表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜神の加護を持つ少年  作者: 石の森は近所です
海洋国家エジンバラ編
41/93

41.大捕物

修正済みです

 海洋国家エジンバラ大使館へ、俺とアレフ王子が到着すると、

既に大使館の周りは兵士でびっしりと取り囲まれていた。


「流石にこれだけの兵に囲まれれば観念するだろう」


 アレフ王子が言うがアルテッザの安全が確保出来るまでは安心なんて出来ない。


 軍務大臣のオーガストが、門から投入するが大使館の中は、王都で雇われたメイドしか残っていなかった。


「まだ近くに居るはずだ!隈なく探せ!」


 オーガストが兵達に指示をだす。

こうしている間にも、アルテッザの身に万一の事が無いとは言えない。

俺も屋敷の中に飛び込むが何処にも姿は見えなかった。




 一方、間一髪で大使館を逃れたオルドバはひたすら護衛と執事と共に下水道の通路を走っていた。


「どうなっている?まさか毒の件か?だが3年も気づかなかった王家が何故――今頃……」


 先頭を走る護衛も、執事も、その答えは持ち合わせてはおらずただ頭をふるだけだった。



「オーガスト!まだ見つからんのか!」


「申し訳ありません、もしや隠し通路から逃走を謀った可能性も……」


「兎に角、屋敷中を隈なく探すのだ!」


「クロ?クロは何か気づいた事はないか?」


「我は、強い魔素を持っておる輩なら分るが、一般の人間の匂いを追う事は出来ぬ」


 匂いね……ホロウとポチを連れて来るか。


 ポチとホロウを大使館へ呼び出し匂いで逃走経路を判別してもらう。


しばらくして……。


「ここだに!」


 そこは一見、何も無い壁に見えるが模様が付いている為に、判りづらいだけの様だった。


 俺が壁に蹴りを入れてぶち壊すと、そこには下水道へと繋がる隠し通路があった。


「アレフ王子、恐らくここから逃げたと思われます。俺とポチ、ホロウで先に追いますんで兵を差し向けてください」


「了解した。オーガスト!オルドバは恐らくこの中だ、至急兵を回してくれ!」


◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇



 さて……どうやってここから逃げる?遅かれ早かれ隠し通路は見つかるだろう。


やはり王都から逃げた方が無難か?


 だが全ての門には恐らく手配が回っている筈――まさに八方塞だな。


 ひとまず裏組織に匿ってもらうか……。


◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


「しっかし、ここの下水は臭いだに!」


「本当です!鼻が曲がりそうです」


「取り敢えず我慢してくれ。アルテッザを連れている可能性があるんだ」


「でも、コータさんアルテッザの匂いはしなかっただに!」


 そんな筈は無い、だって門を出た形跡は無いって王子が報告を受けているんだから。


「でもここを通って無いのも本当だに!」


 どーなっている?でもどちらにせよ、犯人を捕まえないとアルテッザの所在も判らないままだ。


 しばらく下水道の通路を走ると街のスラム街に出た。やっぱお約束ってか?!


「ふぅ、やっと臭い匂いから開放されただに!」


「ここからの足取りは辿れる?」


「はい!大丈夫です。相手もここの匂いが染み付いていますから簡単に辿れる筈です」


 そのまま俺たちが、匂いを辿って行くと一軒の屋敷が見えてきた。


「ここだに!」


 俺は、指摘された家のドアを叩くが返事が無い……居留守か?

そう思った時に、中から強持てのごろつきが多数出てきた。


「なんだよ、ガキじゃねーか!兵士だって中で言うから警戒していたっていうのに……」


 心配して損したぜ!と仲間達と笑い会っている。


 どうやらこいつらも仲間の様だ……一気にやるか。


「中で匿っている者に用があるんだけど」


 俺が尋ねると、そんな事はしらねぇな!それよりこんなスラムにガキだけで来るのは感心しねぇな!


 感心しないね……お決まりの台詞で面白みに欠ける。どうせこの後、奴隷にされて売られたくなかったら帰りな!とか、捕まえて売り払っちまおうぜ!とか言うんだろ?


「こっちの獣人は高く売れそうだ……捕まえて売り払っちまおうぜ!」


 ほらね!

まさかアルテッザも売った?


「なぁあんたら、俺たちよりちょっと背が高く、茶色い髪の長い琥珀色の瞳の女の子しらねぇか?」


「はぁ?そんなもんしらねぇよ!」


 そう言って木刀を打ち下ろしてきた。俺はその木刀を白刃捕りし真ん中から叩き折る。


「このガキ、見た目と違って手ごわいぞ!気をつけろ」


 へぇ、どう気を付けてくれるんですかね?

俺は、その男の脚を払い転ばそうとするが、簡単に折れてしまった……。


「いてぇぇ、いてぇぇよ。ボス……」


 喧しいのでさっさと意識を刈り取って、次々にかかってくる相手の足を払い、胸倉を掴んで背負い投げ。次に懐にもぐりこんで、そのまま腹を殴って気絶させる。


 ボスと呼ばれていた男も、足払いで足を折られすでに横たわっており、残りは中にいる少数の男達だけと思われた。


 扉を蹴破り中に入ると、最初の部屋には剣を持った二人の男。


「あんた達は、扉の前で寝ている奴等とは毛並みが違うみたいだな、オルドバって奴の護衛か何かか?」


「小僧には関係ない!」


「あっそ……じゃ無理にでも喋ってもらうとしますかね」


 俺が無手で近づくと、少し安心したようでニヤリと笑いやがった。


「あんま馬鹿にしていると、外の男達の様になるよ」


 言い終わるなり、さっきの木刀の男よろしく白刃捕りして今度は剣を叩き折る。折られた男の目は驚愕に彩られ、その隙に隣の男の剣も手で掴んで足蹴りして折った。


 二人が同様している隙に、またも足払い、二人はあっけなく地面に転がった。


 俺が、急いで奥の部屋に行くと――そこには執事服を着た初老の男と、がっしりした身なりの良い中年の男、他にも数人のゴロツキ達がいた。


「おいおい、話が違うじゃねぇかよ!ボスまでやられちまうし……」


「この様な子供がここまで強いとはな。そうか……お前達が、オクトパス討伐を王家から依頼されたコータか」


「それじゃ、お前がオルドバで良いんだな?」


 一応確認しとかないとな、もし気絶させてしまったら、アルテッザの消息を吐かせるのに時間がかかる。


「如何にも、お前の仲間はこちらの手の中にある事も忘れてはいまい?」


 はぁ?この状況で馬鹿じゃないの!


「それがどうした?俺がお前を吐かせれば全てわかるだろ?」


「女はここには居ないぞ!わしに手を出せば女の命も保障は出来ない」


 はぁ?ここに居ない?じゃどこだ……どこにやった!と聞きながら足首狙って足払いを仕掛けた。


「グギャァ!」


 ぐぎゃぁとか、お前はゴブリンか!――あ、俺ゴブリンに合った事無かったわ!


 ついでとばかりに周囲の輩も倒していく。こいつら全然よぇぇよ!あっけなく全員床に這い蹲った。


「さてもう一度聞く、アルテッザは何処だ?」


「し、知らぬ!」


 俺が、床に付いていた手を踵で踏みつけると、グシャっと骨が潰れる音がした。


「グアァァァ」


 今度はクロのオウムの時の鳴きまねか?随分多彩だな。


「さてもう一度聞く」


 人が聞いてやっているのに、途中で口を挟み知らん!と言いやがったんで今度は折れてない足首を踏み潰した。


「ウガァァ」


 今度は何の物真似だ?まぁ、いっか。俺の頭はすっかり冷酷になっているようだ。


「なぁ早く吐かないと一生、両手両足使えなくなるがいいのか?」


「も、もうここには居ない。本国に送還した」


 は?だって門の守衛が誰も通ってないって――。


「嘘を付くなよ?門の守衛が誰も通ってないって言っていたぞ!」


「嘘ではない、荷物と一緒に運ばせた。浚って直ぐで門の警備も緩かったのだ……」


 ちっ……くそぉ!俺は唯一折れていなかった方の手もへし折った。


 そこにホロウが呼びに言った兵達がやってきて、全員お縄になる。


 こうしちゃいられねぇ、一刻も早く助けに行かないと……。

お縄になっている全員に何処へ言ったか聞いたが、


 オルドバ以外は知らない様で――そのオルドバは、四肢を折られ気絶してしまっていた。


あれ?

お読み頂き有難う御座います


作者名からのリンクが出来なかった様でご親切な方に教えて頂き修正いたしました。

稚拙な文章で誤字脱字もあります、キャラ立ってないだろ?ってのもあるかと思いますが、

日々修正して行きたいと思いますんで何卒お許しを。

仕事から9時に帰宅し晩飯?を食べ書き始め。・・・寝落ちしてしまってて気づいたら12時。。急いで書いたので誤字が多かったらすみません。

幾分頭もすっきりしたんでこのまま連投に入りたいと思います。


ではよろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ