黒
うーん完結できるかなぁ
万年筆…
喜び…
悲しみ…
恨み…
人生……
願い
[万年筆]
ガラスでできたショーケースには沢山の万年筆が飾れてあった。
色は黒、白、赤、黄、紺……その他もろもろ。
値札を見ると高校生のポケットマネーでは買えない金額。
「わぁー高いなぁ~」
大きくため息して店を出た。
季節は夏。
店と外の温度差で体が壊れてしまいそうな暑さ。
もう一回店の中へ。
少し涼んで店の外へ。
ようやく進み出した男性。
「あ、暑い」
夏は季節の中で一番嫌いな季節だ。
暑いし、暑いし、暑いし。
夏の長所はあるのだろうか…?
うん!
ない!!
何か踏んだ感触があった。
硬いもの…?
足のを上げて見ると万年筆だった。
「おっ!? こんなところに万年筆だっ!」
万年筆に触れて見ると暑かった。
それりゃそうだよね。熱吸収しちゃうよね。
尻ポケットに入ってるハンカチを取り出した。
ハンカチで被せて万年筆を拾った。
見た目は両端が細く真ん中が太い感じだ。
色は真っ黒。キャップを取って見るとペン先も真っ黒だった。これはインク漏れとかじゃなくて黒色に塗装された感じだ。
初めてだこんなの。
「珍しいなあ、まぁいいやもらっちゃお」
万年筆をハンカチに包んでバックに入れた。
誤字合ったら教えてください
何も進まなかった(笑)