第七節 時を超えた絆
帝釈たちは神皇のもとを訪れていた。そしてぞ冥魔導神を倒したことを報告していたのである。
「しずく冥魔導神を倒したぞ。これで清浄京は救われたな。」
「そうですね。でも油断はできません。帝釈天様のいわれたすべての厄災は取り除かれたとおっしゃっていましたが、魔物は滅んでいません。私たち退魔師の仕事はのこっているのです。」
「そうかでも、冥魔導神や滅天童子のような強力な魔物はでてこないだろ?」
「そうですね。そのたぐいはそうそうでるものではありません。」
「もし大変ならまた俺たちの時代に来ればいいと思うよ。そうすればなにかできることもあるだろうから。」
「ありがとうございます。」
そして帝釈たちは神皇の屋敷を後にして法海のところへと訪れたのである。
「法海さんいろいろとお世話になりました。」
「いえいえ。冥魔導神を倒せたことで私たち退魔師の負担も減りましたからね。感謝しています。まだ魔物はいるでしょうけど私たち退魔師で対処できます。」
「わかりました。じゃあ法海さん。お元気で。」
法海に別れをつげて帝釈たちはその場を後にしたのである。
「しかしさみしくなるのぉ。」
「本当だぜ。おまえら元の時代に戻るんだろ?」
「ああそうだな。でもまた会えるじゃないか。弥勒の時渡の術をつかえばいつだってこっちに遊びにこれるからさ。」
「そうだな。それでそっちの時代のねえちゃんたちをナンパして、ウハウハだぜ。」
「不動丸そんなことばかり考えてるから女の子が逃げちゃうんだぞ。」
こうして帝釈と天女は元の時代にもどり、今まであったことを思い出しながらすごしていたのである。
「天女いろいろなことあったな。」
「そうだねたっちゃん。また・・・・みんなにあえるようね?」
「会えるさ弥勒が時渡の術をつかえばすぐあえるよ。俺たち絆でむすばれてるんだから大丈夫。」
「さぁ家にかえろう。」
「そうだねたっちゃん。」
二人は手を握り合い家にかえったのである。
この物語は日本の歴史にのこることはない物語であるがそこにいた仲間たちの絆がある。それは時を超えて永遠のものとなったのである。




