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魔法少女ヒカリ  作者: シュガーウォーク
慈愛
13/21

1パート

「前回の戦いで魔法少女ヒカリの新形態が確認されましたが魔法少女ヒカリ強の形態と言うそうです。文献にそれらしいものが残されていましたが書物が違っていた為別物と捉えていました。」


「暁美さんもこの形態の事は知らなかった?」


「はい。変身した直後は変身したことに驚きました。」


「一緒にいるミントくんは?」


「ミント。呼ばれてるよ。」


暁美の肩の上で優雅に紅茶を飲んでいたミントは話しかけられて驚いて反応した。


「は、はいなんでしょう!」


「ミント君は魔法少女ヒカリの強の形態を知っていたのかな?」


「知っていました!」


「なんでそれを言わなかったんだ?」


「いや、知らなくてもいいのかと。」


「ミントくん。君は確かに警察官ではないが、魔法少女ヒカリに関係している以上きみも協力してもらわなければ困る。以後むやみに情報を隠すことがないように。」


「はい。わかりました。」


暁美の肩の上でミントは拗ねた。暁美はちゃかした。


「やーい。怒られたー。」


「僕を怒らせる気だな!」


「怒ったらどうするのー?」


「暁美ちゃんのお部屋でお菓子食べた時手を拭かない!」


「地味に汚れるからやめて。」



桜が笑いながら二人のやりとりを聞いていた。



「今までの鬼と百鬼は様々な点で違っていたが特に大きな特徴として警官に殺意を持って攻撃を加えようとしたことだ。過去の鬼は物を破壊や燃やしたりはするものの、人の命に関わる事はしなかった。特に大きな違いと思う。何か今までの鬼と百鬼の違う点について手がかりが欲しいが暁美さんなにか気付いた事はある?」



「大きな違いとしてはまず、非常に戦闘能力が高かったのと、あと誰から生まれたのかがはっきりしていることですね。」


「なるほど。百鬼の生まれるところを見たのかな?」


「いえ、百鬼が行動をともにしている相手がいまして。振る舞いなどから明らかにその相手から生まれたものだと思います。個人的考えですが、あれが鬼の総大将だと思います。」


「鬼の総大将はどんな姿かたちをしているんだ?巨大な鬼か?」


「いえ、私と同じくらいの女性です。名前は般若というらしいです。黒い衣装を身につけていました。黒い羽に息を吹き付ける事で鬼を誕生させています。百鬼もおそらく、そのようにして生まれたのだと思います。百鬼は私が般若に攻撃をしようとした時必死に守りました。自分の親を攻撃されないようにしたんだと思います。」


「親か。百鬼が自分の親を攻撃されないようにしたということは親が倒されれば鬼自身にあまり良くないことが起こるということだ。例えば自分も消えてしまうとか。」


「百鬼以前の鬼は自分の親がどの人間なのかがわからないので人の命に関わる事はできなかったんですよ自分の身に関わるので。」


「納得だ。それと、科捜研からの報告があるのでそれを受けたら解散とする。」


科捜研からの報告は安全な広い場所でとのことで全員が移動した。弘樹が大きな道具を持ってきた。そして部屋の中央部に黒い塊が置かれていた。そして、弘樹が報告をはじめた。



「この塊は鬼の外骨格と同じ成分でできていて硬さも同じです。魔法少女ヒカリのステッキについての研究が一区切りつきました。魔法少女ヒカリはステッキに魔法力を込めて撃破してきましたが我々も似たような状況を作り出すことが可能となりました。」


おおー。と本部全体が感嘆の声をあげた。


「百鬼との戦いで成果を上げた振動と高熱を組み合わせました。非常に高い温度のまま振動させ、切りつけると・・・・・」


黒い塊がまっぷたつになった。


「すげぇ。」


暁美ですら驚いてみていた。下手をするとステッキよりも威力あるかも。


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