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普通ノ魔法使イ

「ヤバい物ですか?」

「ええ、正体はわからないけど...確実にヤバい何かよ」

「わかりました、気をつけますお嬢様」

...その頃....

「ガラナ...いいか?」

『ナンダ?』

「お前の封印が解けたら...俺はどうなるんだ?」

『独立シタ存在トナルカ...消エルカノドチラカダ』

「そうか...」

『レイヤ、気ヅイテイルカ?』

「ああ、さっきから俺の後ろをついてきてる奴がいるんだろ?」

『ソウダ、上ヲ見ロ』

「上?」

....箒に乗った白黒の服の女がいた....

「なんだあれ?」

『サァナ、ダガ...確実ニオマエヲネラッテイルダロウ』

「なんなんだぜ?アイツは」

....霊夢の友人であり魔法使い・霧雨魔理沙だ....

「霊夢がやられたって聞いて探していたらなんか明らかにヤバそうな奴見つけちまったぜ」

「......」

「でも霊夢がやられた奴を倒せば私の方が強いって事だぜ!」

「なーんか、嫌な予感がするんだが...」

『奇遇ダナ、ワレモ同ジ事ヲ考エテイタ』

「よーし、じゃあぶっ飛ばすぜ!」

「ガラナ、ちょっとマジになってもいいよな」

『イイガ、程々ニナ』

「【恋符「マスタースパーク」】!!」

「なっ!?」

....ドカーーン!!....

「あちゃーやり過ぎちまったのぜ...まぁ...アイツはぶっ飛んだみたいだし...」

「誰がぶっ飛んだってー?」

「なっ!?」

....ザシュッ....

「あんな大降りな攻撃なんて数秒で避けられるぜ?」

「そんな....」

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