表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜神の加護を持つ少年  作者: 石の森は近所です
アルフヘイム編
84/93

83.ガルラード帝国の陰謀

修正済みです

 クロが大樹から飛び立って半日が経過し、そろそろ陽が傾き巨大樹の周りの木に覆い隠されそうになっていた。


 コータはクロに頼れと言われはしたが、他に何か手はないか?


 いくら考えても答えは出なかった。


 たった14年生きただけの子供がそれを思いついているのなら、地球の砂漠はもう緑一色に変わっているだろう。それだけに今回の問題は難しいといえた。


「コータさんはまだ考えているだに?」

「今回ばかりは、エルフの協力が無ければ無理ですからね」

「えるふに肉をあげればいいにゃ!」

「タマちゃんそれは貴方達獣人の人だけですわよ」

「兄様が、任せろと言ったんだからまかせればいいんだぞ!」

「クロ様なら何かいい案があるのかもしれませんね」


 女性陣がコータを心配して会話をしていると、昨日巨大樹を案内してくれた緑の髪の女性がコータ達を呼びに来た。


「コータ殿、統括理事の皆様が御呼びです。何か急な用件とか」


 最初は声をかけられた事すら気づかなかったコータだったがアルテッザから腕をつつかれて、ようやく周りに皆が居た事と、エルフの女性に呼ばれている事に気が付いた。


「はい、すぐ伺います」

「では、昨日の部屋まで案内致しますね」


 昨日と同じ様に、案内の女性が先を歩きコータ達一行は講義室の様な所へとたどり着いた。


「ようこそおいでくださいました。コータ殿」


「まだこちらから何が出来るのか答えが出ていないのですが……」


「いえ、その件でしたらもう頂きました。何でもクロ様が私たちの主神へお願いしてくれたらしく、実に数百年ぶりにお言葉を賜る事が出来ました。私たちエルフは神に使える巫女の様な存在。その私たちが望むものは主神様からのお言葉なのです。本当に有難う御座いました」


「そ、それでは」


「はい。これまでのガルラード帝国との蟠りを解消し協力をさせて頂きたく存じます」


 なんだよそれ! 

 まるで平社員が取引先に商談に行って軽く足蹴にされたのに、会社の上司が出向いたら簡単に契約成立しちゃう! みたいな展開じゃねーか!


 サラリーマンのお父さん方は大変な思いをしているんだね!


「有難う御座います、これでガルラード帝国の民達も救われる事でしょう」


「コータ殿の提案にあった溜め池と言うものをどこに作るかはこちらに任せて頂くとして、ガルラード帝国の方へもお話を通して頂ければスムーズに事も運ぶでしょうね」


「分りました。クロが戻り次第、ガルラード帝国へ話の内容を伝えにいきましょう」





 コータ達一行は先程まで居た巨大樹のバルコニーでクロを待ちながら喜びを分かち合っていたのだが、結局、クロがピクシーサイズで戻ってきたのは陽が沈んでからだった。


「クロ、今回も有難う。お陰でエルフの統括理事からガルラード帝国の為の溜め池、ダムを作る手筈を整えて貰える事になったよ」


「それは良かったではないか! これでこの大陸は安泰じゃな」


 ん?


 この大陸?


「そうじゃ言っておらなかったかのぉ? このオーランドットの世界には4つの大陸がある。トルメキア、アルメキア、カルメキア、ナルメキアの4つじゃ。そしてこの大陸はナルメキア大陸で、地球でいうオーストラリアの様な巨大な島で出来ておる」


 じゃぁ他の大陸はアメリカ位の大きさがあるとか?


「あるぞ」


 マジか!


 海洋国家エジンバラとかが偉そうに海洋国家とか呼ばれているから他には無いと思っていたよ!


「今度成層圏まで飛んで見せようか! そこからなら他の大陸もよーく見えるぞ」


 そんな高い場所まで飛べるのかよ


「当然じゃろ!」


「我に重力も関係ないからのぉ」


 さすがチート!


 さて明日になったら早速、ガルラード帝国に乗り込むか!








「ユリウスからの連絡では、アルステッド国からも支援が来るそうじゃな」

「はい、皇帝陛下」

「で、取り逃したエルフ共にはまんまと逃げられたが次の手筈は整っておるだろうの?」


「はい。既にエルフの森に向け進軍を開始している頃かと」

「あの忌々しいエルフ共を根絶やしにしてくれるわ!」

「しかしよくあのような魔道具が残っていたものよ」

「まさか城の地下にあのような兵器が眠っていようとは、流石に代々の皇帝陛下も気づかなかった様でございますね」

「古代の遺跡など、使い物にならんと考えておったのじゃがのぉ」

「まさか山をも一瞬で消し飛ばす威力とは……」

「嬉しい悲鳴じゃな。がはは――。明日のエルフ共の顔がみものだわい」

お読み頂き有難う御座います。

また評価を入れて頂き心から嬉しく思います。

薄っぺらな物語ですが、今後ともよろしくお願いいたします。


次も速攻書きたいのですが、ちょっと眠気全開なんで仮眠取ってから投稿いたします。

ご了承くださいませ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ