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空を飛びたかった俺が転生した世界で……  作者: 神戸近区


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31/52

31話 足音

 あれから数週間敵襲がなかった。その為その間に98複座が正式採用した。と言っても僕にしか動かせないが……

基地にも少数だが対空砲が配備され、新たな戦闘器と適合者も増えた。

「なあカケル、これだけ戦力が増えたらこの基地は安全だな」

「私もそう思うわ。今から逆に敵の拠点攻めたい位よ」

「西宮もエナも……今世界中で攻撃がないらしい。これが敵の戦力が無くなったのならいいのだけど」


「これだけ二人で倒してくれたんだ……減って無かったら最悪だよ」

「そうね。平和になって欲しいわ」

「そうだね。平和になったら何したい?」


「それは……彼女つくったり、旅行したり……エナ様は恋したくないですか?」

「恋か……私より強くてこの国を護ろうって考えてくれる人が居たらね」

「何で二人とも僕を見て言う??」


「……エナ様彼は戦闘は強いのですが……」

「強敵が相手でも負けないわ……って何で分かるの?」

「何が?」


「カケル……頑張れ」

「私が分かりやすいの?彼が鈍感なの?」

「だから何を頑張れと?」


「両方かと思います」

「……私分かりやすかったんだ……」

「エナどうした?悩みか?話聞こうか?」


「何か良い感じではないですか?」

「彼の部屋で寝ても何もしない人よ」

「あの時は驚いたよ。外で寝て体痛かった」


「それは驚きです!いつですか?」

「「空襲のあとかな」」


 その時警報が鳴った

「敵の小型飛行物体が接近中……数は……え?……50以上を第1梯団とし第2梯団に低速の大型約50……基地周辺に空襲警報を発令します」

僕たちも出撃しないと……

「エナ行こうか」

「はい」

98複座に搭乗し二人とも出撃準備が終わった

「エナ準備いいか?」

「出来てる」


「98複座離陸準備出来ました」

「98複座優先で出撃出来ます。ご武運を」

出撃したらすぐに嫌な感じがしてきた……これは多いな。

「エナこれから発動機を全開で回す……少し揺れるぞ」

「大丈夫よ!」

轟音と共に凄い速さで飛んで行き敵に近付いた

「凄いな……空が暗いし下は……」

「爆撃したみたいね。上空は何処を見ても敵ね」


「攻撃開始。小型には15mmで十分だ。照準も狙わなくても当たる……って敵も機銃撃って来た」

「照準は私がします。操縦は任せた」

敵弾を回避しながらの攻撃だが、多分敵はまだ銃を上手に使えてない。それに比べてこちらの弾丸は当たる。

「もう敵を15機以上落としたな。残弾は?」

「もう15mmは無くなるわ」


「後方の大型機の方に向かおう。基地へ、こちら98複座カケル小型機の後方の大型を少しでも減らします。小型は15機以上落としました」

「こちら基地、了解!大型機を頼む」


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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