52話 その後
僕たちは無事に戻ったが……怒られた。
でもそれもこちらを心配してなので何も言えない。
「以上。以後気を付けるように、それとカケルには6ヶ月間軍での飛行停止だ」
「は?それは……それだけは……」
「まあ良く聞け、軍としては禁止するが個人所有の飛行機は対象外だ……戻って時間できたら新婚旅行の続きでもしろ……」
「ありがとう……ございます」
「何だ、不服か?」
「6ヶ月は長くないですか?それと戻ってすぐに旅行は無理ですか?」
「お前……自分が何したか分かって無いな。今世界で一番注目されてる適合者が大戦果を……多分大変だぞ」
「……そうなんですか?嫌だな……」
「まあそれも仕事だ」
「了解!」
それから数ヶ月の飛べない日々が始り国が近付いた頃僕に依頼が来た
「各国の司令官を中央島基地に送ればいいのですか?」
「そうだ、零式飛行器でな。当然協力してほしい」
「分かりました。喜んで行きます」
「エナガ姫も一緒にだぞ」
「了解!」
その日僕は最高記録の1日無休憩で飛行し皆を驚かせた。
そこから連日各国のラジオや新聞の取材で大変だったがそれも落ち着きもう一度旅行に行ける事になった。
「もう一度旅行に行けるのね」
「そうだな。エナとだったら何回でも行きたいね」
で、行った先に敵の巣を発見……駆除した。
またその後旅行していたら……巣を見付けた。
旅行する度に敵を見付けるので、軍からも偵察専用の特殊部隊として独立した。
そして、敵の巣を破壊しながらも軽量で航続距離を伸ばした1式戦闘器、迎撃戦闘用の巨大発動機を搭載した2式戦闘器、特殊な発動機で空気抵抗を減らし高高度の飛行が出来る3式戦闘器、当時の技術を詰め込んだ機体の4式戦闘器、3式戦闘器の発動機の生産が追い付かない為普通の発動機を積んだ5式戦闘器などを開発しその後は後進が育つように1歩下がって相談役などを務めた。
5式戦闘器が完成した頃にはもう敵の巣も見付からなくなり、僕たちの仕事も落ち着いて子供も生まれた。子供が生まれてからは軍の予備役を希望し、一つの小さい島の統治を任された。
貴族として働きながらも飛行機のメンテは自分でして零式飛行器は彼が亡くなるまで現役で飛ぶ事が出来た。
カケルとエナは世界最強の適合者夫婦として世界中から注目され、”彼らの居る国と戦うと吹き飛ばされるぞ”とカケルたちの存在自体が戦争の抑止力となった。
カケル自身も亡くなる数日前まで飛行器を現役で操縦するほど空を飛ぶことが好きだったが、昔みたいに馬鹿にする人は誰も居なかった。
彼が亡くなる直前に子供に言った言葉は
「また生まれ変われたとしても、空を飛びたいな」だった。
これでこの話は終わりです。
思っていることを文章にするのが難しくで読みにくいかと思いますが最後まで書きました。
まだまだ書きたかったこととか間違えた事、体調不良で書けない日々など有りましたが思っていた以上に見てくれている方が多く驚きました(自分の趣味的な話なので誰も読まないだろうと思ってました)
多分また似たような話書きます。それまでにレベルアップ……できたらいいな。
最後まで読んで頂きありがとうございました。




