格闘技でも不思議な事はあります。-5
中国拳法について、私はある中国拳法にはまってました。毎日一時間みっちり練習してました。
ただこの拳法は力をいれるわけでもなく、こんなんで人をたおせるのかと思いましたが、やってるうちに、脚力が上がり六畳一間を一足飛びできるようになりました。
特徴としては呼吸を重視する技で、呼吸がやってるうちにすごいうなり声が、出るようになりました。
そのころちょっとしたいざこざで相手が逆上して、おもいっきり殴って来たのですが何十発も体をなぐられたのですが、一切痛みは感じなくなってました。
あーこれが拳法の修行の成果と思いました。
ただこの時も戦うという事においては使えるんだろうかいう思いがありました。
そのうちに考え方がまちがってるのかと思うようになりました。
見本の本にはおもいっきり飛び込むような写真が載ってるのですが、ちょっとやり方を変えてみて、大きく動くのではなく、小さくまとめてみようと思うようになりました。
たまたまいた父親に座布団型のクッションを持ってもらい、もつと言っても指でつまんでもらうだけですから、普通にパンチを打つとクッションは飛んでいきます。
その状態で技を試すことにしました。
そうしたらとんでもないことが起こりました。
素早く体を動かし時にある段階で自分の右腕が、まったく意思とは関係なしに爆発するように飛び出したのです。
でも本当に驚いたのはその後です。
飛び出した手はクッションに当たって正確には当たってないのですが、クッションはすり鉢状にへっこんでしまったのです。
そしてへっこんだクッションはずっと形をととのえたままでした。
後日母に聞いた話では次の日の父の腕はしびれて大変だったようです。
そしてさらに驚くべきは、クッションは時がたつうちに、徐々に、へっこみがちいさくなっていき、何か月後には完璧にもどってしまったのです。
はっきり言って、一撃で人を殺す技はまったく使いようがありません。
それとなぜ対象にあたってないかと言うと、牛乳パックの空でもおもっきりたたくと、かなり衝撃が返ってきます。
しかし、これが出てきたときは手には一切抵抗を感じませんでした。
ゆえに、あたってないと考えます。
今回の件でその後で知った仙道やら気功ででてくる、人が発砲スチロールやら豆腐と言うのは理解できました。
これが世間で言うはっけいか、その先のきこうかはわかりません。
この場合のきこうは世間で言うきこうではなく、はっけいのさらに上にあるきこうのことです。
飛ぶ鳥を打ち落としたとか、長年やってるときこうは身につくが、そんな事するよりは使えるはっけいを練習した方がいいと本には書いてました。
ここで言うきこうですが、たしかそうだったと思います。
確かめたいのですが、その本は今ないので、名称がまちがってたらごめんなさい。
格闘技の話題は面白いものがまだあるのですが、今回は不思議なことについて、書くつもりだったのでこれくらいにしときます。
格闘技については別の機会で。
ただこれが仙道や、気功に興味を持った原因になったことは確かです。
次は仙道やら気功の話をします。
実はそれ以外もあります。