表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説集 vol.2

こんな日のデートは…(200文字小説)

作者: 日下部良介

 いつもカップルで賑わうデートスポット。

「今日は空いているわね」

「こんな天気だからね」

「いつもこうだといいのにね」

「でも、こんな天気じゃ…」

「こういう時の方がわくわくしない?」

 彼女が声を弾ませる。

 そして、そっと目を閉じる。

 僕は彼女を抱き寄せる。

 彼女はお互いの傘がぶつからないよう、持っていた傘をよける。

 その瞬間、突風に煽られて傘もろとも彼女が吹き飛んだ。

「だから、台風の日に来るのはよそうと言ったのに」





台風18号が接近しています。ご注意を!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 最近の200文字小説、どれもオチ、好きです! ますます書き慣れた感あり、サラッと書かれてるの、伝わってきます(*^^*)
[一言] まさかの展開(笑) 笑えました。
[良い点] 短いのに面白かったです。 [一言] 台風が来ていますね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ