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世界が終わるその時に、見たい景色がある 第1章

小説初投稿となります。

おそらく語彙力に欠けているかと思いますが、ご容赦ください。


本編は、全7章で完結予定です。


少し内容薄いかもしれませんが、是非読んでいってください。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜残り7日〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


あさが来た。

あと数回しか無い朝を迎えた。


そう、地球はあと七日で滅びるという、いかにも信じがたい未来が待っているのに関わらず、

今日も俺は学校の支度をした。


俺は雲、高校生3年生。


雲「後7日しか無いのに学校って......

義務教育もほどほどにしやがれ......」


そんな事をぼやきながら、学校の支度をして、家を出た。


学校まではひたすら長い直線20分間ただ歩くだけ。

周りにはビルも無いので学校が待ち受けている。


雲「長い道の先に学校が見えてるとか....後どんだけ歩かなきゃ行けないってわかるから嫌なんだよな.....

まぁ、この長い道も、、、あと七日で終わりと思えば....」


そう、俺は後7日しか無いこの日常に恐怖はなかった。

むしろ、後7日しか無いことに感謝さえしてた。


〜〜〜世界が終わるその時を、見てみたい〜〜


そう思ってたから。


???「ぃ....ーい.....おーーーい!!!

やっと追いついたよ!!!!!!!

たっく、無駄に歩くのはえーから、、、ハァ

大声で、ハァ、、呼び止めちまったじゃねーか...ハァ」


雲「今日もダッシュお疲れさん。

後7日、めげずにダッシュをすれば、きっと神は貴方を天国へと導いてくれるでしょう.....」


こいつは永遠(とわ)、俺の親友だ。

小学3年生からのおさななじみ。

とにかく面倒ごとを起こす、トラブルメーカーだ。

小さい頃からこいつといるとほんと、、ろくな事が起きない。。。


永遠「ねー、いまなんか俺の悪口言われたんだけど?

誰?」


雲「さぁw? 雲の住人じゃね?w」


永遠「ふぁ!? なんだって!?

やっぱり天国は存在していたのか.....

くっそ、、、残り7日間、いいことしなくちゃ...!!」


雲「余計なトラブルを起こすなよ...?

そんな張り切ってっと、大概ろくな事を起こしてるじゃねーか....」


永遠「あっはwww

そうだっけっかwww? まぁ、そう言わず、、、

残り7日間、、、、お互い仲良く...」


ドンっ


???「イッタァァ......

前向いて歩きなさいよ!!!」


永遠「いててて、、、ああぁ、ごめんごめんw

ついうかれちまっててwww!

ほら、大丈夫か?一人で立てるか?」


⁇?「貴方の不注意のお陰で、転んじゃったじゃないの!!!」


永遠「えーと、、隣のクラスの(そら)さんだっけか?

こりゃ俺たち、運命かもな!www」


空「貴方と運命とか....むしずが走るわ....

残り7日間の人生が生きた心地しなくなるわ

まったく、、、ちゃんと注意して歩く事、いいわね?」

そう言い残して空さんはスタスタと学校に向かって歩き出した。


雲「あんな人、、、、いたっけ...?」

かなりの美少女ではあったが、、あんな人、うちの学校に.....


そう考えてると


永遠「おま、しらねーのかよ!

先週転入してきた、最後の女神って言われてるんだぞ!?

あんな美少女がこんな何もないとこに、残り7日間の人生だってのに来たのは、、、、

やっぱり運命か!!!!」


雲「ふ、、、ふーん....」


そんな事を言っている永遠を何か得たいの知れないものでも見るかのようにスルーした。


雲(けど、、、あの空っていう生徒、可愛かったな)

と、心の中で呟いた。


〜〜〜「ここからの景色好きなんだよね」〜〜〜


永遠「ふぁあああああ!!

空ちゃん、、、、めっちゃ、、、めっちゃ

可愛かったな!!!!」


雲「おい、、、耳元で叫ぶな........

隣の席なのになぜ隣のクラスにまで聞こえるようなボリュームで俺につたえるんだ......」


教室に着くなり、永遠はまるで女神にでも会えたかのように無邪気に喜んでた。


雲(こいつのこういうとこ、嫌いじゃないんだよな。

無駄に素直なとこ。

そう、、、、俺とは正反対な、、、)


キーンコーンカーンコーン......


余りにも永遠がうるさくて、かき消されたチャイムが小さく聞こえ、先生が入ってきた。


先生「えー、静かに。

君達は、母親からの同意、もしくは、個人の意思で残り7日間を学校に通ってもらっている。

私もその一人だ。

君達に、最後の日まで授業を教えるためにこの教室の先生でありたいからだ。」


そう、先生が言うように、今来ているクラスメイトは、全体の5割、30人中15人が学校に来ている。

最後の瞬間まで青春を楽しみたい生徒たち。


雲(俺は残り7日間、特に楽しみは無い。楽しみたいとも思わない。けど、、、、、心のどこがで、、、)


永遠「なぁ、雲、明日の体育祭どーするよ。」


雲「あぁ、そういや言ってたな。

残り7日間、学校行事を楽しむって、

明日が、体育祭

明後日が、音楽祭

明々後日が、文化祭....あとは、、、」

この7日間は、学年の行事に大いに楽しむための7日間。

よーは、、、、とても疲れる7日間なのだ。

このプログラムを組んだ上で、生徒が最後の7日間なのに学校に来る理由でもある。


永遠「おいおいまじかよ、、、覚えてないのかよ....

学年旅行2日間に、お泊り祭、全校生徒卒業式だろ!!」


雲(こいつよく覚えてるな....)


雲「そーだそーだ、忘れてた。ったく、こんな面倒な事になるなんて、、、、、

これなら家でのんびりでもよかったのになぁ、、、、」


そんな事を言ってる間に、ホームルームは終わり、

授業が始まろうとしていた。


永遠「はやくあしたになんねーかなぁ♪

おれ100mでて、空さんにカッコイイとこ見せつけてやるぜ♪♪」


雲「お前、、本気で狙ってんのか...?

あんなお嬢様、、、性格悪いぜ、、、?」


永遠「ふっ、、、雲よ、、、お前は何もわかっていないな、、、、

あの、、あのお嬢様っぷりがたまらないんだよおおおお!!!!」


雲(だめだ、こいついかれてやがる。ドMだった事を忘れてた)


雲「すまん、、お前がドMだった事忘れてた......

おれの理解不足だったわ.....泣」


永遠「おい、、、おれをそんな目で見るな、、、、

まるで俺がやばいやつじゃないか、、、

はぁ、、、ところでよ!!

隣のクラスの授業受けに行こうぜ!

今日は好きなクラスで好きな授業を受けられる、特別な時間割なんだからよ!」


雲(そういえばそんな事を先週言ってたな)


雲「おーけー、、、どうせ空さんに会いたいだけだろ....」

そう言って重い腰を上げ、隣のクラスに向かった。


永遠「........泣

なんで、、なんで空ちゃんいないんだよぉおお!泣

なんでなんだヨォォおおおお泣!!!」


隣のクラスにやってきたが、空さんは居なかった。


雲「しらねーよ、、、汗

俺に聞くな、、、

はぁ、、、ちょっとトイレ行ってくるわ...」

雲(くっそ、、、永遠いると俺までやばい奴だと思われるじゃねーか、、、早いとここいつから離れないと、、、)


永遠「そらちゃあああああああああんんん泣泣泣」


雲「くっそ、、、永遠のやつ、、、俺にまで迷惑かかってることわかってんのかよ、、、汗」


永遠に対して少し悪口をいっていたら、


空「あたし、最後の授業は美術なんだよねぇー♪」


トイレに向かっていると、

友達と楽しそうに話してる空をみかけた。


雲(転入早々既に友達がいたとは、、、流石美少女、、、全てが完璧だな、、、、)


雲はまるで末恐ろしそうに空の隣を横切った


空「あなた、、、、今朝の、、、」


雲は驚いて振り返った。


今朝のあの場にいた空気のような俺を覚えていた事に


雲「あぁ、けしてパンツは見てないから安心しろ、

見ていても不可抗力だから、ノーカンな。」

雲(あの角度は際どかったぞ)


空「ぁぁ....//

さ、、サイテー、、、!!

くっ、、、こんな奴に、、、、///」


雲「お、、おい、、、俺は何も悪い事してないぞ!? 不可抗力っていったよな、、?!」


雲(やべぇ、、、このお嬢様、めちゃくちゃおこってるじゃんかよ、、、)


空「あなたには説教される義務があります。

よってあなたも美術の授業をうけなさい..!」


雲「お、、俺じゃなくて永遠に説教しろよな、、、ボソっ」



(はぁ、、、残り7日間、有意義に過ごしたかったのに、、、よりにもよって厄介ごとに巻き込まれたわ、、、はたして無事に世界の終わりをたのしめるかな、、、泣)



こうして俺は、空という女子生徒の説教を受けるために、同じ美術の授業うけることになった。


雲(何か忘れていることがあったが、、、まぁいいか、、、)


永遠「そらちゃあぁあぁぁん、、、、泣」


〜〜〜「絶対ここからの景色忘れない」〜〜〜


空(私は空、多分みんなも知ってると思うけど、もうじき世界の終わり。。。。

私はまだやりたいことが沢山ある。

世界に出て、美術をもっと学びたい、友達も沢山作りたい。

けど、それもあと7日しかない。。。。

あと7日で出来ること、したいこと、、、、

わたしがやりたい事は、7日間じゃ足りないよ。。

きっと、、、後悔、、するんだろうな。。。

一体7日間で何が出来るのよ。。。)


空は7日間が短く感じた。

空がやりたい事は、7日間で完結できるようなものではなかったからだ。


雲(結局、説教どころか、、、授業すらも聞いてないのかよ......

このまま永遠のとこに戻るか.....)


先生「よーし、今日は君達が想像する、7日後の世界の風景でもかいてもらうかぁ...!!」


雲(いきなり絵を描けってかよ、、、、

まぁ、美術だしな。。。

7日後の世界か、、、、、、)


空「先生、景色でもいいですか?」


先生「あぁ!いいぞ!

景色でも、街並みでも、建物でも、!

君達が好きに描いてくれ!!」


雲(案外ヤル気あんだな。さっきまで落ち込んでたみたいになってたくせに。

はぁ、、、、一応書くか。。。。)


40分後......


先生「どうだぁ!描けたかぁ!!!!

はっはっは!なかなかいい課題だと思ったんだが、どうだ?!君達が想像する7日後の世界はかけたか!?

よし、、じゃあ、、雲!

雲から発表しなさい!!!」


雲「え!? お、俺から?!

しかも発表って、、、、聞いてねーぞ.....」


先生「何も恥ずかしがる事ないだろう!

ほら、早く前え!」


雲「はぁい、、、、、

俺が描いたのは、、、、景色です。

7日後の景色。

太陽が落ちるその時、ですね、

ぁあ、この河川敷は、多摩川を想像して描きました。

はっきり言って7日後に世界が終わるなんて実感湧きません。だから、街並みはまだ今のままを描き、

景色だけを、7日後の世界だと思って描きました。」


雲(景色を描くのは嫌いじゃない、俺もこの河川敷から絵を描いてたからな。)


先生「ほう、、、、お前に美術の才能があるとはなぁ、、、、これは驚いた。。

コンクールにでも出してもいいとこまで行くぞこれは、、、」


雲(おい、勝手に人の絵をコンクールにだすな。

人前に晒すようなレベルじゃないのに、、、

ん、、、空の奴、みすぎだろ、、、、

そんなに上手くないからあまりマジマジとみないでほしいなぁ、、、、)


空(こ、、、この景色、、、、

わ、、、私が描いた景色と全く一緒だ。。。。

唯一違うのは、、、、お互いの絵に、、、、

"空"と"雲"が無いだけだ。。。。。

何だろう、、、、とても不思議な、、、、)


先生「いやぁ、、なかなかいいものを見せってもらったなぁ!!こりゃ、、、7日後の世界を想像するのが楽しみだな!♪」


キーンコーンカーンコーン.....


先生「あーりゃ、、、時間配分ミスったかなぁ、、、

まぁ、みんなが描いてくれた作品は後でゆっくり見るから、提出していけよ!!!」


雲(やっと終わった、、、結局説教どころか、会話もしてないじゃないか、、、

全く、、、何がしたかったのか、、、

よし、、、いまのうちにっ...!!!)


空「先生、、、さっき雲が描いてた絵、見せてもらってもいいですか?」


先生「おう!いいぞ!

なんだ?♪ 気に入ったか?♪」


空「そんなんじゃありません、、、

ただ、、、私の絵と似てたので....あれ、、、

雲がいない、、、?」


先生「あぁ、アイツならさっきこっそり出て行ったぞ?まさか雲にこんなセンスあるなんてなぁ、、、

先生も驚いたものだ。」


空「そう、、、ですか、、」

(あの子見ている7日後の世界と、私の見たい7日後の世界が、、、、、ここまで一緒だなんて。。。

なんだ、、、ただのバカじゃなかったんだ。。

明日、、今日のこと謝らないと....

って、、、説教する為に呼んだのに説教しそびれちゃったじゃないの、、、

色々謝らなきゃ、、、)


雲(はぁ、、学校抜け出して正解だったな、、、

このまま空に捕まってたから、こっぴどく説教だもんな。。。まぁ、、美少女に説教されるのは悪くないが、、、残り7日間ぐらい、、、ここからの景色、、目に焼き付けさせてくれよ)


雲が学校を抜け出してきた場所は、美術の時間に描いた景色と同じ場所だった。


雲「あ、、そういえば、空の絵を見るの忘れてきたわ....まぁ、、、、フワフワした絵なんだろうけど。

それに、、、永遠の事置いてきちゃったよ。。

明日謝ればいいか。。。

今日は、、、色々あって疲れたわ。。。

帰って寝るか。。。」


残り6日......


〜〜〜「ねぇ、いまどんな景色?」〜〜〜



エピローグ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

初めての小説ということもあり、ところどころ語彙力ない箇所があったと思います。

それでも最後まで読んでいただきありがとうございます。

全7章と少し長い作品になると思いますが、出来上がるのを楽しみにしててください。

以上、イサトさんからでした。


読んでいただきありがとうございます。


ツイッターのフォローなどよろしくお願いします。

https://mobile.twitter.com/isato01310

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