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創作お役立ち?

(* ̄∇ ̄)b 小説と料理は似てるよね? ( ̄□ ̄;)はあ?

作者: NOMAR & 加瀬優妃


o( ̄▽ ̄*)

 おおお、料理のたとえ話面白いですよー。創作論、とまではいかなくてもエッセイにできそうです!


(* ̄∇ ̄)ノ

 ネタ提供できたかな? 良かったです。


ヾ(・_・;)

 ちゃう、ちゃう。ノマさんに書いてくれって言ってるんです。


(; ̄∇ ̄)

 あえ? カセユキさんじゃ無くてノマが書くの?


\( ̄▽ ̄*)

 そうです。書きたいんじゃなくて読みたいの。よろしくです!(キッパリ)


(* ̄∇ ̄)ノ 

 というわけでこのエッセイはノマと、


\( ̄▽ ̄*) 

 カセユキの二人でお届けしまーす。



(* ̄∇ ̄)b

 料理と小説は似てるよね。


( ̄□ ̄;)

 はあ? そーですかね?


(* ̄∇ ̄)ノ 

 小説って料理みたいなところあると思うんですよ。いいもの作ろうとすると書く方にはそれなりに技術がいる。読む方には特別な技術は要らない。文字が読めればいい。


 料理を作るにはいろんな知識や技術はいるし。だけど、食べる方はお箸の使い方さえ知っていればいい。


( ̄▽ ̄*)

 ほうほう。


(* ̄∇ ̄)ノ

 マナーを必要とされるのはオシャレなお店の高級料理とか。これは食べる方にもテーブルマナーなど求められます。

 小説だと格式高い文芸書とか、古典の名作、純文学とか。


( ̄▽ ̄*)

 オシャレに高級に気取っている感じですか? 回らないお寿司とかも?


(* ̄∇ ̄)ノ

 そんな感じ。そして、難しいマナーも知識も要らないから気軽に食べられるものが欲しい。できればなんだか楽しげな、いつもと違うものを。

 こういうのがお祭りの屋台とかジャンクフード、B級グルメとかに。

 ライトノベルは屋台の串焼きとか焼きそばとか、童話や寓話なんてのは、子供が好きなわたあめとかチョコバナナになるかと。


( ̄▽ ̄*)

 なるほど、文学愛好者や文芸マニアは美食家になるんですね。で、マナーや作法にうるさくなったりとか。で、スナック菓子を手掴みでポリポリと、というのがライトノベルですか?


(* ̄∇ ̄)ノ

 料理って一番身近な創作物だと思うのですよね。なので小説を料理で例えるとちょっと見方が変わるかもしれない。


 エタる、というのも。

 すっごい豪華料理を作ろうとして、材料山盛り買ってきて、よしやるぞ、と作っていると、作ってる最中に味見のし過ぎでお腹いっぱいになっちゃって、もういいや、とか。


 自分一人が満足するためにやってるとお腹いっぱいになったところで終わりになっちゃったり。これを最後まで作り上げるには、創作を楽しむだけではちょっと足りないのでしょう。


\( ̄▽ ̄*)

 そこに何があるといいんですか? お腹いっぱいになっても最後まで作り上げるには?


(* ̄∇ ̄)ノ

 これってバレンタインデーみたいなもの? 

 私の作ったスペシャルメニューをあの人に、という使命感や責任感なんてのが必要になるのでしょう。


 そしてニッチなもの作るのは、この味が分かるマニアはいるかな? ぐふふ、という気持ちで作ったり。食べる方も、この味が分かる私は通だな、ふふふ、となったり。


( ̄▽ ̄;)

 それ、ちゃんと食べられます?


(* ̄∇ ̄)ノ

 珍味です。ナマコの酢の物とか、タラの白子とか、クラゲとか?


( ̄▽ ̄;)

 海産物ばかりですが? マニア向け? ニッチなの?


(* ̄∇ ̄)ノ 

 海産物なら世界一悪食なのは日本の食文化です。


 他には、チョコミント、かな? 好きな人は好き、ダメな人は、コレ歯みがき粉食べてるみたい、となったりします。

 あとは納豆とかも、見方を変えれば腐った豆です。ジャンルで言うと、腐ってやがる、とか。


(・_・;)

 腐ってやがる? どんなジャンルですか?


(;o_ _)o

 すいませんでした。どうかそのままのピュアなままでいてください。

 

(・◇・;)

 ???


(* ̄∇ ̄)ノ

 で、作ってる人の我が出過ぎたりすると、できた料理を出して、このニンジンは無農薬でー、ニンジン一筋のヤマダさんが丹精込めて作ったものを、俺が隣の県まで車を走らせてだなー、と語り始めたり。


( ̄。 ̄;)

 じっくり味わってるときは、黙って食べさせて欲しいなあ。

 設定好きな人にありがちな、説明過多、ネタ元公開、というやつですかね。


☆->(×д×ノ)ノ

 痛、イタタ、ブーメラン。わたし、別枠でやっちゃいました。


(; ̄▽ ̄)

 こーいうトークは発見もあるけど刺さるねー。


( ̄▽ ̄;)ゞ

 とりあえず自分は棚上げしといて。

 本文ではなく後書きとかでやられてもちょっと面倒。

 明るいコメディ系だと逆に楽しかったりもするんですけどね。毎週やってる30分アニメの最後にミニコーナーが付いている感じで。


( ̄~ ̄;)

 だけどシリアス系だと作品世界に浸れなくなっちゃうからなあ。そこで弾かれてしまう。


 あと、読み手の人って書き手の苦労話はあまり好きじゃないみたいですしね。

「そのニンジンの入手の苦労とか知らん! 美味ければよし!」

 が読み手の心理かな、と思う。


(* ̄∇ ̄)

 食べる方は、作り方にまで興味を持つのはマニアなんじゃない? 

 で、細かいことに口うるさい人というのは、まったくフランス料理にしょうゆを入れるなんて。だいたいフランス料理というものはだな、と蘊蓄が始まったり。


(・▽・;)

 あ、いそう。

「カレーならこの皿じゃないと」

「盛り付け方がいまいち」

「人参の切り方はこうでしょ」

 的なこと「だけ」を言われると、


(;_; )

「その前に、まず味について言ってもらえないかな?」

という気分になります。

 味についてなら「いまいちな理由はここ」とか聞く気あるのにー。


(; ̄▽ ̄A)

 気持ちは分かる。内容について、コレどうなんだろ? と聞いてみたいから投稿したりするわけだし。


Σ(゜o゜)

 お! 料理のたとえ話、面白いぞ!


d( ̄▽ ̄*)

 評判のお店で美味しいカレーを食べて感動し、

「よし、自分でも作ってみよう」

 となったとき、何の基礎もなく再現できてオリジナリティを出せる人は天才ですね。


( ̄△ ̄;)

 自分だったら具をちょっと変えただけの似たような味になりそう。

 どっかで食べたよね、みたいな。


(* ̄∇ ̄)

 個性を出すのも難しいけれど、それ以上にまるで個性が無いものを作る方が難しいのかも。誰だって滲み出るものだから、完全な無個性なんてのはまず無いし。


(_ _;)

 まーそうですが、「食べたことある!」って言われるのは恥ずかしい。


( ̄▽ ̄*)

 だから私はと言うと、

「カレーを作ってみよう」

 となったとき、

「こういうスパイスを混ぜるとカレーになるのね」

 という基本的なところは参考にしますが、お店を食べ歩いたりクックパッドでアレンジレシピを調べたりなどは一切しませんね。

「自分はこんなのが好きだなー」

と、材料選びから全部自分だけでやってしまいます。

「普通は『しめじ』は入れないって? 知らん、知らん。だって美味しそうじゃん」

という感じでしょうか。


Σ( ̄□ ̄;)

 ……どっちみち駄目じゃん!


(; ̄▽ ̄)ノ 

 いや、キノコカレーはヘルシーで美味しそうだけど? それで、食べ歩きとかしないの?


(・_・;)

 いや、食べ歩いたら

「これ以上美味しいのは自分では作れないし」

 となりそうですし、アレンジレシピなんか調べた日には、意外性を重視してよくわからない得体の知れないものができてしまいそうです。 

 だってカブるの嫌だし。


(* ̄∇ ̄)

 あ、うん。カブるのは回避したいよね。これが私の作った私の味だよー、としたいもの。


(^_^;)

 ただ材料を選ぶ際、材料の特徴を理解していないと恐ろしい味になってしまうので、ある程度は調べますが。


(; ̄~ ̄)

 この調べるのに時間がかかるんだよなあ。ちゃんとしようとするとたいへん。


( ̄。 ̄;)

 …………。(私は調べるのもテキトー、とは言えないなー)


d( ̄▽ ̄*)

 でもって、これで商売をする気は無いのです。

「この味どう? 美味しいでしょ? ねっ!」

 と推す気もないのです。


「こんなんできたー。食べてみてー」

 と言い、通りかかった人が味見して

「ちょっと合わないかなー」

 となったらそれはそれで仕方ないし、

「まぁ食べられるね」

 と完食してくれた人がいればOK。


 その中で、

「この味好きだよ!」

 という人が現れればとても嬉しい。


(* ̄▽ ̄)ノ

 わかる! そして運良くそんな人に見つけてもらいたい、と願いながら投稿します。


d( ̄~ ̄;)

 なお、基本的に作りかけは出さない。

 途中でなんやかんや言われるのが嫌。その後この味足すつもりなの、とか説明したくないし、自分の思う味を作りだし完成させるのが最大の目的なので、その人の好みを入れる気がない。


(* ̄∇ ̄)ノ

 プロでは無く趣味で書くのならそうでしょう。と言うよりそうで無いとおもしろく無いし。


( ̄▽ ̄*)

 プロだと売れるかどうかが大事だから、自分の好みよりも人の好みを優先しないと、ですよね。


 商売をしようと思っている人、その気はないけど料理を作ったらたくさんの友人が来ると分かってる人は、自分の味覚ではなく客が好きそうな物を考慮しないといけないじゃないですか。


(* ̄∇ ̄)

 商売と考えると売れてナンボだって話になりそうだからね。


d( ̄▽ ̄*)

 でもまぁ、料理を作るのも、作りたいから作る人と、食べた人の喜ぶ顔が見たいから作る、という人に分かれますからね。後者の人にとっては自分の味を出すより喜んでもらう方が優先だから、合わせることにストレスは感じないんだろうな、と思います。


(^o^;)

 私は駄目だー。間違いなく前者ですしね。しかもオリジナリティを追求するタイプの。

 するなと言われると逆にやりたくなる天邪鬼だから。

 逆の意味で感化されて、いろいろやっているうちに自分の味が分からなくなりそう。


(; ̄▽ ̄)

 うん、いろいろやった挙げ句に、おもしろいってなんだっけ? と見失ったりしたりします。そうなると人の感想とか意見とか聞いてみたくなる。


d( ̄▽ ̄*)

 ちなみに私、調理を頑張っていた頃、実際の料理でも、

「ちょっと薄いかな」

 と醤油を足し、

「これ何が足りないんだろ? 塩かな?」

 と塩を足し、

「あ、甘く無くなった!」

 と砂糖を足し……としている間に求めている味が分からなくなった覚えがあります。

 結果、異常に濃くなり水を足すっていうね。


( ̄▽ ̄;)

 だからもう、レシピ通りに混ぜた後は味見をしなくなりました。そしてやがて作らなくなりました。


 うーん。つまり現在のなろうは

「カレーを作ればウケる! みんな作ってるし、まずはカレーを作ろう!」

 という人が多いのかな?


(* ̄∇ ̄)ノ

 一度ウケたものが流行になり定番に、というのはあるんでしょうね。


\(`△´)

「よし、この料理を『ラピトルライス』と名付けよう!」

 みたいな人はいない、ということですね。


(; ̄▽ ̄)

 いるんじゃないかな? なんだかウィトゲンシュタインの言語ゲームみたいだけど。独自性を大事にという人は常にいるハズ。なかなか発掘されないけれど。


(・_・;)

 ふうむ。つまり大勢に食べてもらいたい人は、皆が味を予想できるカレーを作らないといけないんですね。なおかつ、新しいスパイスを入れつつ。

 大変ですねー。


(* ̄∇ ̄)ノ

 理想は期待に応えつつ、客の予想をひとつ上回る驚きもあるもの。予想通りと見せかけておいて、なんとー? となりたいところです。


d( ̄▽ ̄*)

 まぁ、それはさておき。

 私はカレーを作ったらまたカレーを作る気にはならないので、

「今度はケーキ作ってみようかなー、人気だし」


(・_・*)

 とまぁ、こういう感じですかね。

 より美味しいカレーを作るとかは興味がない。飽きっぽいから。


(* ̄∇ ̄)

 興味というモチベーションが無ければ続かないもんだしね。


ヾ( ̄▽ ̄*)

 あ、それで聞いてみたいことがあったんですよ。私、投稿するようになって、ちょっとは流行のものを読んでみたりしようかな、と思いまして。


(* ̄∇ ̄)

 ほう。書くにはいろいろ読んだ方がいい、という人もいれば、そうして読みすぎると自分の書きたいものがわからなくなるから読まない、という人もいますな。

 書き手になろうって人はもともと活字中毒が多いものだけれど、最近はそうでも無いみたいだし。


( ̄▽ ̄;)

 それでですね、私、感情移入が下手かな?って。


(; ̄▽ ̄)

 ?なんだか奇妙な言葉を聞いたぞ? 感情移入が下手? もしも逆に感情移入が得意な人がいたら、演技を憶えて役者になるといいと思うけれど。


(・▽・;)

 ちょっとおもしろいな、と思うの見つけて読んでたんですよ。だけど読んでて作品世界に入り込めなくて。


(* ̄▽ ̄)

 ほう、何がひっかかったの? おもしろかったんでしょ?


( ̄▽ ̄;)

 はい。ストーリーとアイディアは良かったんですよ。だけど主人公の一人称で始まったのに途中で三人称になったり、主人公じゃ無い人の一人称になったりとか。主人公の主観じゃ知らない筈のことを主人公が語ったりとか。そういうのが気になって、物語に入れない。


(; ̄▽ ̄)

 あ、それは仕方無い。


ヾ(・_・*)

 こういうの気にせず読んだりできるようになれますか?


(* ̄◇ ̄)

 んー、無理。これは料理で言うとなんだろ? ステーキをドーンと出して、ナイフとフォークの代わりにスプーンを出してるようなもの?


( ̄▽ ̄;)

 スプーンでステーキですか? ナイフ無しで? た、食べづらいですよ?

 

(* ̄∇ ̄)ノ

 いい肉使ってるのにスプーンじゃ食べにくいなあ、もったいないなあ、と。で、こういうのがプロの編集とか凄腕マネージャーがいてくれるといいのかもね。


(; ̄▽ ̄)

 で、人称が気になる人というのは活字中毒か、一人称とか三人称で書いてみて表現や演出に悩んだりと考えたことのある人です。

 意外と小説を読み慣れて無い人の中には、一人称と三人称が混ざってても気にしない人もいますよ。


(・o・;)

 え? 読みにくく無い?


(* ̄∇ ̄)ノ

 手掴みでお肉食べるのを気にしない人もいる、ということで。


( ̄▽ ̄;)

 わいるどー。ということは気になる人は気になっちゃうわけで、気にしない人は気にしない? お行儀悪いよーな。


(* ̄∇ ̄)ノ

 そこが気になって、小説とはかくあるべし、という人がエッセイ書いたりしてるでしょ。中には作法にうるさい人が、段落がー、とか、三点リーダーはー、とか、キンキンキンキンがー、とちょっと怒ってたり。


( ̄▽ ̄;)

 参考になりますよ? こうすると読みやすくなるのかなー、って。


(* ̄∇ ̄)

 読みやすくするのは良いことです。シチューにはスプーンを、ステーキにはナイフとフォークを、ソバには箸をつけて出すのが親切です。


 スマホで読む人が増えたから、文庫本と違ってある程度の空行がある方がスマホでは読みやすいとか、新しい親切が産まれたり。


(* ̄∇ ̄)ノ

 でも小説投稿サイトは誰でも投稿できるわけで、そこは出版社の出す書籍と違うとこ。誰だって投稿できるし、本も新聞も読んだこと無いって人が小説を書いて投稿してもいい。

 そうなると、文章のお約束というのも知らずに書いて投稿する人もいたりもするでしょう。


( ̄◇ ̄;)

 あ、そーですね。プロ以外お断りとかされたら、敷居が高くなって気後れしちゃうし。


(* ̄∇ ̄)

 もともと小説ってのは娯楽のひとつで教育に悪いから子供に読ませるな、ってされてたもの。明治時代の『小説ヲ蔵スルノ四害』はスゴイよ。

 小説を読む人は下品になって、醜聞が多くなって、結核になって死ぬって。子供が小説を読むと破滅したり早死にしたりするとも。

 そして小説を好きで読む人はもともと悪い病気を持ってる人だって。


(・o・;)

 え……、明治時代って小説、メチャクチャ言われてる?


(* ̄∇ ̄)

 今で言う教育に悪いゲームやマンガのような扱い。それが子供に読み聞かせしようとか、本を読もうとか、時代は変わったね。


 この変化には小説を売り物にしよう、という人たちの苦労があるんじゃないかな?

 世間に受け入れられるように品を良くしたりとか、文学賞とか新人賞で格を上げたり、出版社がブランドイメージを作ったりとか。


 小説を売ろうって業界が、これは身体に悪いものじゃ無いです。読んでも結核では死にません。食中毒は起こしません。安心して召し上がれます。と、がんばってきたから、今じゃ子供でも本屋で小説が買える時代に。


 これが料理なら、作って売るには調理師免許が必要、というところかな。


( ̄▽ ̄;)

 はー。


(* ̄∇ ̄)ノ

 そうしてできた書店で売られる小説では、一人称と三人称が混ざったりとかまず無いでしょう。あったら編集、仕事しろー、と怒られるから。


 ところがインターネットが普及すると、このサイトのように誰でも書いて投稿できて、何万作という小説が無料で読めるように。

 代わりにそこには出版社の自主規制や検閲も無い。


 誰もが調理師免許も無く無料の試食コーナーに自分の作った料理を置けるわけです。

 小説を世間に受け入れられるようにと頑張ってきた業界の手が離れちゃったところ。


 書店の売り物とは違いいろんなものがあって当然。市販されないようなものもあって、だったら表現や演出でも型に嵌まらないいろんなのやっちゃえ、ともなります。

 書店で売れない類いのものがどんどん増えるのもおもしろ楽しいからいいと思う。いいぞ、もっとやれ。


!Σ( ̄□ ̄;)

 この前、R15タグで運営に怒られたばっかりでしょ!


(; ̄▽ ̄)

 あ、エッチなのはダメでしたね。

 話を戻すと表現方法は時代と社会の変化でも変わる。一人称も三人称も演出上の手段のひとつでしかない。

 チャットノベルなんてのはセリフのみの台本のような形式の小説だし。


 最近では外国育ちの外国人が日本語で小説を書いて、これが新しい日本語の表現だ、というのもあるし。


 まとめると、いっぱいある中から趣味に合うのを見つけたら、ということ。


(* ̄∇ ̄)ノ

 中には、ネタはいいのに、もうちょっと煮込んだり火を通したり塩を足せば良くなるのに、というのも見かけます。

 でも、小説って文字が書けて文章を組み立てることができれば、あとは根気さえあれば誰でも書けるもの。

 編集も校正も無い素人が趣味で書いたものに高望みしてもなあ、とも思うのです。


( ̄▽ ̄;)

 それって、書店で買ったプロの書いた本がつまらなかったら文句つけてもいいってこと?


(; ̄~ ̄)

 最近ではYouTubeで、ラノベのレビューしてたのが潰されて消されてたりしてるよ。

 お店に入って料理を食べて「おい、この料理メッチャ不味いぞ!」と言ったら作ったシェフとお店の経営者が「よくも本当のことを大声で言ったな! 訴えてやる!」となったような。


Σ(・□・;) 

 なんですかそれ! いや、お店で他のお客のいるところで大声で言うことじゃないけど。


(; ̄▽ ̄)

 後ろ楯のあるところに文句はつけにくく、そして権威の無い個人は叩きやすいのかな? 出る杭は打たれちゃう。有料のものより無料のものの方が文句をつけやすいってのもあったり。

 ただ、ここで怖いのが世に迎合して、自分の舌に自信が無くて、あの人が美味しいと言ってたから美味しい、という人。


 テレビで紹介されていたから美味しい、ランキングに乗ってたから美味しい、食べたこと無いけど有名人がオススメしてたから美味しいハズ、という人が増えたような気もします。


( ̄▽ ̄;)

 そこは味見してから言いましょうよ。


(* ̄∇ ̄)ノ

 そう、何が美味しいかマズイかは食べた人が決めるの。

 で、同じ料理を一緒に食べて、これ美味しいね、うんうんそうだね、このソースがいい味してるよね。と、同好の士と言い合いながら食べられると幸せ。


( ̄▽ ̄*)

 ですよねー、同じ趣味でワイワイできるのが楽しいですよね。


(* ̄∇ ̄)ノ

 叩いて潰すよりはおもしろいもの見つけて盛り上がる方が、全体が活性すると思うのですよね。


 このサイトだけでも80万作以上あるのだから、中には時代を先取りし過ぎたものがまだ眠っているかもしれないし。


ヾ( ̄▽ ̄;) 

 あ、それですよ。このサイトでも80万以上の作品があるじゃないですか。その中でどうすれば自分の書いたものを見て貰う機会が増えますか? 無料の試食コーナーに80万以上も、お料理が並んでるんですよ。これをなんとか趣味の合う人に見つけてもらうには?

 多分、コレ読んでる人が一番聞きたいトコだと思うな!


(; ̄◇ ̄)

 それが本当に分かっている人はとっくにプロになっているか、個人で出版社を起業しているよ。そんな方法があればこっちが教えて欲しいとこです。


( ̄□ ̄;)

 えー? そんなこと言いつつもエッセイでもSFでも異世界恋愛でも日間ランキングに入ったことあるじゃないですかー?


(* ̄∇ ̄)

 ネット小説大賞では三年連続二次落ちしてるんだけど。


d( ̄△ ̄;)

 コメントがネガティブ過ぎ!

 それ言うなら『三年連続一次選考を通過している』ですよ!

 私なんかマグレで一回通過したっきりなんですから。


ヾ(・o・*)

 で、で?

 なにかコツとかヒントとか秘訣とかあるんじゃないですか?


(* ̄∇ ̄)

 まあ、こういうこと言うときは自分のことは棚にヨイショと上げて、やはりタイトルとあらすじ、ではないかな?


 料理で言うとタイトルとあらすじは見た目になるので、そこで気を惹くものが、目を惹くものがあれば見てもらえるかと。

 あらすじはもう、キャッチコピーとして新刊の帯とか参考にしたらいいのかも。


(・o・*)

 キャッチコピーですか。


(* ̄∇ ̄)ノ

 短い文章で人の興味を惹くのがキャッチコピー。これは映画が参考になります。

 

「カッコイイとはこういうことさ」

 紅の豚


「凶暴な純愛」

 レオン


「宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない」

 エイリアン


「僕たちは、世界で一番美しい魂を、握りつぶそうとしていた」

 グリーンマイル


「魂に響くラスト21分-俺たちは永遠になる」

 ボヘミアン・ラプソディ


( ̄◇ ̄;)

 あの、ステキだと思いますけど、こういう大袈裟なのを自作につけるというのは……。


(* ̄∇ ̄)ノ

 そこはキャッチコピーを書くときは『小説家頭』から『プロデューサー頭』に切り換えて行きましょう。


 次に小説本文の一行目、有名なのだと、


『我輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたか(とん)と見当がつかぬ』


『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』


『ある朝、グレーゴル・ザムザがなにか気がかりな夢から目をさますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な虫になっているのを発見した』


( ̄□ ̄;)

 グレゴールさんの身に何が起きたの? 虫?


(* ̄∇ ̄)ノ

 小説の一行目は料理の一口目。ここでたいしたこと無いな、と思われたら続きを食べて貰えない。


( ̄▽ ̄;)

 でも、一口目で、うまいぞー! と思わせるのは難しくない?


(; ̄ー ̄)

 うん、難しい。だけど一口目で、お? これは? と感じたなら二口、三口と食べてもらえると思うの。


ヾ(・o・*)

 具体的にはどうすればいいんですか?


(* ̄∇ ̄)ノ

 『婚約破棄』とか『追放物』とか、『異世界転生』もそうだけど、コレってオープニングの秀逸さがウケた理由のひとつだと思うの。出だしから何事か事件が起きる、という。


( ̄□ ̄;)

 あ、いきなり結婚の約束を無しにされたりとか、難癖つけられて追い出されたりとか、


(* ̄∇ ̄)

 推理物だと冒頭に死体を転がせ、なんていうのもあるけど、オープニングからこれからどうなる? というワクワク感があるといいかなって。

 お約束のパターンを使い回さなくとも、出だしで興味を惹ければ。なので最初の一行目、一口目で、なんだコレ? となればちょっとは引っ張っていけるかと。


 最近は歌が参考になるなあ、と感じてます。


(・o・*)

 例えば、どんな歌が?


(* ̄∇ ̄)ノ

 歌い出しからこのあとどうなる? と気になる歌。歌詞の引用は怒られそうなのでできないか。

 でも歌って出だしで惹き付けて緩急つけてサビまで持って行くのは、根っこは起承転結、序破急と同じじゃない?


(・o・*)

 おー、短編の参考になりそう?


(* ̄∇ ̄) 

 ついでに言うと、最初の一行と最後の一行に関連があって、最後の一行からタイトルに帰ってくるとおさまりが良いようです。

 でもまあ、難しく考えなくても書き上げてから最初の一行を捻ってみては?


( ̄▽ ̄*)

 見た目と香りで惹き付けて、最初の一口目でビックリさせるんですね。


(* ̄∇ ̄)b

 ね? 料理と小説は似てるでしょ?



(* ̄∇ ̄)b

 カセユキさんに宿題、このエッセイのあらすじ書いて。


!Σ( ̄□ ̄;)

 あえ? あらすじ? えぇえ?


(* ̄∇ ̄)旦

 お、これはおもしろいかも。仲良くなった人にプロデューサー気分であらすじ書いてもらうというのは。客観的な視点で魅力を発見してキャッチコピーに。

 さあ、カセユキさん、短いセンテンスで人の心を掴む練習、練習♪


_φ(T□T;)

 んなーーー!? 無茶言うなあっ!!


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― 新着の感想 ―
[一言] 確かに、似てますね。 題材をいかに面白くするか、それが調理工程! タグは、成分表かアレルギー表記みたいなものですかね。 そして、メニュー名が一緒で店によって味や盛り付けが違うというイメージで…
[一言] 小説≒料理 ……ですね。( ´∀`)bグッ!
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