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お怒り令嬢ポジティブザマァ!

作者: 千田

***で視点代わります。

「君がアンナ嬢か、しけた顔してるね」


 書類上だけボン伯爵令嬢のアンナとで関わりたがる男は少ない。アンナが在籍する国立シルビア学園は爵位を用意できない子女を騎士か侍女か役人など、とりあえず他所の貴族に知られても恥ずかしくない就職をさせるための学園である。爵位を継ぐ奴やその婚約者は王立ゴルデリオン学園に行くし、庶民は私立ブロン校の支部に行く。

 シルビア在籍はだいたいしけたやつばかりだ。準男爵家出身の後妻が産んだ異母妹がボン伯爵家の跡取りになっているアンナの境遇は珍しくはない。

 アンナは実家で使用人同然の暮らしをして人の顔色を伺い、良識的なメイドの姉様方に「男に頼らず住み込みで働ける所にお行き。男に頼るとあんたみたいな境遇の子供が生まれるんだよ」と言い聞かされてきた。今は亡き母はとりあえず貴族の端くれだったらしいがそちらは爵位を返上したそうで、助力は期待できなかった。そもそもボン伯爵のデーブがいいださなければアンナは三段腹のデブと血縁関係だとは知らなかった。身寄りがない乳母の娘を無給の使用人としていただけだと思っていた。ボン伯爵家の使用人もそう思っていた。しかし、伯爵が頭が上がらない公爵家の夫人が夜会で気まぐれに「あなたの所の長女はうちの息子と同じ年なのよね?」と言ったため事態は一変した。さすがに先妻の娘を使用人としているのは体面が悪い。さっさと寄付金つけて修道院にでもやっておけばよかったのにソレをケチったのでこうなった。

 なお公爵とか侯爵とかの子息は実家は継げなくても婿入り嫁入り先に困ることはないのでたいていはゴルデリオンに在籍している。なので会ったことはない。今後もアンナと会うことはないだろう。

 学校に通えたのは幸運だが、後妻と異母妹は使用人のアンナが異母姉だと知って嫌悪感と苛立ちをアンナにぶつけてきた。むしろ後妻は跡継ぎの座を確定させるためにアンナの死を狙っている節さえある。あのデブの包容力抜群な脂肪にぶつかればいいのに鶏がらのようなアンナを狙ってくる。アンナはさっさと就職先を決めてあのクソデブ一家からおさらばしたかった。

 不幸は学園に在籍するのと引き換えにあのデブとの関係性が証明されたことである。嫁入りなど一般的な逃げ方をすると逃げた先ごとデブたちに骨までしゃぶり尽くされる事になる。アンナの母の遺品で金目のモノは水晶程度の石しかついていない婚約腕輪ですら後妻と異母妹に奪われた。商家に嫁入りすれば財産を狙われ、騎士の所に行けば親戚として魔物狩りなどで使い潰されるだろう。条件を満たせば生家との縁切りもできるが嫁と実家の縁切りさせたがる婚姻はもっと危険な所へ飛び込む可能性が高すぎた。まだ寄付金持たずに修道院へ逃げた方がまともに死ねる。

 もう道がないアンナは密かに魔物に襲われて死んだことにする計画を練っていた。剣や魔法を武器に冒険者として一旗あげる庶民はいるし、ゴブリン二三匹倒して調子に乗った坊っちゃんがオークに挑んで死ぬ事件はままある。マジで死ぬ可能性もあるがデブとの縁切りできるならと賭ける。真冬に薄着で外に放り出されても生きていたアンナは頑丈さには自信があった。学園のひと気のない場所で密かに練習していた時に冒頭の台詞だった。



「この学園にいるのはだいたいしけたやつです」


 アンナは辛辣に言い捨てた。この学園で捨て子手前の娘に関わる男は遊びたいだけの糞野郎か、気の毒な少女を助ける趣味に酔っている花畑野郎しかいない。花畑野郎は拾った後を自分の将来含めて考えていないのでマジでやべぇ。

 入寮した時に先輩方が口を酸っぱくして言っていた。「迂闊な男に気を赦すな」「股がゆるいと思われたら口もゆるいと思われる」「ゆるいやつは就職できん」「しかも縁者もそんなのかと疑われる」自分や先輩の就職のためには謹み深く生きるべきなのだ。


「契約婚してくれたら報酬つきでクソ実家から出れるよ。貴族法二十四条第七項婚姻による離籍」

「それは考えたことはありますよ。あまりにリスキーなので却下しました。男に頼るな。まずあやしめ」

「とても素晴らしい教育だと思う。先輩かな」

「あの、私、却下してるんですけど」

「だからこそ、なおのこと、勧誘してる。俺と結婚してすぐ離婚して欲しい。初婚を捨てさせる負い目の分は金銭で補填する。契約書を作ってもいい。少なくとも冒険者偽装死よりは穏便に籍がぬける。とりあえず弁護士も呼ぶから話だけでも聞いてくれないか。こちらの事情は契約するまで話せない」

「……話だけでしたら」






「あの野郎、タダじゃおかねぇ」

 後日、弁護士事務所で契約を済ませたアンナは一人で唸り声をあげた。使用人生活で揉まれた荒い言葉が出ていたが注意するものはいない。

 あの野郎、先ほど婚姻届と離婚届にサインした サロモンをこのままにしてやるものか。




***



 サロモンは貴族の中では珍しい類いのワケアリ物件である。一般的なワケアリはアンナ嬢のような先妻後妻相続案件とか、不出来な後継者とか、婚約者がドカスとか、身内が不正しているとかよくある話で解決法もよくあるやつである。サロモンはちょっとばかり違う。どうしてもアンナ嬢のような貴族位や初婚を捨ててでも家から縁切りしたい令嬢が必要だった。だから報酬は惜しまなかった。


「婚約の手付金としてアンナ嬢名義の物件を用意する」

「物件?」

「賃貸物件だ。税金や維持費差し引いても一人身の庶民が生活困らないくらいの収益は見込んでる。実家と縁切りする君への生活保障だ」


 弁護士の事務所にやってきたアンナ嬢に畳み掛けるように物件の利点や先々の損失リスクの低さや、彼女が計画していた偽装死方法のリスクの高さをプレゼンし、さあサインをくれと促す。

 きちんと守秘義務のことも含めて話して胡乱な目で見つめてくるアンナ嬢からサインも貰う。サロモンがこんなけったいな方法をとった理由も話せるわけだ。口約束とはいえ反故にはしない。


「僕は本命にプロポーズしたいが実家が問題だから結婚即離婚して父方の家から離籍したい」

「相手は平民なんですか?それにしたって離婚歴がある方が勝算低いですよね?」

「や、相手も貴族」

「え???」

「俺の母上の仕事は公妾なんだ」

「えぇッ」


 公妾、つまりは王族専属な妾。

 サロモンの父は王太子なのだ。回復魔法や魔法薬学の発展で王族の健康寿命は長い。前の陛下は六十七歳まで在位しており、今の国王陛下は五十六歳。王太子は三十六歳である。

 公妾は夜の作法を教えるが後継者問題を考えて避妊をしている。子ができたとしても継承権はないと王室典範にも明記されている。しかし、王太子は幼少期に熱病煩っていたことが王太子指名後に発覚。子供が作れるかが危ぶまれた。当時の情勢から別の王族を王太子にするわけにもいかず、秘密裏に王太子妃と公妾どちらでも構わないからとにかく子をもうけよと密命が下った。幸いにも王太子妃が身籠りややこしい裏工作はいらなくなった。問題は公妾の産んだサロモンの立場である。

 表向きにはサロモンは王太子妃の乳母の産んだ子供とされていた。公妾は仮の名前だけは存在しているが、表に顔を出すことはない。サロモンの母も権利掌握に興味はなく学問と芸術とお気に入りを愛でたい趣味人だった。サロモンが産まれてお気に入りは王太子からサロモンにシフトしている。あくまでサロモンと母は王室に気に入られている母子という立場を貫いていた。


「もちろん、父方の継承権はない。でも結婚相手の血筋によっては対抗勢力扱いされかねなくて許可が降りない。離籍しないとスタートラインにすら立てない」


 問題は、サロモンが惚れた相手が建国からの重臣辺境伯の娘であったことだ。辺境伯には跡取り息子がいる。それでも王の血筋が求婚しただけで国内の政治情勢が動く。王太子妃からやんわり諦めないかと言われたがサロモンは拒否した。

 ならば、どうあっても王籍に戻れないようにしたあとで求婚する。それでふられたら諦めがつく。


「ひぇ、マジもんの実るかわからん愛のために身分捨てるやつじゃん!真実の愛じゃん!!え?大丈夫なの仕事とか、暮らしとか、色々」


 アンナ嬢は先ほどまでの胡乱な目つきからうってかわって目をきらめかせて身を乗り出してくる。そういえば彼女も感情的な気質の多い東部育ちだ。他人事ロマンチックは好きなのだろう。


「結婚後で離婚が一番穏便な離籍なのはそっちも知ってるはずだ。偽装死はバレたら籍が戻されるし、下手すると護衛関係者の首が物理で飛ぶ。家長が怒り狂うような離籍は負債が山積みになる。離籍後の仕事も使用人雇える程度の暮らしを維持するための試算はしてる。その過程で君の報酬も用意した。貴族子女の人生ぶっ壊して土台にしてるのは外聞憚るので協力は惜しまない」


 サロモンは母方の血筋で頑丈さと魔法には自信があり、まぁ、コソコソ冒険者やって稼いでいた。王家の血筋で英雄的な活躍したらまた継承権だのなんだの厄介なことになるの間違いないのでコッソリと。ダンジョンの出入口で寄せ集めたパーティーでダンジョン踏破したのは不味かった。適当な所で引き返せばよかったのにリーダーが馬鹿みたいに強かったのと、リーダーが暇もて余していたせい。完全に叙爵案件だったがリーダーは爵位よりも就職予定の冒険者ギルドで治療士しながら飼い猫愛でる暮らしを変える気はなく、他のパーティーメンバーもダンジョン拾得物で研究優先したいやつとか、近所で評判のホラ吹き呑兵衛だったので三十五年ぶりのダンジョン踏破は隠蔽された。


「これも報酬になるかもしれないが、ボン伯爵家は伯爵の親戚に代わりに継いでもらうことになってる。今のボン伯爵は貴族ではない木っ端役人に左遷だ。次の伯爵とも話はついている」

「え」

「今のボン伯爵には後継者含め爵位を持つものとしての判断能力に疑問があると押し通した」

「そんなに簡単にできるんですか」


 これを彼女が出来たら契約なんてしてねぇのだ。父方の親戚に「私はボン伯爵家の爵位はいらねぇからあのクソ実家と縁切りさせてくれ」と訴えて終了だったらやっていた。しかし、領地だけはまともに経営していた伯爵を一介の役人でしかない親戚が引きずり下ろすことはできない。

 普通なら。


「ゴルデリオンでアンナ嬢の異母妹に苦情が出ていたのが大きい。異母弟が視界に入れたくないと言っていた」

「……確かにワガママだとは思いますけど他の貴族の顔色くらいはわかるのでは?入学前に家庭教師はきていましたよ?」


 アンナ嬢はゴルデリオン学園での異母妹を知らない。サロモンも話を聞いて耳を疑い何人にも確認したが同じ答えしかかえってこなくて困惑した。それくらいにヤバい。ダンジョン踏破とは別ベクトルのやばさがあった。


「君の異母妹は僕の異母弟に気に入られようと大食堂で毒味済みだと言って食べかけの菓子を差し出してきた。歯形のついたマカロンだそうだ」

「ひぇ」

「さすがに爵位を継がせるのは心配になるだろ。まだこの時点では初めて王子に会い興奮し過ぎただけだろうと判断された。クラス委員がアワを食って回収して言い聞かせてたから、クラス委員の顔を立てて厳重注意で済ませた」

「その時点では……」

「まだある。かなりやばいぞ」


 サロモンも幼馴染みのクラス委員が半べそで愚痴るのでようやっと信じたレベルのヤバさだった。


「……まだ……ある…?」

「茶会の授業で床に溢した水を子爵令嬢にスカートの裾で拭えと言っていた……学園の使用人が控えていたのにだぞ」

「ああ、家でも似たようなことを後妻がしていたので学習したんでしょう」


 完全にアンナ嬢を粗雑に扱っていたことが裏目にでている。一見格下だからといって何をさせてもいいわけがない。貴族の利害関係は複雑に絡んでいる。公爵の孫が子爵令嬢していたり、侯爵令息の親友が男爵令息だったり、侯爵が溺愛する娘の病気の治療薬を領地でみつけた貧乏伯爵とか、爵位が下でも装飾品が質素でも、とんでもないコネが飛び出してくるのが貴族社会。だから学園では「紳士淑女でいろよ!!」としつこく言い聞かせる。背後関係詳しくないなら真面目にしておくのが一番。


「子爵令嬢は公爵の末孫で侯爵子息がぜひにと婚約を熱望した才女だったんだ。愕然としたクラス委員は手に紅茶を注いで医務室に運ばれた」

「かわいそうなクラス委員」

「他にも男爵令嬢から婚約者のプレゼントを取り上げようとしたり、侯爵令嬢と婚約済みの子爵令息にコナをかけたりとやらかしまくってな、クラス委員は心労がたたり血を吐いて倒れた。かわいそうに」

「かわいそうに」


 サロモンはダンジョンでとれた胃腸に優しいお高い果物持って幼馴染みの見舞いにいった。話を聞くだけでも同情してあまりある気の毒さだった。


「茶会事件の段階で子爵家から苦情はでていた。ボン伯爵が謝罪するなり学園から一時回収して『修道院でしばらく反省させます』くらいしておけば赦されたが、どれもなかったので被害者の会はまとまった。クラス委員の婚約者が取りまとめている」

「あの実家なにやってんだ……」

「後妻が握り潰していたらしい。まあ、後妻も娘もボン伯爵に管理責任はあるから左遷は避けられない。完全に巻き添えの君の離籍が済んでから始まる予定だ。君が離籍できていないと君を責任者に仕立ててボン伯爵達が逃げかねないからな。計画実行は卒業式の一月後。邪魔はしないでくれ」

「私は……この契約に頷いていなかったらどうなっていたんでしょう」

「巻き込み事故というのはわかっているから大幅減刑。君は本当の所は使用人の娘で、雇い主に言いくるめられて娘のフリをさせられていた。実害を出していない庶民なら修道院の手伝い半月の社会奉仕刑が妥当だ」

「本物の長女は?」

「失踪ということになる。さすがに殺人の冤罪を着せるのは良くない」


 被害者の会は無関係なアンナ嬢を慮って、ではなく、確実にボン伯爵たちを仕留めるために動いていた。アンナ嬢の離籍は寸での所で異母姉が難を逃れたら憎い相手が悔しがるだろうという嫌がらせである。サロモンは幼馴染みの愚痴をきいて便乗半分、家の事情で気の毒だと同情半分でアンナ嬢を選んだ。


「オプションプランは教師派遣。庶民生活は保証するけどもっといい暮らししたいなら教師派遣するから狙ってる領地の役人や教職や商会の就職試験が有利になる。まあ希望があれば職人への弟子入りの口利きもする」


 全て他人の手のひらの上、アンナ嬢には不愉快なことだろう。サロモンだって被害者の会のやりように思うところはある。しかし、ダンジョン踏破できてもどうにもできねぇことはある。

 サロモンは慰謝料の一部として婚約腕輪をアンナ嬢に贈った。



***



「このままなんてまっぴらよ!!やり返してやるんだから!!」


 アンナは東部気質といわれる「やられたらやりかえせ!絶対ザマァ!」な精神をもっている。異母妹のように家の中だけでのお姫様しておらず、同僚の顔色伺いや姉さま方の薫陶を受けてきた彼女の社会性は高かった。彼女はサロモンの惚れた相手を突き止めていた。

 サロモンはアンナが貴族関係に疎いと甘く見ていたが、アンナは馬鹿ではないし行動力もある。サロモンの言動からして惚れた相手の様子を伺う方法無いわけがない。ゴルデリオン学園の様子に詳しいことからしてそちらに在学しており、婚約者がいないもしくは業務的な関係の高位の令嬢なのだろう。

 女子の情報網を駆使すれば三日待たずに候補は絞れた。







 卒業式から半年後、アンナは東部の辺境伯領の商業ギルドに勤めていた。最近、辺境伯の娘が婚約してあれこれ発注がかかって忙しかったのだが一段落しようやくの休日。カフェで軽食をつまんでいれば半年ぶりの知った顔、サロモンだった。

 全力で走ってきたようで汗だくである。


「マジかよ!君!マジでか!おい!あの腕輪!!」

「あの赤い宝石ポコポコ埋め込んで百合十字に翼乱舞で無駄に太くて筋力養成機能でも付いてそうで入団一年目の騎士が考えた最高にカッコいいデザインの腕輪。訴えられたら負けるレベルでクソダセーけどだいちゅきな辺境伯令嬢がモチーフなんでしょ?」

「君さぁ」

「一方的に施されるなんてムカつくからご令嬢にサロモン様のいいとこいっぱい布教してやったぜイェーイ!!」


 施されっぱなしは癪なので、色々偶然装おって東部辺境伯令嬢にあることいっぱい教えておいた。サロモンとアンナは同じ学校であったので提供できる話題はなかなか多かった。実家の伯爵家始末の邪魔するなとは言われたが、ご令嬢に情熱的な真実の愛捧げっぱなしの男の学園での暮らしぶりを話すなとは言われていない。東部の女はコイバナが好きなのだ。


「まあ、あのご令嬢はだいたい知ってたっぽいけどな!!爆発しろ!!」


 ご令嬢も昔からサロモン大好きだったらしい。まあ昔から家庭事情以外の障害はなかったのだ。爆発しろ。


「君へ送ったはずの腕輪つけてデートにこられて反射的に土下座したわ!あれは売った時の素材の金額重視で製造したんだよ!婚約腕輪の正しい用法だぞ!!」


 アンナは心からの笑みでデザインセンス論外の恩人を祝福した。


「サロモン様が他所の女に送ったクソダセー腕輪ですら回収したいってめちゃくちゃ愛されててよかったですね。そういうとこだぜこの野郎。いい金額で買ってもらえたわ!ありがとう!そしてザマァ!」


登場人物


アンナ→恋はするより見守ったりしたいタイプ。


サロモン→恋に後先計画しながら全力投球するタイプ。


サロモンの嫁→アンナのコイバナをきいて衝撃でゴブレットを握り潰せるタイプの淑女。彼女もサロモンと婚約するために水面下で色々やってた。反響あったら彼女視点も書きたい。


サロモンのパーティー→ほんとはここのリーダーとねこちゃんメインのファンタジーにしようかと思ってたけどアンナちゃんが主役をかっさらった。

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