ラックの願い
30分前の博士がどうぞ存在していますように・・・・
祈るような気持ちで博士の家へと急ぎました、果たして博士は・・・
博士の家の扉を開ける間もなく部屋へと飛び込んで行きました
博士がそこにいました・・・・
どうしたんだね、娘と横浜に行ったのじゃなかったのかね
良かった・・・・
博士たった今、ここを出ましょう、訳は後からお話しますから・・・
いきなりどういう訳か分からんが、差し迫った事情が有るんだろう
私と博士はその場から逃げだすように円盤へと急ぎました
円盤に乗り込むとそのまま亜空間へと時間移動を行いました
博士、博士を狙った刺客が今、ご自宅へと差し向けられているのを
察知しました
博士はかなり危ない状態でした・・・・
今までは、サイキックは周りに存在する邪念 の強い人をコントロールして
危害を加えようとしていましたが、敵は切羽詰まってきたのか
過去から、それも御自宅を狙って刺客を送りこんできたのです
事態は、差し迫ってきているようです
多分、博士の活躍がもうすぐ始まり、それによって私たちの世界の消滅する
時期も早まって来ているからなんだと思います・・・
ラック、私は一体何から始めたらいいのだろうか?
博士、先ずお仕事を止められて、公の場所でエネルギー転換の必要性を
訴えて下さい
そして出来れば数多くの有識者とのコンタクトを始めてください・・
急がなければ、博士が危ない、そして私たちの意志が無駄になってしまうのですから・・
ラックは真剣に私に訴えかけて来た・・・・・・・つづく