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代理戦争  作者: 卯骨啓
始まり
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始まり

2049年の第三次世界大戦は、代理戦争から始まった。


東側と西側で対立する国の戦争。

始めはそれぞれの国をアメリカ、ロシアが支援していたが、いつしか世界中の国が戦争に直接参加した。



国連はその機能を果たせずに崩壊。

終わりの見えないまま10年が過ぎ、

それぞれの国の首長が冷静になる頃には既に世界人口は最盛期―80億人の4割弱である30億人にまで減っていた。


すぐに戦争は中断されるも、極度の貧困による治安の悪化や、食糧不足、衛生不良によって、2064年には20億人にまで減少する。

文化も技術も衰退しており、これらの問題を解決する手段を持つものはほとんどいなかった。





まさに世界滅亡の危機であった。





その後は世界中が協力し合い、2079年になってようやく滅亡の危機を脱したのである。



だが、その5年後にはまた、小競り合いが世界中で発生していた。


また戦争が起こる。


人々はその恐怖に震えた。


今度こそ滅亡してしまう。だが、戦争を回避する方法を思いつくものはいなかった。



それでも人々は考え続けた。滅亡を免れる方法を。

そんな時、世界のどこかでこんな声が上がった。





「新たな”代理戦争”だ」




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