変な世界で僕は刀使い
朝、いつものように起きたら、知らない世界にいた。転生というより、一時的にこの世界に飛ばされたという感じ?そこには仲の良い?二人がいた。
「ふわあ」どうやら眠っていたようだ。あたりを見回すと、僕、小瀬佐、は知らない家にいた。体が痛い。「おっ、ようやく起きたね。」聞き覚えのある声がする。「あ、香姉じゃん。ここ、どこ?」香姉は僕よりニ才年上で高校一年生だ。ちなみに僕は中学ニ年生だ。「ここは季香示さんの家。色々と理由があって泊まらせてもらってるの。それはそうと、外で木こりしてたら突然空から降ってきてびっくりしたよ。」香姉が説明する。体が痛い理由は空から落ちてきたかららしい。そんな事を考えていると、朝になっていた。どうやら眠っていたらしい。そこにある時計を見てみると既に十時になっていた。本来ならば、大遅刻だが、ここは知らないところだ。それに、窓の外を見てみると、辺りは森だった。横から落ち付いた声が聞こえる。「おっ、起きたか」。見るとそこには知らない人が椅子に座っていた。大体四十歳くらいだろうか。「あなたは。。。」それからここはどんな所なのかや何故森の中なのかなどを聞き出した。どうやらここは僕がもともと生きていた世界とは全く違う世界らしい。つい最近になってこれまではバランスが保てていたのに、急に怪物が活性化し始めたらしい。どうやって元の世界に戻れるか考えていたら、季香示さんが声をかけてきた。「つい昨日分かった事なんだがこの世界、高乱には最強最悪と呼ばれる怪物がいるらしい。突然出てきたから誰も存在を知らなかったらしい。その怪物は強いやつと戦う為に他の世界から色々な人や化け物、妖怪などをこの世界に連れ込んでいるらしい。そいつを倒せば、きっと元の世界に帰る事ができるはずだ。」この世界についてから、数日がたった。痛みが引いたら、毎日木こりをさせられて、すごく怠い。木こりが終わったら、大自然のなかを少し散歩して、それから切った木を集めてそれを指定された倉庫の中に入れてから帰っている。そんなある日、急に香姉と季香示さんに言われた。「それじゃあ明日は近くの塔を攻略してきてもらう。」と。「ちょっと待てどういう事だ。」と聞くと「近くに塔があるでしょ。」「そういえば、近くに低めな塔があったな。」と、その塔を思い返しながら言う。「そこの塔には怪物が住んでいる、という情報があったから、その塔を攻略、つまりそこに住んでる怪物を全滅させてきてってこと。」ひょわ?と思わず変な声を上げる。それに対して香姉は言う。「大丈夫大丈夫、零も行くからさ。」零は高校三年生で凄腕のヒットマンだ。香姉と僕みたいに家族ではない。一応、銃刀法違反に引っかからないように、全員許可は得ている。愛銃のデザートホークで的確な射撃で敵を一瞬で倒す。「だったら零一人でいいじゃん。」本当に塔の強さによっては、零一人でも攻略できるだろう。「いや、それがそう簡単じゃないから小瀬佐に行ってもらおうって思ったの。後、行ってくれたら木刀を支給す…」「よし、行くか!」と即答する。僕は剣が好きで、剣道を初めて二年たっている。僕の成長は凄まじくて、先生にもよく褒められる。「じゃあ、早速だけど、明日行ってきてもらうから。「え、聞いてないんだが。」と零が言う。「だって、言ってないもん。」と香姉。僕はうきうきしていた。「本当に大丈夫かなあ。」と季香示さんがため息をついていた。翌朝、僕と零は塔に来ていた。木刀を持って入り込もうとしたのに、その塔には入り口がなかった。「一周ぐるっと回ったのに入り口がない。多分隠し扉がある。」突然零が言った。「どこにあるのか見当はある?」と聞く。「ああ、おそらくここら辺だ。」と零が言った次の瞬間、零は消えていた。何が起こっているのか分からなかった。だからこそ、零がやった事をまねして、壁にてを当てたら、急に壁が回り、薄暗い所にいた。どうやら零の感は完璧だったらしい。辺りを見回してみると、そこには恐らく怪物と呼ばれる生物が地面にいた。「遅かったな。全部片付いた。」声のする方を見ると、そこには零がいた。「早。」と思わず言う。ちなみに、零はいつもの愛銃が無くて、ただのピストルしか持っていない。ピストルになると、正確に当てればいいが、威力は減る。「あっ、あそこに階段がある。何階まであるんだろう。」と言う。僕たちは凄い速度で塔を攻略していき、階段の上から光が差し込んでいた。次が最上階で屋根が無いらしい。「くっ、こいつ他の奴らとは耐久力が違いすぎる。」零は息が上がっている。でかい体の割に素早く、一発一発が重い。「小瀬佐、お前が近接攻撃で俺が援護する。」「了解、相棒」と短く返す。何時間もの時間が経ったように感じた。そしてようやく、その怪物は断末魔を上げて虚空に消えていった。僕たちは、また、塔に来ていた。と言っても、前回とは違う塔だ。前の塔と違うところは場所だけではなく、しっかりとした入口があることだ。そして塔の中に入った。中身も違っていた。あらかじめ怪物がいるのではなく、召喚物があったことだ。「これ、何だろう。」と思って召喚物に近づこうとしたら、突然零が「とまれ!」と叫んだ。「なんで止まるの?」と聞きながら、召喚物に近づいたら、急に紫のオーラをまとった怪物が目の前に出てきて、攻撃してきた。僕は、よけきれずに、吹っ飛ばされた。「零、気をつけろ、こいつ、強いぞ。」忠告すると、僕はまた、立ち上がり、木刀を持って突撃した。だが、僕の攻撃が当たる前に、零の攻撃が先に当たっていて、僕は、倒れかけている怪物を当てた。「塔によって怪物の強さが変わってくるらしい。」と零は驚いた様子で言う。その後は、塔の主まで、いつもより警戒しながら、たどり着いた。「零、きっとこいつは耐久力が前の主より上がってる。」と言っておいて、僕は、突撃して、攻撃を避けながら、少しずつ、体力を削っていった。零は援護射撃で、ダメージを与えていった。そして、倒した。「案外簡単だったな。」と零が馬鹿にするように言う。「あ、あそこに宝箱がある。ちょっと開けてみようよ。」僕は好奇心でその宝箱を開けた。すると、そこには、鉄があったりして、それを取り出していたら、零が、危ない!と言って、僕を突き落とした。直後、塔のてっぺんが爆発して、ごっそり削られた。幸い、塔の高さはそれほどなくて、体が頑丈な僕は普通にいてて、くらいで済んだ。だが、零の体は僕ほど頑丈ではない。それに、爆発ももろに受けていた。「おーい零、聞こえたら返事をしてくれ~」と言いながら、零を探し回った。そして、血の跡を見つけた。それは、森の中に続いていた。そして、零を見つけた。「あ、零大丈夫だったんだね!」嬉しくて仕方がない。「・・・お前は誰だ」え?と素っ頓狂な声を上げる。「僕だよ、小瀬佐だよ。」「だから知らないといっただろう。」と怒りのこもった声で怒鳴られる。「一旦香姉のところに戻ろう。」そういった途端、零は驚いた顔で言った。「何故香を知ってる。」いったん帰ろう。と言って、帰ってきた。 「メモを見てみな。そこに小瀬佐の名前が載ってると思うけど。」と香姉が零に言うと、零は、「小瀬佐だったか。すまなかった。」と誤ってきた。「零は記憶を失ってたの?」状況が理解できない。「零は続行っていう能力を持ってるの。死んだらその場で何事もなかったように生き返る。だけど、デメリットもあって、一番近くにいた人の記憶を忘れるの。」代わりに香姉が答える。「そのデメリットのせいもあって、あった人の名前を書き留めておくメモがあるの。」メモのことを教えてくれる。「やはり、死んだときの痛みと近くの人を忘れて、嫌われるのは何度起きても、慣れない。というか、慣れない方がいいんだろうが。」零がつぶやく。「今回は、零の一番近くにいた人が僕だったから、零は僕のことを忘れてたんだね。」ようやく色々なことが分かってくる。「そういえば、前回の塔で、鉄が見つかったんだった。零は銃を作って僕は刀を作ったら攻撃力も増すし、いいんじゃない。」と零に尋ねる。「そうだな。だが鉄の量から見て、おそらく刀か銃,どちらかしか作れないだろう。」「え」と声を上げる。正直、銃と刀を両方とも作っても鉄は余ると思っていた。「だって、刀を作るにしても、銃を作っても、作る土台がないだろ。その土台を作るために鉄が必要なんだ。」零が説明する。銃には専用のテーブル、刀には金床が必要だ。そのことを、すっかり忘れてた。「後、俺の銃には、銃弾が必要だ。だから俺の銃を作らせてもらう。」急すぎないか、と心の中で、突っ込みを入れるが、言葉に出したら、面倒なことになるだろうから、あえて言わないでおいた。そんなことを考えていると、「多分金床を作るくらいの鉄は余るぞ。」と急に言われて一瞬びくっとなる。「わかった。ありがとう」と焦りながら僕は言った。「なんかこの世界でも異世界があるらしいよ。それも二個。」突然香姉に言われる。は?と驚きの声が漏れる。「え、にににに二個?」「ごめんごめん、三個だった」僕は空いた口がふさがらなかった。異世界に飛ばされただけでも異常だけど、その異世界で三つもの別の異世界があるのは初耳だった。元の世界ではそもそも異世界というものが存在しなかった。だが、この世界では異世界が三つもある。「というか三つの異世界はどうやって行くんだ。行く方法がなかったら絶対帰れなくなるぞ。」「まあ、その時はその時で考えたらいいじゃん。」「お前は馬鹿か。」香姉はたまにこういうノープランなところがある。「とりあえず、最初の異世界に行ってみたら。零と。」もういけるの。てか零となんて死ぬほど嫌なんだけど。ちなみに零とは今もコミュニケーションが取れていない。「どうやって行くんだ。」零が興味持っている。「いや、なんでそんな乗り気なんだよ」「黙れ」一括されて黙る。「この世界特有の木の枠に毒をまくと、その木の枠の中にゲートができるらしい。そのゲートをくぐると異世界に行けるらしい。」香姉が説明する。「どこでもドアみたいだな」零が言う。「というか、知りすぎじゃない。」素直に思ったことをいう。「これは季香示さんに聞いた情報です」と論破されてしまった。ちなみにこの後は無駄な話を約二時間ほど聞かされた。「やれやれようやく解放された。」零が疲れた様子で言ってきた。まあ無理もない。香姉は僕たちは全く知らないことばかり言ってきたからだ。それを二時間も聞かされたので僕たちは拷問を受けた後みたいにぐったりしている。それほど香姉の話はつまらないのだ。「じゃあとりあえず最初の異世界に行くか。」「じゃあさっき言ってたこの世界特有の木を探さないとな。」とそんな雑談を零とかわしながら、もう一度僕たちはその木を探すのと同時に素材の確保と塔の攻略に向かうのだった
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。最近、忙しいので、続きをいつかけるかわかりませんので、たまに確認してください。




