルフだった。


「失礼します。主、この者たちが話があるらしいです。」


「どしたの?」


「二人が主に自己紹介がまだとか言っておりまして……。」


「そういやそうだったな。」

(やべ。思いっきり忘れてた。)


俺の頭の中で少しだけ個人情報は確認出来るのだが、他の者には見れないのが勿体ない気がしていた。

能力確認するにも教会に行って教本に書き込んだりしなきゃならないしな。ゲームみたいにステータスがすぐに見れたら便利だろうな。

そのとき、俺は少しひらめいた。


「ちょっと待っててくれる。」


そう言って3人を自室のソファーに待たした。

ソファーの前にテーブルがあり、その上には果物があり皆で食べて待っててもらった。

自分の記憶が確かなら、たしか創造魔法ってのが技能にあったことを思い出した。

俺は、創造魔法を使かって、その者たちのステータスや詳細が分かる魔法が出来ないか頭の中で考えてみた。


(創造って、言うくらいだからそういう魔法も作れるんじゃね。)


情報を検索して解析し数値化する。

こんな風に組み立てたら出来るかもと考えながら、物は試しと一度やってみることにした。


………やはり、それだけでは無理らしい。


(考えただけではできないよな……。)


創造魔法は俺の固有技能だし誰かに教わることもできないし……。

解析だけでも出来ないかと思い頭の中でイメージをしてみる。サラリーマン時代にPCで良く使っていたソフトをイメージしてやってみることにした。


………………………おおっ!


すると頭の中で魔方陣と魔法名が浮かびあがるのが感じる。


(なにこれっ!!これって出来たかも!)


試しに机の上にある果物を一個取って唱えてみた。


「《解析アナライズ》」


果実名 モモの実

解説 モモの樹になる実。すごく甘い。食用可能。

回復効果小


目の前にステータス画面みたいなものが出た。


(すげー!できたーー!!)


俺が一人でこそこそ魔法製作していると、3人はしだいに俺がしていることを気にしだして覗いてきた。


「主、何してるんですか?」


「ちょっと、魔法つくってんの。」


「はぁー??」


3人とも訳が分からん顔をしているのだが、ほっといて続きをするか。

次は検索だ。イメージするものはインターネットの検索エンジン。


(出来た!!!)


「では、やってみますか。《検索(サーチ)》。」


目の前に検索エンジンがでてきた。


(まんま検索エンジンじゃねーか。)


続いて数値化だ。

数値化は計算機をイメージしてっと。


(さっそく出来た。)


「《計算カルキュレイト》。」


計算機がでてきた。


(だいたい数値化と計算機って一緒なのか?)


まっいいか。

これで、魔法が3つできた。

んでこの3つを合わせてみたら出来るかもと思い、取り敢えずやってみることにする。


(あっ、出来た!!)


「んっ?魔法が2つ出来てる。」


頭の中で2つの魔法陣と魔法名が浮かび上がる。


《見極のアッサーテイン》と《合成のシンサシス》という魔法が出来たのだ。


「こりゃ、一体どんな魔法なんだろう??」


恐る恐る試すことにした。


「《見極のアッサーテイン》」


すると、目の前にPCのウィンドウ画面みたいなものが出てきた。


《見極のアッサーテイン

創造魔法にてジル=ヴァンクリフのオリジナル魔法。

唱えた後、目の前に魔力で出来た画面がでる。

世界の言葉を検索解析演算することが出来る。

現在は能力鑑定(ステータス)解析(アナライズ)検索(サーチ)計算カルキュレイトが使用可能


能力鑑定(ステータス)

意思疏通が出来る者の状態を表示する (体力 魔力

攻撃力 防御力 素早さ 種族 技能 職業 加護 )


解析アナライズ

解析内容 (武器 防具 装飾品 植物 鉱物

魔物 など)


検索サーチ

検索内容 (魔法 地図 地理 歴史 司法 立法 商法

製造方法 料理方法など)


計算カルキュレイト

計算内容 (計算全般など)



「これ、メチャクチャ便利じゃん。」

んじゃついでに検索で《合成のシンサシス》調べてみるか。


《合成のシンサシス

創造魔法にてジル=ヴァンクリフのオリジナル魔法。

形がある物に限らず魔法も合成ができる。

だが同等のものしか合成ない。

武器と魔法は合成不可。

生命のある者、魔物は出来ない。


(何かと役に立ちそうな魔法だな。)


あいつらの事をすっかり忘れていた。

3人ともが興味津々にこっちを見ていた。


「主の目の前にある魔法みたいなものは一体なんですか??」


(そりゃ、わかるわけないよな。)


俺は、今作った魔法を3人に説明した。

だが、誰も俺が言っている意味が分からない。


3人の理解が追いつかないみたいなので、目前で魔法を使ってみる事にした。

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