雑文エッセイ「まぁ、投稿作品をAIに書いて貰って大量投稿している人は99%リワード目的でしよう」
えっ、違うの?なんで?
えっ、自分の中にある物語を具現化したかった?でもそれならばここに投稿する必要はないじゃん。
えっ、自分が考えた物語を皆にも読んでもらいたい?
いや、それってAIが書いたやつであって君は「こんな感じの作品を出力してっ!」って指示しただけでしょ?
つまり君はAIの上前を撥ねている訳だ。なんか色々な会社にいそうな管理職みたいだね。
部下にこれこれをいつまでにやっといて、と指示だけ出してそのまま企画会議に挙げるやつそっくりじゃん。
そうか・・、君には管理職の素質があるんだな。なるほど、その成果を持って転職した方がいいんじゃない?
と、まぁ、学生さんにはピンと来ないであろう嫌味から始めたけど、それもこれも高度に発達したAIが安価で提供されるようになったが故の状況変化だよね。
これは手書き執筆がデジタル執筆に取って代わられたのと同じだ。つまりAIの使用は『みんなに読まれる作品を創作する』という目的を達成する為の手段でしかないんだよね。
この根源にあるのが『コスト』だ。今風に言うならば『タイパ』かな。
なのでAIの使用料が1回1万円くらい払わなければならなかったら、これ程の乱用乱発は起きなかったでしょう。だって対費用効果が悪過ぎるもの。←あくまで一般人が娯楽として使用する場合限定。
これはねぇ、別の例えで言うと、NHKと民間放送の関係に似ているんだよね。ほら、NHKってお金を払って観るでしょ?
でも民間放送はタダじゃん。まっ、その代わりCMがじゃんじゃん入るけどね。でもそのCMが放送局にお金を払っているから民放番組はタダなんだよ。
で、タダだから民放番組はみんな観る訳だ。でも仮に民放番組を観るのにNHKと同額のお金を払わなければならないとなったらどう?
えっ、君はテレビなど観ないでネットにどっぷりだから気にしない?
いや、ネットだって回線料は払っているはずだよ。その料金が毎月1万円になっても見続けるの?
えっ、払う?おーっ、いいねぇ。では2万円だったら?いや、いっその事10万では?
えっ、自由主義経済では競争原理が働くからそんな金額にはならない?
そうかぁ?ならばちょっと前から続く米騒動は何故起こったの?原油の取引価格が高騰して政府が補助金をぶち込んでガソリン価格を押さえ込んでいるのは何故?
と、まぁ、世の中『絶対』なんてもんは存在しないのよ。あの空に輝く太陽だって突然爆発しないとは言いきれないからね。←確かに可能性は0ではないけど、この例えはほぼ杞憂だ。まことしやかに囁くやつがいたとしたら、そいつは不安を煽って防災グッズを買わせようとしているだけです。
因みにネット回線や情報機器などは太陽フレアによる電磁波が地球を直撃すれば一瞬でオシャカです。
これは原子爆弾が炸裂した時に発生する電磁波によって電子機器がぶっ壊れるのと同じです。
と、ここまで書いて気づいたけど、なんか話が脱線している気がする・・。
うん、駄目だね。どうしても私って話がSF寄りになっちゃうよな。
で、話を戻すけど、AIによる作品出力の利点はその執筆速さだ。勿論内容だってAIが参照している作品群が優れているから十分鑑賞に堪えるレベルに今はなっている。
で、そこで人は考えるわけだよ。「これで何か一儲けできないかな?」とね。そしてそれらの人たちはここの『リワード』に目を付けるわけだ。
そう、何故ならばここはそこそこの内容であっても人気ジャンルに投稿された作品は、そこそこ読まれるからね。
そしてAIは短時間で膨大な量の作品を出力してくれる。このふたつを組み合わせると、あら不思議。結果としてリワードの月限度額に達するくらいのPVを作者はトータルとして得られちゃうかも知れないのよ。
仮の計算をしてみると、100PV=1リワードならば10万PVは1千リワードだ。2千万PVならば20万リワードである。
うん、下手なアルバイトよりも月額収入がいいよね。
因みに2千万PVは2千PV作品を1万本投稿すれば達成できます。
と、ここまでは『わざ』と薔薇色なAI活用ドリームに意識誘導したけど、次からはリアルな話をする。
実は多分AIで出力したんだろうなぁ、という作品を見つけてあるのよ。
その数、実におひとりで短編を128作品っ!しかも投稿期間は6ケ月という短期集中投稿だ。更にジャンルは全て異世界恋愛ジャンルっ!
特に3月25日から3月28日の4日間は怒涛の30作品投稿っ!しかも全部予約じゃなくて直投稿っ!
でも投稿時間間隔がそれぞれ1時間くらいずれているから、多分その間ずっとAIとお話しながら、AIが吐き出したモノをちまちまと投稿したに違いないっ!
ははは、人間って金が絡むとがんばるんだなぁ。だってキーワードが微妙に変えてあるんだもの。
まぁ、あらすじは多分AIに出力させたんだろうけど、どっちにしろ手動投稿でこの数は大変だ。
因みにこの作者の方、AIに書かせましたとは明言していませんが、さりとて隠すつもりもないらしく、殆ど全部同じようなタイトルでした。
はい、だから私も気づいたんだよね。
で、そんな彼の努力は報われたのかと獲得PVを確認してみたらちょっと悲惨な状況だった・・。
はい、128作品トータルでの獲得PV数は15万4593pv。1作品当りの平均は1208pv。
これってpvの換金比率を次のように仮定するとこうなります。
100pv=1リワードとすれば 1546リワード
50pv=1リワードとすれば 3092リワード
20pv=1リワードとすれば 7523リワード
10pv=1リワードとすれば1万5460リワード
10pv=1リワードでも1作品辺り100円の稼ぎ。
100pv=1リワードならば1作品辺り10円の稼ぎ。
まっ、巷の噂で10pv=1リワードはあり得ないらしいので、甘々の20pv=1リワードでも7千円だね。
割りとリアルな50pv=1リワードだと3千円だ。
因みに各作品の投稿時間から推測するに、彼は直近の4日で合計40時間くらいAIと遊んで作品を投稿している。
40時間で7千円の収入。1時間当たりだと・・、うん、計算したくないよ・・。
でもまぁ、彼もこれで目が覚めただろう。はい、どんなに大量の作品を投稿してもランキングに上がらないとチアーズは『ほぼタダ働き』になるってねっ!
因みにこれらの作品って結構ポイントは付いていたのよ。でも残念ながら異世界恋愛ジャンルのランキングは激戦区だからね。2桁ポイントでは日間にすら載れません。
だけど、試しに1作品だけ読んでみたのだけど、内容はちゃんとしたものだった。破綻していないどころか、『ざまぁ』のポイントも的確に押さえてあったし、会話文と地の文のバランスや繋がりも悪くなかった。
ただねぇ、異世界恋愛ジャンルの短編は投稿数が凄いから埋没しちゃうんだろうね。
うん、やっぱりここではお友だちがいないと浮き上がれないのかも知れないな。
で、最後に一言言っておくと、AIを使うのは悪くないのよ。ただ使い方を間違ってはいけません。
書いた作品をチェックしてもらったり、アイデアを出してもらったりするのに使うのならばAIはとても優秀な講師だと思う。
但しそれはルーキー限定ね。もう何年も書いていて作風が固まっちゃった人は、どんなに今にマッチした助言をされたとしても受け入れられないでしょう。
なんせ私なんかSFの作法でAIと口喧嘩したからな。うん、あいつら全然SFを理解していないよ。宇宙を舞台にすればSFって訳ではないんだよっ!
そうっ!SFには『ソウル』がないと駄目なんだっ!そこんとこ判れよ、AIっ!2001年宇宙の旅のAIは、宇宙の神秘を語っていたぞっ!
-お後がよろしいようで。-




