21/42
サイキック
ところが、今まで莫大な富を得てきた大企業は
それを失うのが、我慢出来ません
地下都市の開発や、ドーム式のコロニー、生活環境保全設備等で儲けたお金と富を
そして自分の地位を失う事は決して納得できるものでは無かったのです
ですが、世界の意志は博士の世界を受け入れることを
決めてしまいましたので、表面上は承諾するしか無かったのです
博士が、自然環境を守りながらエネルギー開発を始めると
私たちの世界はそれと同時に消滅を始めるのです
2つに分かれた川が合流して、1つの大きな川になる
そういう時間の原理が働くのです
ですから、富を得た大企業の人たちは、川の本流は
自分たちの世界にしたいのです・・・・・・・
大企業の人たちは、サイキックを雇い入れ
博士の殺害を秘かに実行し始めました
タイム規約の中に、歴史を変えてはいけないというのは
当り前ですが、他にも厳しい規約が有ります
一つは、過去の人たちの体に触れてはならない
もう一つは、武器を使ってはならない
ですから彼らは、サイキックを使い、その時代の人たちの
悪の意志をコントロールして操り、博士を殺害しようと
試みているのです
博士が幼い頃、本当は生きるはずだったのが、殺されたのは
多分、奴らの策略に違いありません・・・・・・・・つづく




