祭と浴衣とあんず飴
「ぐぬぅ」
「香織? 」
「歩きにくい……」
8月26日。時刻は夕方になろうとしているにも関わらず、夏の太陽は燦々と、そして高々と空に輝いている。市の中でも最も大きい、天城神社では明るいうちから活気に溢れていた。子供達は笑顔で走り回り、大人達は笑いながら屋台で声を上げている。
赤いボンボンが徐々に灯りがともり始め、宙を飾り、色とりどりの旗が立ち並ぶ。
真ん中の矢倉は高々と、周りを取り囲む人々は夜のメインイベントへ、ワクワクを隠せないようである。
「だったら、浴衣なんて着てこなきゃ良かったのに」
「む」
神社の入り口、鳥居を前に。俺は頭を掻きながら、隣の赤い浴衣姿の女の子に目を向ける。桜の花が散りばめられ、鮮やかな赤と黄色い帯が目を引く。
橙色の紐の下駄をコツコツと鳴らしながら、香織は異議アリと訴えてきた。
「だってさ、去年お祭りに私服で行ったら『なんで浴衣じゃないんだ』って言ってたじゃん」
「まぁ、それは……」
かもしんない。
口を尖らせながら、目を細めてくる香織。つか、先ほどからどこか不機嫌そうなんだが何故だろうか。
「なんか怒ってる? 」
「別にー」
そう言いつつも、しかし何か言いたげな雰囲気を纏いながら。
……なんか気にさわるようなこと言っただろうか、あまり機嫌が芳しくない方へいっているであろう彼女を改めて見る。
「………」
幼馴染みの浴衣姿を見たのは割と久しぶりかもしれない。
普段の蒼い髪には白い花模様のリボンが絡めてあり、小さな挿し花も一つ。黄色い、タンポポくらいの小さな花だ。
まぁ、アレだな。浴衣姿はよく似合ってると思う。元気溢れる中にも可愛さを残す、彼女らしい色合いだ。
「ん? 」
視線に気付いたのか、その紅い瞳で問いかけてくる。
「いや、まぁ……よく似合ってるな、と」
「……何が? 」
「浴衣。久しぶりに見たけど……華があるというか、まぁ、綺麗だし」
途端、腕を絡められるようにして香織が身を寄せてきた。
え?ちょっと何その体勢、いやいや別にドキドキなんかしてないんだからね?浴衣越しに伝わる柔らかさとか、甘い香りとか嬉しくなんかないからね?勘違いしないでよね!
「遅い!」
けれど、かかってきた言葉は反して怒っているようなものだった。
「せっかく人が浴衣着付けて来たのに、家からずっと何にも感想言ってくれないんだもん」
「んなことないだろ、感想の一つや二つ……」
「言ってないよっ、さも当たり前のように『んじゃ行くか』って」
「……そうだっけか」
着付け、結構大変だったんだからね。
そう言って不満気に頬を膨らませる幼馴染み。なるほど、これが不機嫌な理由か……浴衣久しぶりなのに何の一言もかけなかったのは、確かにそれは悪い事をしたかもしれない。
「まー、誉めてくれたし。仕方ない、今日の所は許してやるか」
えへへ。先程まで拗ねたような口振りだったのに、すぐに嬉しそうに微笑む幼馴染み。何故だろう、そういう顔をされると、無神経だった自分に無性に罪悪感が湧いてきてしまう。
「取り敢えず、何でくっくいてるの? 」
「わっ、わわっ⁉︎ごめん、つい感極まっちゃって」
何に感極まったのかはさておき、気恥ずかしさがを隠して無理矢理咳払いを一つ、明後日の方向へ目を向ける。
「……待ち合わせの時間までまだ一時間くらいあるな」
「だねぇ……ね、先にちょっとだけ回ってみようよ! 」
「先に?」
「ちょっとだけだよ。この時間、このお祭りの雰囲気はね、この一瞬しかないんだよ! 」
祭りの活気に賑わう神社。まだ夕方でも、キラキラとしたその様子に、香織もまた、いても立ってもいられないと目を輝かせて。訳の分からない熱弁を振るう。
全く……さっきまでの不機嫌さはどこへやら。
「……そうだな、少しだけなら」
「やった! 」
満面の笑顔を浮かべる香織。
子供っぽ過ぎるような気もするが、けどそんな彼女の笑顔は、大切なものでもあるのかもしれない。
「早く行こっ! 」
何か奢ってやるか。
さっき埋め合わせもかねて、俺は幼馴染みと一緒に鳥居を潜ることにした。
「りんご飴! 」
「はいよ」
「あんず飴! 」
「へいへい」
「あ、焼きそばだよっ」
「よく食うな……」
「ね、ね、焼きおにぎり! 」
「おーい」
「焼き鳥食べよっ 」
「………」
幸せいっぱいといった表情で焼き鳥を頬張る幼馴染み。
木製のベンチに腰掛けて、その様子を見つめているが……まぁ嬉しそうなのは良いけどさ。
「よく食うな……お前」
「ふふん、お祭りは別腹だよっ」
「けど、また食べるんだろ? 」
「勿論、かすみん達と一緒に屋台巡りするもん」
「……太るぞ? 」
「お、お祭りだし平気だよ! 」
え?縁日ってそんな効能あんの?
「ご、後日、コントロールすれば……な、なんとか」
「お祭り関係ねぇだろ」
しかもそれ、太る食べ方だぞ。
「むぐむぐ」
気にしないことにしたのか、焼き鳥を美味しそうに頬張ることに戻る。
祭りの席には無粋なのかもしれないな、俺も自分の焼き鳥を口に運ぼうと──あぁ、そうだ。その前に。
「そういや、足」
「え?」
「右足、擦れてきてるだろ」
ほら。視線の先には、下駄の紐に食い込んだ彼女の親指の付け根。案の定少しだけ赤らんでいた。
ついさっきから、歩き方が僅かに変だったから。
「………」
ポカンと、間の抜けた表情の香織に構わず、ベンチから立ち上がる。足を乗せるように促して、ポケットから絆創膏を取り出した。絆創膏常時装備とか女子力高くね?これでプチソーイングセットもあればいつでも嫁入りできるレベル……暑さのせいだな。
なるべく丁寧に、絆創膏のメッシュの部分を擦れた部分に重なるように押し当てて、ゆっくりと巻いてやる。
「傷部分に緩衝させるだけでも痛みは無くなるだろ」
「………」
「あとは……ちょっと借りるぞ」
下駄を手に取ると、鼻緒の部分を少し力を入れて緩めてやる。緩め過ぎず、でもきつ過ぎず。これで楽にはなるだろう。
「ん。あんま変わんないかもだけど、少しはマシになるはず」
「………」
「って、聞いてる?香織? 」
焼き鳥を持ったまま、いつまで惚けている気だこいつは。と思ったら、いきなりハッとしたように目を見開いて慌て始める。
「あ、危ない危ない!危うく俊也に騙されるところだった!」
「騙され、って何だおい」
「全く!どこでそういうテクニック取得してくるかなっ、としやは!本当、タチが悪いというか何というか……」
気を遣ってあげたのに何で怒られてるの?女の子って複雑ね!
「むぐむぐっ」
さながら獲物を食らう獣か。
何故かヤケになって焼き鳥を頬張る幼馴染みに呆れつつも……時計を見ると集合時間まであと少しだった。
「食い終わったら入り口行くぞ」
「ん!この匂いは……串カツ⁉︎ 」
「後にしろっ」
鳥居の前には、既にメンバーが集合していた。
「なーんだ、俊也くん達はもう回ってたのか」
「ラブコメの波動を見せつけに来たっつーわけですか……周りの声を代弁すると、末長く滅ぶべきっすね」
「……取り敢えず目障りだから、俊也だけ滅べば良いんじゃないかしら」
「滅ぶべきね」
気さくに右手を上げる粋先輩に続いて、あからさまに面倒そうな後輩と冷淡に目を細める同級生二人。
……ちょっと優理ちゃん?毒舌組に同意しちゃダメだよ?悪い影響しか与えないからねこの人達は。
「ま、冗談はさておき……いや、そうでもない? 」
「そうね、あながち冗談でもないかしら」
「ないわね」
……やだなぁ全くもうそんな、はっはっは。冗談だよね?
「よし!皆ちゃんと集まったね、心も体もお祭り気分で! 」
そんな不安をぶち破るように、香織が元気いっぱいに指揮をとる。やる気十分である。
「男子は……ま、まぁ私服だけども」
「子供の頃のしかなくてなぁ」
「着るの面倒なんで」
「以下同文」
やる気不十分。けれど!と香織は女の子達に手を向けた。
「かすみんとユウちゃんは浴衣姿です! 」
じゃーん!
効果音はない念の為。
霞は藍色の浴衣だった。白のみで描かれた紫陽花の花模様に、朱色の帯が良いアクセントになっている。翡翠色の髪は夏の夜風に揺れて、灯りの反射した瞳は柔らかく潤んでいるようにも見える。
いつもは毒舌で高圧的な態度な彼女も、夏の夜風に当たるその浴衣姿は、どこか儚げな美しさが──
「500円」
「はい? 」
「見物料」
前言撤回。
「冗談よ」
クスリと、楽しそうに口元を緩めて。優し気な、それでいて少しだけ可愛らしく。
「貴方の視線を受けていたら、かなり気分が悪くなっただけ。だから気にしないで」
「ねぇそれ絶対表情とセリフ合ってないよね、おかしいよね何この気持ち」
どうしようそうだ出家しよう。
さて、火渡はといえば彼女もまた、浴衣姿であった。
紺色の生地に、薄桃色の椿の花柄がよく似合う浴衣だ。長く綺麗な黒髪も、右にまとめて流していま。
浴衣ならでは、という訳ではないのだが、その髪型も和服と本当によく合っている。ただ、当の本人はどこか不満気である。
「フード……」
「お前こんな時までフードに拘るのかよ……」
「フード付きの浴衣が無いなんて」
当たり前である。
「ま、良いんじゃないか。浴衣の時くらいさ、せっかく似合ってるし」
「………」
「ん? 」
じっと、こちらを見つめてくる火渡。気を付けて誉めたつもりなのだが、何か不味かったかな。
「ごめんなさい」
「いや何で謝るの」
「罵倒する言葉思い付かなかったから」
「ちょっと?勝手に罵倒属性デフォにすんの止めてくんない?」
やだこの子、本気でそう思ってるよどうしよう。
心にくるなぁ……旅に出ようかなぁ。
「けど、俊也は罵倒されて喜ぶ可哀想な人でしょ? 」
「ちょっと火渡さん? 」
「………」
いやもう誰のせいかは言うまでもない。
原因は素知らぬ振りを決め込みやがって、優雅に団扇を仰いでいらっしゃる。
「大体合ってるし良いんじゃないっすか? 」
「良くないから、大体間違ってるから」
「大体ってことは、少しはあるんだ? 」
「揚げ足をとるな」
「揚げ足って、美味しいの?フライフード? 」
「揚げ足というのは、技をかけようとした足のことを言うのよ。それを逆に切り返して失敗させるから、揚げ足取り」
「「なるほどー」」
うわぁい、凄い団結力。
「と、取り敢えず……皆揃ったことだし、これからどうするんだ? 」
手早い連携で脱線していくレールを軌道修正しなくては。
そうだそうだと、香織が慌てて取り直し。
「さて、宴もたけなわといった所で! 」
「宴もたけなわもねーよ」
「良いのっ、こういうのはほら、インスピレーションだからっ! 」
良いんだろうか。
「とにかく‼︎皆揃った所で、お祭りに突撃だー‼︎ 」
おーっ‼︎
というたった一人のかけ声と共に、俺たち新聞部のメンバーは神社の鳥居を潜るのであった。
……え?男子の服装?あー、大体ジーンズにシャツかな。終わり。
「皆、いらっしゃいませ♩ 」
「こんばんは、皆」
「あ、つぐみちゃん!愛華! 」
俺は今、今生に生まれ出ずったことへの感謝の気持ちでいっぱいだ。意味被りまくってるけどそれも気にならないくらい晴れやかな気持ちでいっぱいだ。
目の前には巫女姿の美少女が二人。名を雨宮つぐみ、桜愛華という。白い小袖に紅の緋袴。頭には白いリボン?いや、おみくじを結んだときのような飾りが一つ、可愛らしく彼女達の前髪を彩っている。
「私は2日ともお手伝いなんだよ、お祭りで遊べないのは少し残念だけど。でも、皆が楽しんでくれる事が一番嬉しいから、ね」
「私はつぐみちゃんのお手伝いだよ。ふふ、賑やかなお祭りのお手伝いって、一度してみたかったんだ」
ただでさえ天使なのに、巫女装束なんて聖なる装備をさせたらもうピュアレベルもキュートレベル最強じゃないですか少しはゲームバランスを考えて下さい運営さん本当にありがとうございます一生付いていきます。
「先輩っ、しっかりして下さい!」
「俊也くんっ、君はまだ死んじゃダメだ‼︎帰りを待ってる人がいるんだろうっ‼︎ 」
倒れ込む俺を何とか支えてくれる向井と粋先輩。
「すみません、自分は……ここまでっす」
「何弱気なこと言ってんすか! 」
「目を閉じるなよ!」
……悔いはない。あるとすれば、巫女姿の二人と屋台を回れなかったこと。それから、二人と美味しい物を食べれなかったこと。それから、愛華にたこ焼きをアーンとかしてもらえなかったこと。雨宮に綿菓子を買ってあげられなかったこと。あと記念写真撮れなかったこと。メモリーに100枚は残すね。あとそれから……やだ、いっぱいあるわ!
結論。
「悔いだらけだな、まだ死ねない」
茶番もよろしく立ち上がる。
「……馬鹿なのかしら」
「………本当にね」
いつの間にか霞と火渡のやたらキツい視線が一身に降り注いでいた。いや俺だけじゃ無いでしょーが、と思ったら向井と先輩はいつの間にか素知らぬ顔で離れていた。
とまぁやんやと騒いではいたが、要するに、お祭りの手伝いをしている愛華と雨宮に出会ったのだ。ちょうど、お守りやおみくじを売っている場所だ。
他にも巫女さん─なのかな、巫女装束の女の子達が働いている─が売り子をしている。
「あ、私もう行かなきゃ!
皆もうちの神社のお守り、是非買って行ってね♩」
「私はおみくじの所だから。おみくじも、よろしくね」
雨宮は確か、お母さんのご実家のお手伝いで愛華は更にそのお手伝い。きっと忙しいのだろう、それでも活き活きと笑顔を振りまいて駆けてゆく。名残惜しいが、二人とはここで別れることに。
後でお守り買いに行くかな。
手を振って別れてから、再びメンバーで円を囲んで。
「よし!じゃあ、早速お祭りを回ろうか!まずは──」
「オーッホホホホホ‼︎ 」
忙しないなぁ。
「この妙に癪に障る高飛車な笑い声はっ⁉︎ 」
「お前も律儀だよな、毎回毎回」
前方から、しゃるらーんと訳の分からない擬音を立てながら優雅に歩いてくる三人組の姿が。
右サイド黒髪の女の子、左サイド白髪の女の子、そして真ん中には金髪のロングヘアにロール、ぴょこんと伸びたアホ毛が特徴的な女の子。
「穂坂香織!ここで会ったが100年目!今日こそ決着をつけて差し上げますわ!」
「「ますわ!」」
中心の白ノ宮妃希と、その取り巻きである黒瀬と白木だ。名前は……えっと、なんだっけか、かな?かえで?とかそんな感じ。
「佳保よ‼︎黒瀬佳保、良い加減覚えなさい‼︎ 」
「白木なつめよ!ちゃんと覚えときなさいっ、この一般市民!」
憤慨だと詰め寄ってくる二人。実に荒っぽい取り巻きである。
「なんですってーっ⁉︎ 」
「なんですの⁉︎ 」
一方、既に香織と妃希は顔を突き合わせていた。それはもう、バチバチと火花を散らして睨み合い。犬猿の仲を絵に描いたような二人、その対峙ぷりには周りの人間も唖然として見守っている。
「上等じゃないっ!何だってやってやるわよ! 」
「良いですわっ、では手始めに──」
あーだこーだと言い争いながら、二人はついに人混みに消えていった。慌ててその後を追いかけていく白黒コンビ。
ってオイオイ、部長が真っ先にいなくなった訳だが。
「──なるほど、それは私に対する宣戦布告、と受け取って良いのかしら」
「どうぞ御自由に」
かと思えば、霞と向井も火花を散らしていた。さっきから何なの一体、祭りの熱気にあてたれたのか?
「返り討ちにあわないと、分からないようね」
「それはこっちのセリフっすよ」
「二人とも……負けず嫌いだよなぁ」
「粋、あなたが判定なさい」
「えぇ⁉︎なんで俺だよ⁉︎ 」
半ば無理矢理粋先輩を捕まえて、霞と向井は反対方向へと歩いて行ってしまった。
あっという間にメンバーがバラバラである。いやぁ、流石の団結力だなぁ。
くいっ。シャツの裾を引っ張られる。
振り返れば、火渡がどうしたものかとその瞳で訴えかけていた。いや、ホントにね。困った人達だね。
「……一緒に回るか」
こくり。
良かった……拒否られたら危うく死んじゃうところだった。心が。
頷いてくれた火渡と取り敢えず手近な屋台から回ることに──
「あんず飴……! 」
「はいはい」
「それから綿菓子……同時にりんご飴」
「食い合わせで胃もたれ起こすわっ」
何このデジャヴ。
まぁ嬉しそうなのは何よりだけど。両手に甘味をいっぱい持って、緩みまくっているというか、幸せそうだ。……フードないけど、
さて、次はどこに行こうか。そんなことを考えていると──
「よっ!優理じゃん! 」
不意にかかってきた男の声。
振り返ると……全く知らん男が立っていた。青いツンツン頭に、紺碧の瞳。整った顔立ちに、長い手足。身長は同じくらいだから……同年代かな?
で、こいつは……いや待て、今までのパターンから推測するに。なるほど、そんな所が妥当な感じか。見た感じ100パー善人だ。オーケーオーケー、パターンBね、彼女を助けに来たパターンBね、慣れてる大丈夫。
しかし俺とて単なる噛ませ犬Bで終わる気もない、せめて名前くらい表示されるキャラでありたい。大人しくやられて、惨めに去り際に「覚えてろ! 」くらいは口にしておきたいなぁ。
おやしかし、心なしか火渡は顔をしかめているような……んー、どゆこと?気のせいかな。
「何だ、祭り来てんなら声くらいかけて……って、あれ?」
そこでようやく彼と目が合った。どっかで見たことあるような気もしないでもないような……いや、別に何も始まらないからね。目と目が合う瞬間に何も感じない。
さて、俺はどう対処するべきか……取り敢えず後で考えよう☆
次回!
状況を勝手に勘違いをした馬鹿が謎の男に戦いを挑むおはなし。見所は特になし!
俊也
「テメーがこの俺をいなすなんざ、甘ぇ、あんず飴より遥かに甘ぇな!踏んできた場数、背負ってるもんの重みが違ぇんだよ」
優理
「キャラ変わってない?」
俊也
「シャラップ! 」
スピーディーに夏祭りを終えたなら、次は廃墟で肝試しです!
次回もよろしくお願いします!




