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ワンルームの秘密
俺は自身のステータスを見て、驚愕した。 そして、他の3人に恐る恐るステータスの数値を聞いてみた。
「私は1番低いのは攻撃力で13ね」
1番3人の中で低いステータスの菘さんの攻撃力ですら13もあるんですか。神よ、何故こんな仕打ちを俺にするんだ? 俺が心の中でそう嘆いていると、国王が痺れを切らして聞いてくる。
「して、そろそろ名とユニークスキルを告げてはくれぬか?」
「そうでしたね、俺は倉崎守も言います。 ユニークスキルは空間転移と書いてました」
「私は真田由美と言います。 ユニークスキルは絶対障壁と書いてました」
「私は間宮菘です。 ユニークスキルは影縫いって書いてます」