宇宙人?!ぽるると退屈な日常
いつもと変わらぬ朝
いつもと変わらぬ学校
いつもと変わらぬ帰り道
いつもと変わらぬ俺の部屋
俺は退屈していた。
勉強はする気が起きないし、ゲームも面白いものはない。
趣味と言っても道に落ちてある傘の写真をとったりそれを見て一人エッチをするくらいだ。
「嗚呼〜、暇だっぺ」
いっそ地球が爆発しないかと思うほど俺の退屈がピークにたっしたその時、何かが俺の家に落ちてきた。
「な、なんだってんだァ!?」
ダダンダンダダン〜♪謎のBGMと共に現れたのは長い銀髪に緑の瞳、縦に宇宙と書かれたTシャツに下は短パン。よく見ると頭に明らかに手作りの触覚?をつけた歳は同じくらいの少女が現れた。「なんじゃこいつ」と思った時少女はニヤリと笑い一言、
「この部屋も変わらねえな」
声を聞いた時俺は少し頭痛がした。
「何言ってんだお前。でもってお前は誰だ?」
そう言うと少女は少し悲しそうな顔したがすぐに切り替えて言った。
「我が名はぽるる!宇宙人であーーる!」
一瞬、時間が止まった。
「う、宇宙人、、?」
すると、ぽるると名乗る少女は再びニヤリとしながら言う。
「ふっふっふ、驚いたか?そう、私はうちゅ、、、ワタシハウチュウジンダ」
続けてぽるるは言った。
「ドウカ、ワタシヲ、コノイエニ、トメテクレナイカ?」
宇宙人っぽい喋り方に対してツッコまずに俺は言った
「いいぞ」
その答えを聞いたぽるるは
「フッ、オドロクノモムリハナイ、、、って、え!?い、いいの!?」
こいつは俺のリアクションを見ていい気分になりたかったのだろうが残念なことに、俺はこいつが現れた時から歓喜していた。
退屈で退屈でしかたなっかった俺の人生をこいつが変えてくれるかもしれないそう思っていたのだ。
こいつが本当に宇宙人かは、わからない。なぜ俺の家、否、俺の元に現れたのかもわからない。だがきっとこいつは俺の人生を変えてくれるなんとなくそんな気がした。
「じゃ、じゃあ今日からよろしくお願いします。。。」
しょんぼりしながらぽるるは言った。
こうして俺と宇宙人?ぽるるとのとても素晴らしい日常が始まったのである。