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大きくなったら。。。

作者: 柚子乃
掲載日:2013/08/18

親戚の家の二階で、その家の、私の大好きなお姉さんと、夕方、蜻蛉を見てた。


私は幼くて 短い三つ編みを揺らしながら、外の蜻蛉に手を伸ばしたいた。


どうしてもその蜻蛉を捕まえたかった。

私の小さな手は、蜻蛉に触れる事なく


空を切った。



それから、10年くらいかな??

時がたったけど。


お姉さん 元気かな?



私は、友人の家で目が覚めた。

皆、楽しそうにお喋りしている。

外では、ホースで水のかけあいなんかして。


「元気だなぁ」


私は声には出さず、心の中で呟いた。


友達が、こっちを向いて、何か言ってる。


「………と………で…て……ひ………って……ど……け……の………………よー…」


え??何言ってんの、良く聞こえない。

私はその子の顔を目を凝らしてよーく見たけれど、よく見えない。


「お………………………??」


何?聞こえ無いよ。



でも、頭の中で、私の名前を呼ぶ声だけははっきり聞こえるよ。

お母さんの声によく似てる。

お姉さんの声だって聞こえる。



だんだん、違う風景が見えてきた。


さっきの、楽しげで、見た事は無いけど、なぜか幸せな気持ちにさせてくれる不思議な、風景なんかじゃなくって、


皆が寝ている幼い三つ編みの女の子の周りで泣いている風景。皆、見覚えのある、

…私の家族?




「まこ!!!!まこ!!

起きて!!!お願い目を冷まして!!」


白いベッドの上で、お姉さんが泣いてた。


私、ここに立っているんだけどなぁ。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 不思議な物語ですね。 童話というくぐりだったので可愛らしいのかな? と思っていたら最後に驚かされました。 短かったですがとても引き込まれました。 次の投稿待ってますね。 頑張って下さい。 …
[一言] 裏夏です。 おぉ…凄い話ですね! 夏とちょいホラーな感じが、 たまりませんね!!
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